ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

押しても弾いても(7/22)3

2022-07-27 15:16:00 | メディア
甲斐さんが、右用のギターをそのままひっくり返して左手でお弾きになっていることについて
南かおりさんが「甲斐さんは、それは、その…
カッコいいからっていう訳ではなくって、逆にしてるから…」とおっしゃると
押尾さんは「イヤ、ナンかね、甲斐さんに聴いたんですけど

甲斐さんが『ギター教えたるわ』って、ギター教えて貰った人が持ってたギターを
そのまんま(正面から)見た目で…かおりちゃん、見たまんま…だから、こう…
甲斐さんから見たら、こう…ギターは、このネックの方が右に見えますよね
かおりちゃんが持ってて、で、僕が正面に…こっちにいるとしたら
そのまんま、鏡を見るようにやってたんですね…(『ああー!なるほど!』)

そこ、あの…『教えてくれても…』って、ツッコむんが良かったんですけど
そうやなくて、たぶんツッコまなかったんですね…(『「イケてるやん!」言うて…』)
そうそう!そうそう!おうてる(合ってる)
全く、こう…見た目…『鏡のように見て、そのまんま学習した』言うてましたけど…

(『スゴイですね!何それ、都市伝説みたいな話(笑)』)
そう言うてたけどね、甲斐さんは…(『ホントに!?(笑)』)…冗談かな?
ホントに聴いたんですけどね…えー、そんなこと言われてましたけどもねぇ」と話されてましたが

もちろん、これは「子供に『ごはん粒ついてるよ』って頬っぺたを指しながら言うと
『あっ、こっち?』って反対側の頬っぺたを触るみたいな…アレとは違うからね(笑)」という
例の「ネタ」と同じ冗談で、ホントは「デラックスパンチ」のタブ譜を
反対側からご覧になって、コードを覚えられたんですよね?(笑)

ともあれ…「まあ、そんな甲斐さんの…でも、それがね
(甲斐バンドの)ドラマーの松藤さんに言われましたけど
『押尾くんは、その甲斐のチューニングをやったらどうじゃ』とか言うて…
(『甲斐のチューニング?』と南さん)
そう、要するに『裏側』のチューニングね…(『ああー!』)

6弦を下に張って、高い弦を上に張るっていうチューニング
フツーのチューニングだけど、その弦の配置が違うのを
『それ、オープンチューニングじゃろ』とか言うから『そうですね』
『これ、絶対、曲作ってみなよ』とか言って

『そうですよね、でも、僕、どうも難しそうですね、それ…』とか言って
今まで考えもしなかったお題を頂きました、ええ…(『新しいアプローチですね』)
出来てないんですけどね、そんなこと言われましたけど…」と明かされてましたが(笑)

押尾さんは以前のインタビューで…「僕はギタリストとして松藤さんを尊敬しています
松藤さんのギターは、とても繊細で、歌の邪魔をしない
自分が目立つのではなくて、歌い手が気持ち良く歌えるギターだと思う
歌いやすいギターってなかなか弾ける人がいないんですよね。絶対、邪魔しちゃうんです

甲斐バンドの時も松藤さんのドラムが、めっちゃ好きでした
バンドを支えてるって感じのカッコ良さですよね
それは、ギターに持ち替えた今でも変わってない
あの歌との間合いの取り方は、やっぱり甲斐よしひろの歌に対する愛です
それが基本にあるんだと思う

松藤さんに『押尾くん、ギターは腰で弾くんじゃあ』って、言われたことがあるんですけど(笑)
『おっしゃる通りでございます』って感じですよね
僕はまだ腰では弾けてないんですけど、もっと勉強させて貰います!」と話されていて
松藤さんとも、かなり親しくなられたご様子でした

それはともかく…南さんが「まあ、でも、ねぇ?(甲斐バンドが)大好きですから、押尾さん
甲斐バンドのね、甲斐よしひろさん、選ぶのスゴく大変ですよね?曲ね」とおっしゃると
「そう…なんですけど、まあ、やっぱり、そん中で、今からご紹介する曲は
『破れたハートを売り物に』…これも大ヒットした曲なんですけどね」と押尾さん

