昨日、友人とR君のお見舞いに行ってきました集中治療室の中なので、とりあえずR君のお母さんに会うのが目的でした
病院に行くと1階にご両親、お兄さん、おばあ様が2人、叔母様、お母さんの妹夫婦・・・一族集団で椅子のところに座っているところに行き当たりました
いかに深刻な状況だったかということでしょう
そこで初めて詳しい状況を聞いたのですが、中学時代の仲良し4人で、壱岐という島に泊りがけで遊びに行ったのだそうです
壱岐は私も行ったことがありますが、海が綺麗で海産物も美味しいすごくいいところです
泳ぎがあまり得意ではないR君が溺れた状況は本人も記憶がない様なのですが、それに気がついた友達が沈みかけたR君を下から押し上げ、他の2人が横から支えテトラポットの上に引き上げました
すでに意識のなかったR君に2人が付き添い1人が近くの民家に走り救急車を呼んでもらったそうです
R君が意識のなかったおかげで、助けようとした友達もしがみつかれず海から上がることが出来たのも1つ目のラッキー
携帯ではなく、民家から電話してもらったのもより早く救急車に連絡できたという2つ目のラッキー
救急車の判断でドクターヘリを呼ぶことになり、すぐに来てもらえたの3つめのラッキー
なんとこの日は9月9日救急の日で、体制が整っていたらしいのです!
そういう中、状態は深刻で、万が一助かっても植物人間になるかもしれないとまで言われたそうですが、こうして意識を回復し、手足も動き、会話も出来る状態にまでなったのですから、不幸中の幸い、彼はついていたのかもしれません。
「救急の日だったのよ」と笑顔でジョークが出るようになったのもつい昨日のことなのです
このことで、救急車に電話をするのは固定電話の方が早いことをはじめて知りました
R君を助けた仲間はすばらしいチームワークで動いてくれました
この友達が中学時代の友人ということも、親に早く連絡が入った要因なんです
大学の友人だと、親はあまり知らないし、反対に子どもたちから見ても、お母さんに連絡するすべも分からないわけです。だからこれも4つめのラッキーだったのですね
無事命が助かって、どんなにうれしかったことでしょう
もともと仲良しではありますが、一生の友と言えるでしょうね
R君の、より早い回復を祈ります