ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

ベースDUOライブ6

2022-11-21 21:10:00 | ライブ
ベーシストの方には、岸さんの演奏方法の「タネ」が判りやすいという話から
「あの(ボディを)叩くヤツって、ついぞ出来なかったんですよ」と木村さん
岸さんが、手になさっていたマイクを置かれ
押尾コータローさんの「1人甲斐バンド」を彷彿させる?(笑)タッピングを実演なさると
「そう!ナンかすごい…それ、教えて貰いたいなと思って…」とおっしゃったんですが

岸さんが「これは、でももう…ずいぶん前ですけど、オーチャードの(公演)の時に
(コントラバスの)横を叩いてたんですよね」と
ここで再びマイクを置いて話し始められたので
若干、聞き取りにくいというか…「こういうのやってたじゃないですか?
ああいうの出来ないかなと思って…」と実際にやって見せるという形で説明なさったのを
文字で、ご紹介するのが難しいなあと…(苦笑)

ともあれ…「ナンか、最初はこんなこと、色々考えて…
(…と、コントラバスの『くびれ』のすぐ上辺りを叩かれ)
で、これだと遠いんで…で、まあ…」と指板の近くのボディを
右手の中指でノックするみたいな叩き方を披露されたんだけど

軽く握った右手で、いきなり「ノック」なさるのではなく
手首を返される際に、もう一段階、何かアクションがあり
それは見て取れるものの、そのアクションで何をなさっているのか?は判らず終い…(苦笑)
気になる方は、ご自身で映像をご覧になって下さいませ…m(__)m

まあ、奥さんは、木村さんが「イイ~!カッコいい~!練習します!」
…と、おっしゃったのを聴いて「ビルボードツアーで見せて欲しい!
甲斐さんに『こんなの出来ます!』ってアピールして!(笑)」と申しておりました(笑)

それはさておき…岸さんは「すぐ上手になると思います」とおっしゃってから
マイクを手にされて「さて、残りわずかな曲となってしまいました
これは、木村くんを…もうね、もうアルコ(弓弾き)がとても難しいんで…

たとえ、途中で何かあっても、最後に木村くんがメロディーを取ってくれればバッチリだ!
…っていうことで、ナンか、あの…ジャズスタンダード『イン・ア・センチメンタル・ムード』
そして『ボーデル1900』…」と曲紹介を木村さんに振られると

木村さんが「イヤ、実は『タンゴの歴史』というのは『酒場』とか
えー『ナイトクラブ』とかって(いう楽章に分かれていて)…で、最後…『コンサート』…
『現代のコンサート』っていうタイトルが付いてるんですけど、それの1曲目ですね

何せ、これはオリジナルが、フルートとギターのために書かれた曲なので
ベース2本で…どうしても、どっちかがフルートとギターをやることになる…ハイ
頑張りますんで、あの…ハイ(笑)」と説明なさって
「楽しみにしております(笑)えー、この2曲で、今夜はお別れとなります
どうもありがとうございました」という岸さんの言葉に続いて演奏が始まり…

「イン・ア・センチメンタル・ムード」では
岸さんのおっしゃった通り、弓弾きの難易度が高いのか?
これまでずっと笑顔でいらした木村さんが、真剣な表情でメロディーを奏でていらしたんだけど
演奏が終わり「やりきった!」感あふれるお顔で、お互いを手で指し示して称え合われたあと
木村さんがピョンピョンと跳びはねられたことにビックリ!(笑)

甲斐さんのビルボードツアーでの「クールなグルーヴマスター」と同じ方だとは
とても思えないくらい(笑)感情を爆発させていらっしゃいました
もっとも、その直後に右肩をグルグル回しておられたし
身体的にも精神的にも、かなりの緊張を強いられる楽曲だったんじゃないかと…?

更に、ラスト曲「ボーデル1900」も、フルートとギターの音色を
コントラバス2本で再構築なさるとのことで
木村さんの両手の動きは目まぐるしいわ、岸さんはタッピングを連発されるわ
演奏の切れ目の一瞬に、木村さんが「ハァー!」と大きく息を吐かれるわ…で
場内からは、何度も時ならぬ拍手が起こるほどの大熱演♪

ステージが終了すると、岸さんは「素晴らし過ぎる!木村将之くんで~す!」と絶賛され
木村さんも満面の笑顔で「岸徹至!パンチャー!」とお返しになり
もちろん、大きな拍手を贈っていた観客の皆さんからは、アンコールを促す手拍子が起こり
それに感謝の意を表されたあと「あのー、ちょっと水を1杯飲みたいくらいでしてね
もし…ホントに水を1杯…」と岸さん(笑)

まあ、大声で歌われた訳ではないとはいえ、これほどの熱演のあとですもんね?(笑)
そのお水が届くのを待つ間「ナンか…あのー、ナンか告知みたいなもの、あったりします?」
…と、木村さんにお訊ねになると、木村さんは「えーとー…ないですね!(笑)」と一言(笑)

でも、ホントに予定がないというより、演奏を終えられたばかりで
告知をなさるのも億劫というか、今この瞬間の喜びを噛みしめていたい…といったご様子…?
それを見て取られたのか?岸さんが「潔い!いっぱいホントはあるのに…(笑)
どれを取っても…ねぇ、ナンかね?」と水を向けられると

「ここ…あのー、ナンか、ライブハウスとか結構珍しく、先月今月とあったんですけど
すごい珍しくて…これ以降、ちょっと予定がないんですけれども
僕のシステムは基本、ナンかこう…えーと、舞台の上だったり下だったり…」と木村さん

