ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

押しても弾いても(7/22)4

2022-07-28 15:37:00 | メディア
「かりそめのスウィング」と「破れたハートを売り物に」を流されたあと
「今日、特殊な曲が続いてるんで、えー『これぞ甲斐バンド!』って曲をね、次にね」と押尾さん

「まあ、この曲は、えー、1975年リリース3枚目のシングル
先ほど聴いて頂きました『かりそめのスウィング』のB面に入ってた…
(『えっ!?これ、B面なんですか?』と南さん)
『B面かい!?』と、今思ったんですけど…(笑)…(『あっ、B面なんだ!?』)

あのー、ね、えーと…2枚目のアルバムね
『英雄と悪漢』に収録されてるんですけど
これ、ライブではもう、B面のこの『ポップコーンをほおばって』って曲はもう
ライブの絶対、定番曲なんですよ!絶対、この拍子だったら、みんなもう盛り上がる
『♪ジャンジャンジャン!シャカシャカ…♪』…(と、実際にギターでお弾きになりながら)

これ!『うわぁー!キター!』ってなる曲なんですけど…(『待ってたー!みたいな…』)
だから、むしろ『かりそめのスウィング』の方が、わりと(ライブ)前半で演奏したりするんですけど
『ポップコーンをほおばって』は、後半でやるんですけどね
あまり…だから、甲斐さん、A面B面のアレがなかったのかも知れないですね」

…と、おっしゃってましたが、アナログレコード時代のリリースですから
シングルのAB面はもちろん、アルバムの曲順にも意味があるというか
甲斐さんは、A面の1曲目から順に聴いて貰うことを前提に配置なさっていたと思われますし

「裏切りの街角」のヒットを受けての第3弾は「かりそめのスウィング」と
オリジナルを大幅に編曲し直された「ポップコーンをほおばって」の「どちらをA面にするか?」
…ではなく「裏切りの街角」とは全く雰囲気の違う
「『かりそめのスウィング』で行く!」と、お決めになったあと
「じゃあ、カップリングは何にしようか?」という流れだったんじゃないか?と…知らんけど(笑)

それはともかく…
押尾さんは「すごい良い曲ですね『ポップコーンをほおばって』は…その…ナンて言うかね
あの…『♪タンタンタン、タタタッタン♪』って、すごいポップなタッチで
アイドルっぽいリズムなんですけど、そこにロックのテイストがあって
『♪タンタンタン、タタタッタン、タンタンタン、タタタッタン♪』って、ベースが下がって行くんですよ

(ギターは)ずっと『♪タンタンタン、タタタッタン♪』なんですけど
ベースは『♪タンタンタン、タタタッタン、タンタンタン、タタタッタン♪』っていう
その、すごいベースが変わって行くトコが、こう…おしゃれというかですねぇ
…と、ギターを弾いて説明なさってましたが
押尾さんが、バンドを組んでいらした頃は、エレキベースを担当されてたんですよね?

ともあれ…押尾さんが「まあ、やっぱり、その…イントロですね
このイントロは、誰しもが弾いたんじゃないですか?」と
甲斐さんが、この番組に初めて出演なさった時と同じく
「ポップコーンをほおばって」のイントロをお弾きになり

南さんが「えっ!?これ、押尾さん、初めてこう…甲斐さんとツアー回ったじゃないですか
(その)時に、色んな甲斐バンド、甲斐さんの曲弾いた訳でしょ?
これは、ドキドキしました?弾く時…」とお訊ねになると

「イヤ、僕…だからね、甲斐バンドのファンでしょ?
だから、やっぱり『こう弾くべきだ!』っていうのはあって…
ほいで、甲斐さんの方がもっと柔軟で、もっとライブ版として、アコースティックだから
あのー『アコースティックみたいな感じにしようよ』っていう声があって
(甲斐さんも、そう)おっしゃってくれたけど

『イヤ、僕、あの…バンドの感じでやりたいんですよね』って…アホでしょ?それ…(笑)
(『フツー、逆だよね(笑)』と南さん(笑))
イヤ、その…落ち着いた感じのヤツは、アコースティックな感じ…
でなくて、ロックの感じ(の曲は)そのままギターでやりたい

僕、バーン!って(ギターの)ボディ叩きながら一生懸命…
『ちょっと聴いて貰っていいですか?』とか言って、そういうの
ものすごい、僕、暑苦しかったですね(笑)…(『イヤ、嬉しかったと思うよ(笑)』)

『氷のくちびる』って曲もね、それは、しっとりしたバラードのバージョンもあるんですけど
それじゃなくて、あの…ロックなヤツで行きます!
『♪抱かれてもひとつに…♪』…この…この…完璧です!
『ドン、ツッチャ』も…これもいいけど…その辺をね、こう…思いを伝えたりしましたけどね」

…と熱く語っておられましたが(笑)その甲斐さんとの「MEETS」ツアーの際にも
「僕がもうちょっと若くて、甲斐さんのことを全く知らないミュージシャンだったら
全く違うアプローチで、全く別解釈の演奏になっていたと思うんです
でも、僕がやると、一つ一つの曲に対する思い入れも全部入って来るから…

それと、ファンならきっとこういう風に弾いて欲しいと思うだろう…っていうことも
意識してしまうんですよね、僕自身がファンだから…
甲斐バンドの曲を新しいアレンジで演奏されたりするとガッカリするんですよ(笑)
変えていいところと、絶対変えちゃいけないところっていうのがあるんです
ファンの気持ちが判るから、そういうところが演奏に出るんでしょうね」…と話されてました