「これ、1981年リリースの19枚目のシングルですね
アレンジは、ムーンライダーズのギタリスト・椎名和夫さんって方なんですけどね
これ、パーカッションがね、ナンてか、ハチロク(8分の6拍子)の
『♪ンポンポポプンプンプンプンププ♪』って
このパーカッションのリズムが、めっちゃ好きで…

後にも先にも、このパターン聴いたの、甲斐バンドしか聴いたことないんですよ
(『ええーっ!?』と南さん)…このリズムパターンで、同じビートで
あのー『ナイトウェイヴ』にも使われてるんですけど

でも、やっぱ『甲斐バンド節』なんですよ!『♪トンツツトントントン♪』って
『これ、ナンか、他のバンド弾いてるの見たことないな』みたいな…
これ、ホンマに甲斐バンドの唯一のオンエアちゃうかなと思うんですけど…

そこで、アカペラで『♪破れたハートを♪』って
こう…歌って行くんですけど…すごいシンプルな編成なんですけど
そのパーカッションのリズムのパターンが、めちゃくちゃ心地よくて
ホントにもう幸せな気持ちになれる曲の1つなんですけど

甲斐バンドで…まっ、甲斐バンドで、カッコいい…
『甲斐ーっ!』って叫びたくなる曲も多いんですけど
この『破れたハートを売り物に』は、こう…ナンか幸せに包まれるような、このビート
ちょっと、これ、聴いて貰いますね…(『へえ!聴きたい!』)
甲斐バンドで『破れたハートを売り物に』」…を流されてましたが

意外と「打ち込み系」がお好きだとおっしゃる押尾さんが
「一番好きな曲」に挙げられただけあって
大サビの手前で、南さんが「これはもう独特な…独自の…」とカットインなさってからも

「そのハチロクの『♪プンプン スットントントントン♪』っていう
この3拍子なのか?4拍子なのか?その辺、こう…フワフワしてる
クセになるリズムと言いますかね?これはもう、ナンか甲斐バンド唯一無二な
甲斐バンドのサウンドじゃないかなと思いますけどね

ナンか、昔のロック系な曲だと、良い意味で、こう…
その…リスペクトしてるっていうのが感じられるんですけど
この曲…『破れたハートを売り物に』って、ホントにもう、甲斐バンドしか聴いたことがないんです

(『甲斐バンドオリジナルみたいな感じですかね?』と南さん)
ナンだろ?もう、このリズムで、またもう1曲作って欲しいっていう感じがしますね
(『そうですね、自分の…自身のオマージュみたいなね、リスペクトみたいなね』)」
…と「破れたハートを売り物に」について、熱く語っておられました

ここで、南さんが「この頃…でも、押尾さんは、リアルタイムで
レコードとか買ってた頃ではないですよね?まだ…」とお訊ねになり
押尾さんは「そうです、僕は…その次の次くらいのアルバムかな?
あの…『GOLD』ですね、アルバムを買って
それから、その『GOLD』ツアーですね、行きました!大阪城ホールに観に行きました

(『「甲斐ーっ!」って、言ってた時?(笑)』と南さん(笑))
ハイ!『甲斐ーっ!』言ってました(笑)
大阪城ホールだったんで、もう甲斐バンドが遠かったです
(『うんうん、うんうん、まあでも、そりゃ嬉しかったでしょう?
生でね、ライブ行けた訳ですから…』)」

…と、甲斐さんとの「MEETS」ツアーのMCなどでも披露なさっていた
「大阪城ホール」ライブのことに触れていらしたけど
我が家が一番好きなのは、当時の押尾さんが、お母様に
「チケット代と、あとグッズも買いたいから…」と、お小遣いをお願いなさったら
お母様が「チケットか、グッズか、どっちかにしなさい」とおっしゃったらしく
「イヤ、グッズだけなんか意味ないし!(笑)」と
ツッコミをお入れになったというエピソードです(笑)

我が家の住人も、中高生の頃は、1つのツアーの中で
京阪神の会場のライブに参加するのが精一杯だったらしく
アルバムを買って、チケットを買って、ライブに来て行く服を買って
ライブ当日、往復の交通費や飲食代を出したら
パンフレットがギリギリ買えるくらいしか残らなかったみたいで
いまだに「昔のツアーグッズ欲しかったなあ…」と申しております(笑)
コメント
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