「…というと、演目とかは?」という岸さんの質問に
「演目は、これからは、シアター・クリエ『ベルベルランデヴー』っていうヤツとか…」と
ようやく(笑)スケジュールを明かされたものの
「そこに行くと、木村くんのベースが聴ける?」との質問には
「聴けるけど見えない(笑)」とお答えになり(笑)

岸さんも「あっ、見えないヤツなんですね?昨今、そういうのが多いですね、下の…
(『袖!(笑)』と木村さん(笑))…袖…ああ、僕がやってる…
今は、舞台裏なんでね、ナカナカですね、表には…」と
「サポートあるある」的なお話をなさっていたトコへ「あっ!水が来ましたね」

…ということで「イヤー、これはちょっと、一息貰える」と、お二人が喉を潤されたあと
岸さんが「イヤー(今回の)ライブ…こう…最後の最後で、木村くんに負担をかけるというね
『しまった!』と思って…ナンか、1回やってみて…だいぶ負担をかけてしまって…」
ベースデュオライブの構成を振り返られると

木村さんも「メロディー…メロディーこんなに弾いたの、久しぶりですね(笑)」と
やはり、ちょっと普段とは違う形でのライブでいらしたことが窺える言葉を返され
「えー、良かったです(笑)えー、イヤ、ホント、次またね、出来ればいいなと…
スケジュール合わせるのが、一番難易度が高いんじゃないかという気がしております
(『岸さんも超絶スケジュールですもんね』と木村さん)

今年はナンか、その…中止になったものがね
2020年に中止になったものとかが出来たので…
まあ、こんなに忙しいのは今年で終わりじゃないかと思いたい!(笑)
(『じゃあ、またやりましょう!』)」…と、まるで楽屋での会話みたいでしたが(笑)

クラシックコンサートやミュージカルといった
基本的に、観客が声を出さないエンターテイメントが、ガンガン中止になり…って
木村さんなんて、今年に入っても、突然の中止を何度か呟かれていたし
そんな中で、多少の延期はあったとはいえ、中止にはなさらなかった
甲斐さんや甲斐バンドのライブってスゴくね?(笑)

それはともかく…岸さんが「イヤ、まあ、次の曲というか、最後の曲…
実は、ちょっと用意してしまいましたけども…
これはね、木村くんが僕をね、隣に誘ってくれたという…感動的な、すごい嬉しい
もう、こんな僕を誘ってくれて、ありがとうございます!という…」とおっしゃると

木村さんは「イヤ、ドキドキしながらお声がけしましたけどもね、もう大先輩ベーシストの前で…
(『快く…』と岸さん)…やって頂けて…演目から…(『その演目から…(笑)』)」と返され
最後は、岸さんが「『ベース2人でこの曲をやるのか!?』と…(笑)
タイトルは言いませんので『あっ!アレか!』と思って下さい
本日は、どうもありがとうございました!」と結ばれたあと

「あっ!ついでに…告知を忘れた!(笑)」と、ご自身のソロライブに触れられ(笑)
「という訳で、宣伝しました…では、お聴き下さい、あの曲です」と
アンコール曲として用意されていたのは「アナ雪・ありのままで」

ただ、誰もが口ずさめるくらいポピュラーな曲なのに、歌詞がないせいばかりじゃなく
ちゃんとメロディが奏でられているにも関わらず、あまりに原曲とイメージが違っていたため
ボクは、サビになっても「聴いたことあるんだけど、ナンだっけ?」とモヤモヤ…(苦笑)
ホントに申し訳ないやら情けないやら…(苦笑)

ともあれ…ライブが終わったあとは、演者のお二方それぞれに、観客の皆さんとフリートーク
木村さんが「ベーシストがいっぱい来てます!(笑)」とおっしゃったのは
ご自身の生徒さん達がお見えになっていたからだったみたいで、その皆さんと話し込まれたり
山田拓斗さんのお仲間のベーシストの方に、ステージに置かれた機材について説明なさったり

…と、お忙しそうでいらしたらしいんだけど
甲斐友さんが、タイミング良く声をかけてくれて、少しお話しすることが出来たそうです
ただ、奥さん魅惑の変身?(笑)の甲斐もなく
甲斐さんのソロツアー恵比寿公演で、木村さんの噂をしていたら
すぐ後ろに、当の木村さんがいらっしゃってビックリした話をバラされ「超ハズイ!」と奥さん(笑)

甲斐さんのライブ以外で、東京に遠征したのは数えるほどしかない…といった話をすると
「甲斐さんのライブは、どこでも行くんですか?(笑)」と訊かれ
「もちろん!全部行きます!(笑)」と答えたら
「じゃあ、また来年のビルボードで…」とのことだったんだとか…(笑)

そうそう!最後にご一緒に写真を撮らせて頂けたそうだけど
木村さんが「小顔」でいらっしゃるので、奥さんも甲斐友さんも
自然と木村さんより少し後ろに下がっていたらしい(笑)
…って、その写真を見せて貰ったら、確かに「横一列」ではなく
木村さんを頂点にした「三角形」になっておりました(笑)

余談ですが…木村さんは、その後ツイッターで
「楽しかったですー!写真撮り忘れた…
隣で次から次へとアイデアが湧いて出て来る岸さんのスーパープレイを特等席で堪能しました
アーカイブもあるので是非!(これ私も見たかったら買わなきゃかな?)」と呟かれ(笑)