南さんが「すごい熱いファンじゃないですか!(笑)」とおっしゃると
「ああー、そうですね、僕はまた甲斐さんの、そのツアーも3回くらいやらして貰いましたけどね
毎回(ツアーが)終わるたびに泣いてましたね…(『うわぁ、そうだろうねぇ』と南さん)
『これで終わりか…寂しいなあ…』って…(笑)…(『またやりたいんだ?』)

それを見たね、甲斐さんがまたね…それを見てね
『甲斐さんがウルッとしてくれてる!?もしかして?』と思いながら…
(『ええー、そうなんだ!?いい話…』)…思い出しましたけどね」とおっしゃってましたが
甲斐さんは、そのツアー最終日のMCで…「ステージが始まる前に、押尾くんが
『今日で終わりじゃない!』って言って泣くんだよ(笑)」と笑っておられたそうです(笑)

ただ、毎回、ツアーのたびに押尾さんが…
「もう半分終わってしまった、寂しい…」と呟かれたり
「あと◯本…」と哀しげにカウントダウンなさったりしていらしたので
甲斐さんも、そこまで慕って下さる押尾さんをご覧になって、思わず貰い泣きなさったかも…?

そもそも、甲斐さんから、ツアーのオファーを申し出られた時にしても
「甲斐さんの気が変わらない内にと思って、すぐOKしました!(笑)」とか
「あとから『やっぱりヤメた』と言われても
甲斐さんから声をかけて貰えただけで幸せです」とおっしゃってましたもんね?(笑)

そして…「じゃ、聴いて貰いましょうかね」と押尾さん
「聴いたら、このコーナー終わっちゃいますけど、先生、聴いちゃっていいですか?(笑)」
…という南さんの言葉に「イヤ、だから、もう1回やれば…(笑)…(『だから?』と南さん)
どんだけやりたいんだ!(笑)」と返され(笑)
「じゃあ、行きましょう、甲斐バンドで『ポップコーンをほおばって』」を流され

1コーラス目が終わったトコで「イイねぇ!」と洩らされ(笑)
南さんから「もう(ただの)ファンじゃん!(笑)」とツッコミを入れられつつ(笑)
「まあ、ロックだけに限らず…まっ、甲斐さん、独立されて
えー、甲斐よしひろ名義で(アルバムを)出されまして、KAIFIVEで出されまして…
えー、色んなスタイルでやってますけど…

ロックの方なんですけど、ロックにとらわれず
ナンか新しいものも採り入れて行くところが
やっぱり甲斐さんはスゴイなと思いますけどもね
やっぱセンスですよねぇ、その…音の採り入れ方が非常に早いですね
掴むのが…その時代のサウンドを掴むのが…

(『それは今でもそうだなと思うんです。結構…まあ言ったら
お年を重ねていらっしゃるんだけど、新しいもの好きなところだったりとか
だからもう全くもって、若者に遅れを取ってない感じとかがスゴイなと思います』と南さん)

そうですね、常にアンテナ、こう…張り巡らされてますけどね
まあ、甲斐バンド…(『またやりましょうよ!』)…そうですね
まあ、今回、3曲でしたけどね、いかがでしたでしょうか?
押尾コータローの『音楽の教科書』甲斐バンド編でした」…と第2弾を予感させながら終了♪

その後、7月25日にアップされた「スタジオ日記」には…
「今週は『音楽の教科書』甲斐バンドです!
僕も一緒にコンサートをさせて頂きました、憧れのアーティスト、カリスマです
一風変わった楽曲であり、大ヒット曲『かりそめのスウィング』
ジャズのテイストが入っているけどロック。バンドの懐の深さを感じます
音楽エッセンスをしっかり呑み込む力です

続いては『破れたハートを売り物に』
パーカッションのリズムがめっちゃ好きなんですよ
編成がシンプルで、歌詞の世界や歌声がストレートに響いて来ます
最後は『ポップコーンをほおばって』
シングル『かりそめのスウィング』のB面です
ベースラインが下がって行きながら、変化して行きます
このイントロをカバーした人も多かったんじゃないかなあ

僕は高校生の時から甲斐バンドの大ファンで
その憧れの甲斐さんと一緒にツアーをさせて貰った時にも
ファンの1人として『甲斐バンドはこう!』っていうのがあって
『バンドの感じでやりたいです!』と言ったんですよ(笑)

一生懸命アレンジして、同じステージに立てた時は感無量でした
まだまだかけたい曲があるなあ。またやりたいです!」
…と、オンエアーと変わらない熱さで「甲斐バンド愛」を綴られてました(笑)

ちなみに、南さんは…「『音楽の教科書』は甲斐バンド!
甲斐よしひろさんは何回も『押し弾き』にお越し頂いてるので色んなお話お聴きして来ましたが
ツアーもご一緒されてる押尾さんならではの解説と
昔からのファンならではの視点のお話が楽しかったですね!

初めて甲斐さんが番組に来て下さった時のこと
毎回、嬉しそうにお話して下さったことを思い出しましたよ!
そろそろまた、お越し頂けるといいですね!」と記されていて
奥さんも、秋のツアーのプロモーションで出てくれないかなあ?と申しておりました(笑)
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