岸さんも、11月11日に…「今日はベースの日♪
そんな日に聴くのにピッタリな『木村将之&岸徹至 Bass duo』
ジャズ・スタンダードやJames、Minuano、ピアソラからオリジナルまで
幅広いレパートリーに加えて『Let it go』も
ベースだけでどうやってるの!?と思った方…アーカイブはこちらです♪是非!!」…と呟かれ

また、木村さんも「ベース2本って音低くて少なくて聴くのちょっとツライのよねー
というのが多い中、ちゃんとサウンドするように、しっかりアレンジされつつ
ジャズ的な即興心も溢れた、良いデュオになったかと!
映像も音も配信の中ではかなりいい感じでした。アーカイブでどうぞ!」
…とプッシュなさってましたけど、またの機会があったら
奥さんは迷わず参加するんじゃないかと…(笑)
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ベースDUOライブ5

2022-11-20 15:10:00 | ライブ
岸さんが両手で「どうぞ!」という風に促され
木村さんのソロから「ブルー・モンク」が始まり
ご本人は至って楽しげに演奏なさってるように、お見受けしていたんですが
いわゆる「聴かせどころ」というんでしょうか?
山場らしき箇所を弾き終えられると、場内から拍手が起こり

続く「ドッペルゲンガー」では、岸さんが、全ての弦を押さえるように
右手の手のひらで、弦をタップなさったり
ドアをノックするみたいに、右手の中指でボディを叩かれたりして
その熱演ぶりに、観客の皆さんだけじゃなく
木村さんも「ヘイヘイヘイ!(笑)」と掛け声をお掛けになったりと、かなりの盛り上がり♪

我が家は、岸さんが「ソロベース」でライブをなさっていると知った時に
「どんな風にやってるんだろう?」と不思議に思ったんだけど
このタップや「ノック」を披露なさっているのを拝見して
「ああ!押尾さんの『1人甲斐バンド』状態と同じなんだ!」とナットクした次第…(笑)

例の押尾さんのライブでの「メンバー紹介」…
「ドラムス、押尾コータロー!ベース、押尾コータロー!…」みたいな…(笑)
イヤ、でも、やっぱりフツーの腕前じゃ出来ないってことですよね?

そして、3曲目の「レディース・イン・メルセデス」が終わると
「えー『ブルー・モンク』『ドッペルゲンガー』『レディース・イン・メルセデス』と
3曲続けてお届けしました」と岸さん
「えーと…そう!今回、結構…半分くらい、曲をね、持ち寄って…だったんですけど
次の曲は、今日のために1曲書いてみました」と明かされ
観客の皆さんと木村さんから盛大な拍手をお受けになり

「これはもう(今回のライブが)決まった時から1曲…
デュオで、新曲を書きたいという気持ちがあるんですけども
僕は、あのー、ナンて言うんですか?夏休みの宿題もそうなんですけど
ギリギリまで出来上がらないタイプで…(笑)
まあ、だから木村くんには、ものすごい迷惑をおかけしたんですけれど…

あのー、まっ『作る』とも言ってなかったんで…自分の中では、ちょっと1曲…
せっかくだから、ナンか、あのー『オリジナルを書きたいな』と思ってて…
で、完成したのが、博多の(オーケストラ)ピットの中です(笑)…(『ほおー!』と木村さん)
もうそこまで持ち越して…もうリハーサル…東京に戻って
もうあとちょっとしたらリハーサルだ!っていう時に、ピットに入りに行って

ちょっと弾いてたら、まああの(このライブの)冒頭にあるパターンが
『ああ、これ、イイんじゃない?』って、ナンか、僕は…
あのー、アレです…『穴熊』で出て来た『省エネパターン』なんですけど
これをベースに…ベースっていうか土台にして膨らませたらイイんではなかろうか?
…ということで出来た曲でしてね」と説明なさってましたが

「これをベースに」との言葉が、お二人の奏でられている楽器のことではなく
「土台」という意味でおっしゃったものだということに
ナンか暗示的なものを感じてしまいました(笑)

木村さんは、このご説明をお聴きになって、興味深そうに譜面を眺めていらしたと思ったら
最後には、上体を倒し、お顔を譜面にグッと近づけ、しげしげとご覧になっていて
改めて「省エネパターン」の形跡を辿られているご様子…?

岸さんも、ご自身の譜面に目をやられ…「あのー、タイトル…まだ決まってないんですね
だから『ベースデュオ』としか書いてない…10月29日に書いたみたいですね…
(『ほおー!』と木村さん)…どうやらね(笑)日付だけは書いてありましたね
まあ、ゆくゆくは…これも仮に、木村くんが…くらいの達人じゃないと弾けない

…と思って書いているので、あの…簡単には…
これ、ベースデュオなら誰とでも出来る訳じゃないんで…
あのー、まっ、気が早いですけど、また次、機会があったら、また持って来ますし
その時には曲名がね、決まってるといいんだけどね
今日は『ベースデュオ1029』として行きましょうかね、ハイ…えーと…お聴き下さい」

…と、出来立てほやほやの新曲を紹介されると
木村さんは、軽く弓で音出しをなさってから演奏スタート
確かに「穴熊」の時と同じように、ギターリフみたいな、旋律の繰り返しがある曲でしたが
こちらはマイナー調というか、かなり緊張感が漂う感じで

ズブの素人の我が家には、どの辺りが「木村くんくらいの達人じゃないと弾けない」のか?
皆目判らなかった…っていうか、木村さんが相変わらず楽しげに演奏なさっているので
難易度の高さを計りかねていたものの、途中で時ならぬ拍手が起こり
「ああ、今のところがスゴかったんだなあ」と…スミマセン(苦笑)

演奏が終わると…「えー、まだタイトルのない曲ですが
今日のために書いた曲でした、ハイ」と岸さん
「…うん!思ったより上手に出来ましたね(笑)…(木村さん大爆笑(笑))
えー、うん!さすが!さすがって感じですね、木村くん、ホントに…
お互い、褒め合ってばかりいるなって感じですね、今日は…(笑)
(『褒め合いましょう!』と木村さん(笑))
ホントに!ホントにスゴイんでね、もう…」と、おっしゃってましたが

「上手に出来ましたね」という、ちょっとおどけたようなご感想とは裏腹に
…って、このライブのリハーサル日の少し前に書き上げられた曲ということで
木村さんはもちろん、岸さんご自身も、じっくり弾き込んで臨まれた訳ではないでしょうし
ほぼほぼ「ぶっつけ本番」的に演奏なさってみたら、かなり手応えをお感じになられて
静かに高ぶっておられたような気が…?(笑)

奥さんは、この「ベースデュオ1029(仮)」が、ずいぶんと気に入ったみたいで
いつかリリースされたらゲットするつもりらしい(笑)
ボクは、岸さんがこの曲にどんなタイトルをお付けになるのか?興味津々ですけど…(笑)

その岸さんに大絶賛された木村さんが…「岸さんが今回…
僕、今日はオリジナルの曲は持って来てないんですけど
岸さんは、すごい、オリジナル精力的に書かれてますよね」…と返されると

岸さんは「うん、そうですね、最初はあまり書いてなかったんですけど
ナンとなく、そう…やっぱ、自分の曲を何曲か入れたいなあって思い始めてから
なかなか書かないんですけどね(笑)
(『いえいえ、多い方じゃないですかね?』と木村さん)
そうですか?うーん…まあ…でも、木村くん、書いたりは?
(『僕は少ないんじゃないかな?最近は、めっきり書いてないです』)

ホントですか?…(『ハイ』)…まあ、忙しいんだよね
(『人の…人の曲を弾くのが好きなんだと思います』)…ああ、そうなんですか?
まあ、でも、いずれ気が向いたら、デュオの曲でも1曲…(笑)
(『そうですね、ハイ』)…ぜひぜひ!…(『岸さんの曲を弾くのが、すごい今日楽しいです』)
ありがとうございます!ホント、ありがとう

まあ、でも、こう…ベーシストにはこう…タネが判りやすいっていうね(笑)
『ああ、このポジション使えば出来るのね』みたいな…結構判ると思う
まあ、ベーシストが観に来てたりするんですか?今日は…?
(『いっぱい見えます、姿がいっぱい見えますね(笑)』)

…だと、もう…『あっ、こういう省略するパターンでもカッコいいのが出来るんだな』
…みたいなタネは判りやすいと思います」とおっしゃってましたが
配信映像では、このお二人が演奏なさっている、その手元がバッチリ映ってるので
ベーシストの方にとっては、教材のような役割を果たしているんじゃないかと…?(笑)
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ベースDUOライブ4

2022-11-18 15:14:00 | ライブ
「ステラ・バイ・スターライト」が終わると
岸さんが「えー『ステラ・バイ・スターライト』をお送りしている最中に
どんどんベースの身長が下がって行くという…
これって『あるある』ですか?たまにあります?

ちょっと、僕、ちゃんとカチッとハメてなかったんですね
(『伸ばしましょう(笑)』と木村さん)…伸ばします
じゃあ、ちょっと、お喋り…あのー、木村くんに任せて…(笑)」と
マイクを置いて、エンドピンを伸ばすために、かがみ込まれたものの

木村さんが「『あるある』ですね、たまにあります」とおっしゃったトコで
オフマイクのまま「これ、ナンで本番の時になるんでしょうね?
リハの時に、こういうことは起きて欲しいですよね」と続けておられました(笑)

木村さんが「スタジオで、レコーディングしてる時とかに…
静かな所でとか、ガーン!とかありますね」と話されたのを聴いて
奥さんは「ビルボードのライブ中に『ガーン!』ってなったら
たぶん、アタマからやり直しになるんじゃない?(笑)」とクスクス(笑)
笑い事じゃないんだけど、それくらい大きな音が響いたそうです

ともあれ…「ハイ、大丈夫です!ちゃんと締まってると思います」ということで
岸さんが「次の曲は…あっ、お互い1曲ずつ…えーとー、持って来た感じですね
パット・メセニーの曲をやるんですけれども
あのー、木村くんが、えーと…まず『ジェームス』っていう曲を持って来てくれていて

で、僕は、あのー、ナンて言うんでしょうね?
あのー、最初にこう…デュオやろうと言った時に
『あっ、じゃあ、この曲どうだろう?』って言って…あのー『ミヌアノ』っていう曲をね
『そうそうとやろうよ』って言って、木村くんが『あっ、イイですねぇ』って言ってくれたのに

譜面が出来上がるのが、つい一昨日くらいっていう…
非常に申し訳ないシチュエーションにはなってしまったんですけども…
ジェームス・ミラーのね、お届けしたいと思いますけどもね」と紹介なさると

木村さんは「ハイ、あのー『ミヌアノ』は、自分のバンドで、あの…やったことがあるので…
あのー、これ、実は、高校生で…吹奏楽部っていうか
ビッグバンドみたいな所で演奏始めたんですけども
その頃に、先輩たちが弾いてて…『ミヌアノ』を…青春の曲です(笑)」と明かされ

「ああー、そうなんですね?じゃあ、何から何まで把握してる感じですね?もうね」
…という岸さんの言葉に「把握してます!(笑)」とキッパリ(笑)
ただ、岸さんが「じゃあ、僕の強引なアレンジも、よく判ってるってことですね?」と返されると
「でも、まさか、ベース2本で出来る日が来るとは思いませんでした」とおっしゃってました

そして…「このお届けしてる…ちょうど1stステージの終わりですね
2曲続けて、えー、ジェームス・ミラーお届けします」と岸さん
演奏を始められる前に、オフマイクで、木村さんに「もしかしたら…」と何やら告げられ
木村さんが「うん、うん」と頷かれてから、演奏スタート

「ジェームス」は、木村さんのセレクトということで?木村さんがメロディーを担当され
…って、甲斐さんのビルボードライブでお馴染みの?
コントラバスを抱き抱えるような姿勢で、華麗な指さばきを披露なさって

続く「ミヌアノ」では、岸さんと交互に弓弾き合戦
岸さんのソロパートになると、そのプレイを楽しげにご覧になりながら
ご自身のコントラバスの側面を、パーカッションのように叩いて
リズムを取られるシーンも見受けられました

演奏が終わると…「木村将之!」「岸徹至です!」と、お互いに相手を指し示され
岸さんが「それでは、しばらく休憩させて頂きます
ごゆっくりお過ごし下さい」とおっしゃって、1stステージ終了…

「花道」沿いの席から、お二人に大きな拍手を贈った奥さん
甲斐友さんと感想を話していた時に、後方からやって来られた女性が
奥さんのそばにしゃがみ込まれたらしく「えっ!?」と驚いていたら
スマホで岸さんのコントラバスの写真を撮り始められたそうで
「こんなに熱心なファンの人がいるのに、私なんかが『かぶりつき』の席でゴメンなさい」と
ひどく申し訳ない気分になったんだとか…(苦笑)

それはさておき…しばしの休憩のあと、お二人が再び「花道」をお通りになり
ステージに上がられると…って、客席より高い位置にある訳じゃなかったようですが
軽く音出しをなさってから、岸さんが「えー、お待たせしました
2ndステージの方、始めたいと思います

あのー、たぶん、今日これだけ低音を聴けば
3ヶ月くらい低音を聴かなくてもいいんじゃないか?っていうくらい
低音を浴びて、お帰りになることと思いますけれども…(笑)」とおっしゃってましたが
それほどたっぷりと低音を浴びる機会は、そうそうないんじゃないかと…?(笑)

「あのー、次にやる曲は…ちょっと3曲連続してやろうと思うんですけども
えーと…ジャズのスタンダード、セロニアス・モンクの書いた
『ブルー・モンク』という…ブルースですね…という岸さんの紹介に

奥さんは、以前、甲斐報の名古屋ブルーノートのライブレポで
「往年の名ジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクは
サックス・ソロの間に最前列の客からタバコを貰って、火を点けて貰った」
「当時のジャズ・スポットの空気と距離感」に触れた一文があったことを思い出したらしい(笑)

ともあれ…岸さんが「えーと…そして、えーと…『ドッペルゲンガー』
これは、僕のオリジナルなんですけど…まっ、そのタイトルは、あとで説明するとして…
えーと…『ブルー・モンク』『ドッペルゲンガー』

そして『レディース・イン・メルセデス』という…スティーヴ・スワロウでしたっけ?
(…と木村さんにお訊ねになり、木村さんが頷かれると…)スティーヴ・スワロウの書いた曲
3曲続けてお届けしますが、えー『ドッペルゲンガー』って、あの…見る…3人見る…
(3人)目を見ると、えーと、死ぬんでしたっけ?

あのー、自分とそっくりな…あのー、ナンですか?同一人物を…みたいな…
で、2人目は死なないのかな?(笑)よく判らないけど…
3人目に会うと死ぬとか、そういう伝説があるような、アレですね、ドッペルゲンガーって…

で、あのー、これはですね、去年…一昨年か?
コロナ禍の中で、あのー、やることホントになくなっちゃって…
あのー、そのCD…あの…まっ、入口に置いてあるんですけど…
ソロベースのCD、1枚目は2019年に出したんですけど

まあ、フツーだったら…その…何にもやることなかった20年にね
2枚目を出そうなんていうのは、まあ、狂気の沙汰なんですけれども(笑)
あのー、やることなさ過ぎて、ちょっと…いっぱい曲を書いたんですよね
10曲まるまる書く時間がありまして…で、えーと、そのCDに収めた曲なんですが

あのー、YouTubeで、自分でこう…ナンて言うのかな?二重に録…録画してですね
あのー、2人…エレキベースの人とウッドベースの人、2人っていうので
まっ『ドッペルゲンガー』を…というタイトルにした曲なんで
だから元々、ベースバトルとして書いた曲なんですけど…

そのエレキベースの人とウッドベースの人が
あのー、やり取りするっていう感じだったんですけど
いつか、ベースデュオをやることになったら、弾き…やりたいなあと思っていて
『いつか』が今日なんですよ!ハイ」と説明なさって、木村さんをご覧になり

木村さんが会釈で返されると…「ついに、念願かなってね、生ドッペルゲンガーが出来る…
1回だけ、サックスの人とやったことがあるんですけどね
それは、ちょっと違うんですね、僕の中では…
まあまあ、まあまあ、フツーにファンキーな曲としてやったんですけど

やっぱ、こう…ダブルベースでやってこその『ドッペルゲンガー』と思うので、ハイ
楽しみにしております…という訳で、えーと…『ブルー・モンク』『ドッペルゲンガー』
そして『レディース・イン・メルセデス』の3曲をお届けします」とおっしゃってましたが

先の「穴熊」や「藤井システム」といい、この「ドッペルゲンガー」といい
岸さんのオリジナル曲に対する思い入れというか、その発想がとても興味深いですねぇ(笑)
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ベースDUOライブ3

2022-11-17 15:17:00 | ライブ
木村さんが「Les raisins de la grand-mere」という曲を
「『おばあさんの葡萄』という意味になります『レーズン』です
レーズンのグランドマザーみたいなことなんですけども
あんまり曲と…イメージ湧かないですね(笑)」と紹介されたあと

岸さんが「そして、そのあとは僕のオリジナル『穴熊』を…
引き続き2曲続けてお届けします」とおっしゃって演奏が始まり…って
今更ながら、このレポは奥さんから聴いた話と
アーカイブ映像を拝見して、まとめさせて頂いてます

「レーズン」では、木村さんが弓弾きでメロディーをお弾きになり
「穴熊」では、同じ弓弾きでも、ギターリフのようにリズムを担当なさっていて
あまり大きく身体を揺らさないように堪えていた(笑)奥さんの視界の隅に
ヘドバンよろしく、座ったまま全身でリズムを取っておられる
「ベーシスト」の方のお姿が飛び込んで来たそうで
「私にあのリズム感があったら…」と羨ましく思ったらしい(笑)

でも、木村さんが、ずっと岸さんの方をご覧になりながら
ニコニコと楽しげに演奏なさっているのを拝見して
「こっちまで楽しくなっちゃう♪」と奥さん(笑)
ただ、岸さんが、このオリジナル曲の演奏中に、いきなり弦を全て押さえるように
右手の手のひらで「ボディ」を叩かれた時には
「おおっ!押尾さんみたいだ!」と、そのタップ音にビックリしたんだとか…(笑)

ちなみに…感性が豊かではない(汗)我が家は、歌詞がないがゆえに
「レーズン」にしても「穴熊」にしても、ナゼそういうタイトルになったのか?
残念ながら、よく判りませんでした…(苦笑)

演奏が終わり、大きな拍手が起こると「ありがとうございます」と岸さん
「2曲続けて…えーと、フランス語で言えないので
『おばあさんの干しブドウ』でよろしいでしょうかね?(笑)
…(と木村さんにお訊ねになり(笑)木村さんが笑って頷かれると)…ハイ、そちらと…
えー、僕のオリジナル『穴熊』と、2曲続けて聴いて頂きました

ベースだけといえども、色んな表情が出せるんじゃないかなと思いまして、ハイ
こちらとしては、すごい楽しんでおります(笑)…(木村さんも大笑い(笑))
あのー、お客さんも喜んで頂くことが、もちろん、一番大事なことですからね」と話され
木村さんが「なかなか、ベーシストにベース伴奏して貰いながら
自分でソロする機会っていうのはないですからね(笑)イイもんですよね」とおっしゃると

岸さんも「イイもんなんですよ!これが…(笑)
ナンか、やっぱり気持ち良いんですよね、すごく…
あのー、もう鉄壁のリズムで刻んでくれるの…ナンか…ナンだろうな?
ドラムもいるくらいの安定感で…(笑)」と
ステージ後方にドラマーの方がおられるような身振りをなさってましたが

奥さんが、終演後に甲斐友さんに聴いたところによると
木村さんは、絶対音感と天才的なリズム感の持ち主でいらっしゃるらしく
「そんな人の前で、ヘタに動かなくて、ホントに良かった~!」と胸を撫で下ろした(笑)一方で
「甲斐さんもきっと、ビルボードライブで気持ち良く歌えてるんだろうなあ」と思ったそうです

更に、木村さんが「この…この…スゴイっすよ!今日、ベース弾く人、ね?
この…ベースだけ(のライブ)なんで、ベース弾く人もご覧になって頂ければと思いますね
今、やって来た…このリフの…ね?意外と簡単そう…
これは、岸さんが考えたヤツですからね」と
ご自身のコントラバスで、コードを押さえて実演されながら、興奮気味に明かされると

「『省エネパターン』と僕は呼んでますけど(笑)」と岸さん
「イヤ、あのー、ね?すごい、これでカッコいいパターンが出来るっていうのを
きっと、今、真似したい人がいっぱいいると思います」という木村さんの言葉に

「あのー、どんどん真似して、全然結構ですから(笑)」とおっしゃってましたが
奥さんは、もうすでにこの技をマスターなさった木村さんが
次回のビルボツアーで、お使いになるんじゃないか?と期待しているみたいです(笑)

ともあれ…岸さんが「あっ!これは…タイトル…別にいっか?(笑)
『穴熊』ってナンだよ?っていう話が、もしかしたらあるかも知れないですけど…
(『そう言えばありました!ナンですか?』と木村さん)
あっ!そう言えば、木村くんって、すごい藤井聡太に…ちょっと似てるなんて話が…」
…って、以前にご本人が、藤井竜王とご自身のお写真を並べてアップされてましたよね?(笑)

その木村さんが「あっ!「『穴熊』って将棋の?」とお気づきになり
岸さんも「…将棋の戦法なんですよ、ハイ
この『穴熊』って、王様をね、徹底的にこう…金とか銀で囲んで
王手が絶対かからないようにするっていう…

まっ、僕はちょっと将棋熱が強いもんで、ハイ
たまに…他にもね『藤井システム』っていうタイトルの曲とか…(笑)
(『「藤井システム」ですか!?(笑)』と木村さん(笑))…ヤバい(笑)
まっ『藤井システム』ってヤバいんで『Fシステム』って名前にしてますけど…(笑)

たまに、ちょっと将棋の戦法をタイトルにしたりするんですけど
まさに今の『穴熊』って、ナンか王手がかかんない…っていうイライラを表してみました(笑)
今さら言うなよ!って感じですが…」
…と説明なさってましたけど、そう思って「穴熊」を聞き直してみても
「そう言えば『イライラ感』があるかも…?」くらいで、申し訳ないやら情けないやら…(汗)

それはともかく…木村さんが「そうなんですね…岸さん、自分で、ね?書いたメロディーだけど
これは『普段は弾いてない』って…」とお訊ねになると
岸さんは「そうですね、ボーカリストが歌ってるんで…
まっ、これを歌うボーカリストも、ちょっと変なんですけど…(笑)

まあ…そう、だから、ちょっとメロディーが意外と大変だったなと…(笑)
思いながらね、弾いてましたけど…(『カッコいいです!』)…イヤ、ありがとうございます
木村くんが弾いてくれると思ったから、これを立てたっていうことなんですよ」と返されてましたが
やはり、ベースという楽器で主旋律を奏でるのは難しいんだなあと…?

でも…「そう!あの…まあ、色んな曲…あるにはあるんですけど
次、ちょっとジャズのスタンダードを、お互い1曲ずつくらいはこう…
スタンダードを選んでやろうじゃないかっていうことになってまして…」と岸さん
「僕は、えーと…ジャズの、まあスタンダード中の王道ですかね?えっと…
『ステラ・バイ・スターライト』という曲を選びましたので、それをお届けしたいと思います」

…と、これは、さすがの我が家も「星影のステラ」というタイトルで知ってる曲でしたが
それでも、ベース2本だけで演奏なさるにあたって
技術的に必要とされたのであろうアレンジ以上に、全く異なった曲に聴こえました

岸さんは、コントラバスのネックの部分を
まるでギターを掻き鳴らすかのように弾かれたり、弓弾きを披露なさったり…と
時ならぬ拍手が起こるほどの大熱演でいらしたんだけど
…っていうか、その熱演ぶりにビックリしたのか?(笑)

映像には映っていないものの、奥さんによれば
途中で、コントラバスを支えている金属製の棒…エンドピンが弛んだらしく
ズン!って感じで、コントラバスの位置が下がったそうで
ちょっと弾きにくそうになさっていたんだとか…(苦笑)
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ベースDUOライブ2

2022-11-15 15:41:00 | ライブ
さて…やはり「甲斐時間」はなく(笑)開演時間になると、客席の灯りが消え
後方から拍手が聞こえ始めたかと思ったら、振り返る間もなく
奥さんのすぐそばを通り過ぎて、お二人がステージに上がられたらしく
甲斐さんのビルボード東京公演なら「花道」席だったことが判明(笑)

お二人が軽く「音出し」をなさって「いよいよライブが始まる!」と高まったトコで
木村さんが、ふと後ろを向かれ「えっ!?なに?」と思ったら
メガネケースからメガネを取り出し、お掛けになったそうで(笑)

そういえば…以前に奥さんが拝見したライブで
木村さんが、楽譜をご覧になるためにメガネを掛けていらした…と言っていたことを思い出し
木村さんにとっては、甲斐さんのビルボードツアーのように
暗譜なさらないといけない公演の方が、レアケースなんじゃないかと…?

まあ、甲斐さんご自身は、セットリストやメンバーの皆さんのお名前
それに、歌詞の一部をカンペで用意されてるみたいだけど…(笑)

そして、木村さんがフィンガースナップと共にカウントなさってライブスタート♪
奥さんは、ナンという曲なのかは判らなかったものの(苦笑)
「曲」そのものよりも、2本のベースで奏でられる「音」の豊かさ
…というか、その音色の美しさや力強さにビックリ!

まあ「ベースの音だけ」を聴くこと自体が初めてで
どんなライブになるのか?具体的なイメージを持っていなかったとはいえ
ベース2本のみということは、全部あわせても弦が8本しかない訳で、ナンて言うか…
「もっと地味な感じ」を想定していた(失礼!)トコへ、ガツン!とヤられたらしい(笑)

更に、甲斐さんのサポートをなさってる時には
「クールなグルーヴマスター」という表現がピッタリでいらっしゃる木村さんが
「それはそれは楽しそうに、ニコニコ笑いながら弾いてた♪」り

また、コントラバスを立てて構える際に、その支えとなるスタンド…
いわゆる「ヒップ」にあたる部分から出ている金属製の棒…を基点に
コントラバスを前後左右に揺らされ、爪先だけではなく
全身でリズムを取りながら演奏なさっていたり…と「まるで別人だった」んだとか…(笑)

そうそう!「リズム」といえば…ドラムやベース、パーカッションなど
リズムを司る楽器を演奏される方の目の前で
ヘタに身体を揺らしたり、リズムを刻んだりすることに「抵抗がある(笑)」と奥さん(笑)
甲斐さんのライブでは、自分だけ手拍子がズレている…といったことはないとはいえ

「リズムのプロ」の方がご覧になったら「コンマ何秒のズレが気になるかも知れない」と
いつもより、かなり控えめにしていたらしく(笑)…って
ビルボードライブでは「椅子に掛けたまま身悶えしている人間が何を?(笑)」とツッコんだら
終演後に甲斐友さんから「すごい我慢してたね(笑)」と笑われたというくらい
ホントに、相当おとなしくしていたみたいです(笑)

それはともかく…1曲目の演奏を終えられると
かたわらに用意されていたマイクをお持ちになった岸さんが
「こんばんは!」と挨拶なさってから、木村さんの方を指し示され「木村将之くんです!」
そのご紹介を受けて、木村さんもマイクを手にされ「岸徹至さんです!」とお返しになり

再び、岸さんが「あのー、何かの間違いだと思った方もいるかも?
『ベースが2台あるじゃないか!?』と…(笑)
あんまりね、フツー、こういう景色ってないんですよね

もう『Wブッキングしちゃった』とかね、そういうことで
『ベーシストが2人来ちゃった』って結構、大問題なんで、そうなると…(笑)
まっ、今日は、あえてベースだけで、えー、ライブをお届けしようという企画でございます
(『うん!』と大きく頷かれる木村さん)

イヤ、1曲目のこれは、木村くんが持って来て下さった…『アンディ・サイデッド』って…
あのー…トロンボーン奏者の『カーティス・フラー』の曲だったんですけども
ジャズもやりますが…今日はジャズを中心ですかねぇ…ジャズを中心としながら
まあ、色んなジャンルで…ベースで2人でどこまで色んなことが出来るのか?ということを
ちょっとお聴き頂ければと思います

あのー、この企画は、実はあの…『グレコ』さんの方から『やらないか?』と振って下さって
…(との言葉に『ほおー!』という表情の木村さん)…
あのー、今日のことは、木村くんが7月くらいに…あのー、最初にスタートしたのは…

コンサートで、2人で一緒に写っていた時の…あのー、写真を(SNSに)載っけたんですけど
それをこう…『グレコ』のママさんが見て下さってですね
『もし、よかったらデュオやらない?』みたいな…(『ほおー!』と木村さん)

僕、頭の中で『デュオ』っていうものがなかった…なかったんでね
やるとしたら、木村くんとやってみたいとは思ってたんですけど…
でも、こう…あの…忙しいので、木村くんが…
まあ、僕も、まあまあそこそこ忙しいんですけど…(笑)

『絶対、空いてないだろうな』と思って、スケジュールをね、お互い…
『ダメでしょう?』っていうのを…『今日どうでしょうか?』って言ったら…
イヤ、今日、別に、木村くん空いてた訳じゃないんですよ
昼間『アナ雪』弾いて来てますからね(笑)

だけど、昼公演だけだったんですよね、すごくラッキーなことに…
そのおかげ様で、今日の企画がこうやって実現したという…」
…と、この「ベースDUOライブ開催への道のり」を語られたそうですが

ミュージカル「アナ雪」の「昼イチ」…マチネのみの日って、水曜日に決まってるのかな?
奥さんが、甲斐さんのソロツアーファイナルの恵比寿公演に
「木村さんと(山田)拓斗くんが、サプライズゲストで来ないかなあ?」と考えたのは
当日(水曜日)の木村さんのスケジュールをチェックして、マチネのみと知り
「『アナ雪』が終わってからでも間に合う!」と思ったからだったんですよねぇ(笑)

まあ、木村さんは「ゲスト」として…ではなかったものの、ホントに来場なさっていた
それも、奥さんが甲斐友さんに「ゲスト説」を話していた、そのすぐ後ろにいらした(笑)…
なんて、ある意味、イイ線行ってたんじゃないかと…?(笑)

もっとも、奥さんは、このベースデュオライブに参加するにあたり
甲斐さんの恵比寿公演の時とは、髪型を変え、洋服も全く違うテイストのものを選び
存在感のあるメガネを掛け「別人」を装って赴いておりました(笑)

ともあれ…「ソロベース」で演奏される際などで、MCをなさる機会が多くていらっしゃるのか?
「トーク」は岸さんが担当されていたそうで…「色々な曲を聴いて頂きますけれども…
あのー、まっ、僕自身もずっと楽しみにしていたライブなので…
皆様より僕の方が楽しんでるかも知れません、ハイ(笑)

…という訳でですね、次、2曲続けてお届けするんですが
1曲目…僕、ちょっと発音できないんで、木村くん、ご紹介いただいてもいいでしょうか?」
…と振られて、ようやく木村さんの「声」の出番となり(笑)

「これはですね…」と譜面を覗き込まれながら
「あのー『Les raisins de la grand-mere』」というタイトルを
フランス語で披露されると「何度聞いても言えない(笑)」と岸さん(笑)
もちろん、奥さんもその場で正しく聞き取れた訳じゃなく(笑)

木村さんが「フランスの…えーとー…コントラバス6人組という変なバンドがありまして
えーと…『オルケストラ・ド・コントラバス(クラーボ)』という
一時期、車のCMかなんかで、ナンか楽器を叩いたりとか
ひっくり返したりとかってする、えー、あのー、ヤツなんですけども

その6人組のアルバムの中でですね(コントラバス)2本だけでやってるっていうのがありまして
えー、今回、それをやってみたいと思います
さっき、エセフランス語みたいに言ったんですけども
『おばあさんの葡萄』という意味になります『レーズン』です
そういうタイトルですが、えー、お送りします」と紹介されたのを手がかりにググった次第です(笑)

ちなみに…奥さんが「おばあさんの葡萄」「レーズン」と聞いた時に思い浮かべたのは
さだまさしさんが「グレープ」を解散なさって、15年後に再結成された際に
「ずいぶん、年を取ったので…」とグループ名を「レーズン」になさったことだったらしい(笑)
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