ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

九州キャンペーン その3

2017-08-26 17:22:00 | メディア
清川から長浜に移動された甲斐さんとイチローさん
今度は、アマチュア時代の恩人・岸川さんがいらした
KBCラジオの「夕方じゃんじゃん」にご登場♪

「博多に帰ると必ず挨拶しに行く」との言葉通り
当時のKBCの番組にもよく出演なさっていたようですし
そもそも、大森さんが「左でギターを弾く長髪の高校生」
…をお見かけになったのも、岸川さんの番組だったんですよね?

ともあれ…「予告通り、ゲストをお招きしております」と
お二人が招き入れられたのが、16時33分
まずは、甲斐バンドのオールタイム・ベストについての話から…

中島浩二さんから「セレクトはどんな感じなんですか?」と訊ねられ
「レコード会社の方から、ベストアルバムのオファー頂いたりして
普通にベストアルバム出すよりは
ちょっと手の込んだ工夫があった方が…(笑)」と甲斐さん

「自分たちの【かりそめのスウィング】という曲と
【ちんぴら】っていうナンバーは、新たにレコーディングし直して
リミックスも1曲入ってたりするんですけど

どうしてもカバーを1曲入れたいなと思ってたんで
まあ『キイハンター』っていう昔のテレビドラマの主題歌の
【非情のライセンス】っていう、それをカバーで…」とお答えになると

「甲斐さんが、じゃあ『これやろうよ』っていうこと言って?」と中島さん
「何年か前から、ちょっとやりたいなと思ってて…」という
甲斐さんの言葉にカブセ気味に(笑)
「でも別に、田中さん、ライブでやったとか
そういうことではない訳ですよね?」とイチローさんに質問(笑)

そういう会話の流れはフツーなのか?(笑)
甲斐さんは何事もなかったように
「僕がアイデア出して、田中一郎が全部アレンジしてっていう感じで
(レコーディングは)3月くらいですよね?」とイチローさんにパス出し(笑)

「そうですね」との返事もそこそこに(笑)
「僕、6月くらいにNYにいたんですよ
そしたら、そこで野際さんの…野際陽子さんの訃報が入って
そいで、スポーツ紙が全部、コメント欲しがってるっていう…

(話をお聞きになったものの)お会いしたこともないんで(笑)
そうなんですよ、そら、そうですよ
『やすらぎの郷』に入る訳じゃないし(笑)」とおっしゃると

中島さんいわく…ジャンルがねぇ、やっぱね
女優さんとミュージシャンですから
なかなか接点がないですけど…

甲斐さんは「そうですね」と流されてましたが
甲斐さんの奥様は、元女優さんでしょ?(笑)
…って、ツッコミが入る前に?(笑)

「もちろん演技もすごい、僕、好きでリスペクトしてたんですけど
『キイハンター』ってドラマは、皆さん、ご存知の方は
意外とコミカルな感じで、それほどシリアスに
手に汗握るようなドラマじゃないんですよ
でも、この作品だけはすごい良くて
昔から、僕、すごい好きだったんですよ」と説明なさってましたが

中島さんが「小学校の低学年だったんで
『キイハンター』始まったら『寝なさい!』みたいな…」と話されると
甲斐さんは「昔からもう作品は好きだったんですけどね」
…と、続けておられた話をうっちゃって(笑)

「でも『キイハンターで寝なさい』は厳しいウチですよね?
『プレイガール』じゃないんだから(笑)」と食いつかれ(笑)
イチローさんも「ホントですよ(笑)」と相槌(笑)

中島さんが「Hとか、Hじゃないとか(じゃなくて)時間的なものですよ
土曜日の9時とか10時くらいだったような…」
と、おっしゃってるのにも関わらず(笑)
「『プレイガール』とか『11PM』だったらね
どうやって、親の目盗んで観るかって(笑)死活問題だもんね(笑)」と甲斐さん

すると、中島さんから「甲斐さんも『11PM』とかの時って
やっぱ、まだそういう年代…?」との質問があり(笑)

甲斐さんいわく…
あのね、僕だって『中2』はあるんだから(笑)何だと思ってるんだよ!
昔からこんなずっとエラそーにしてる訳じゃないんだから(笑)
人を大橋巨泉のように言ってる(笑)

中島さんが「気づいた時から、甲斐さんは
甲斐バンドの甲斐さんって、イメージありましたから」と言い訳なさるのへ
イチローさんが「中2の時は、もう今に近いですね(笑)
目撃者としては…(笑)」とブッ込まれ(笑)

甲斐さんは「僕だって、小学校の時……」と何か言いかけられたものの
「(イチローさんとは)1コ違いですけど、小学校、中学校、一緒ですから(笑)」と
「目撃者」の証言を警戒されてるご様子(笑)

もっとも、イチローさんは
「そんなお付き合いないですけどね、深くは…その頃は
でも、ギター弾いてるトコ見ましたね、放送室で…」と話すに留まられました(笑)

ちなみに…「キイハンター」は、土曜夜9時からの放送でしたが
「お昼寝をしないから」との理由で保育園をクビになり(笑)
夜8時に布団に寝かされても、たいてい11時頃
ヘタすると12時近くまで眠らなかった幼稚園児(笑)に、母上もサジを投げ
プライムタイムのドラマを観ることを止めなかったんだとか…(笑)

それはさておき…中学時代は放送部員で
ご自身のクラスと隣のクラスにだけ
ポップスを流されたりしていたイチローさん(笑)
中2の時に「変な厚いメガネをかけた(笑)左利きでギターを弾く男」を
先輩が放送室に連れて来たそうで
「リズムが異常に上手くて『何だこれは!』」と驚かれたみたいです

甲斐さんは、イチローさんと松藤さんから
長年に渡って、からかわれたという
「メガネ」の話をされるのが、おイヤだったのかなあと…(笑)

中島さんは、お二人が同じ学校に通っておられたことをお知りになって
「うわー!カッコええ!スゲーッ!
福岡のこの辺りの話ですよね?
(「そうそうそう」と甲斐さんの声)
そういうことだよ!スゲーよな!」と大コーフン(笑)

でも、甲斐さんいわく…今「そうそう」って言ったけど
「この辺り」って、どの辺りなんだ?(笑)

中島さんは「小学校の修学旅行の時に(…で、お二人大爆笑)
長崎・島原に渡るフェリーの中に
まだ、当時ジュークボックスがあったんですよ
(…で、お二人『おおっ!』と反応)

そのジュークボックスで(ワッとヒットしていた)
【裏切りの街角】をかけてる奴がいて『カッコいい曲じゃん!』」
…と思われたという話をなさった後

「『曲じゃん!』みたいなこと言いませんけど…(笑)」とおっしゃると
イチローさんは「ナンで東京弁なんだ?(笑)」とツッコまれ(笑)
甲斐さんは「カッコよかー!って感じですよ(笑)横浜育ちみたい」と爆笑(笑)

コガアキさんも、甲斐さん達が登場されてから
何度となく大笑いなさってたけど(笑)
もう誰が何を話しているのか、聞き取れないほど、笑っておられました(笑)

「自分だけイイじゃん!(笑)」という甲斐さんの言葉が聞こえ
一段落ついたところで「お二人は、中学の時から
ずっと音楽やってらっしゃる?」と中島さん

「そんな話、甲斐さんに訊いたことないもんね」という
イチローさんが何故か「でも、歌は歌ってたと思いますよ
4歳くらいから…(笑)」とお答えになり
「スナックのカウンター(笑)」やら
「話長くなるんですけど…(笑)」やら

甲斐さんが清川にいらした頃、お父様に連れられて行ったスナックで
カウンターに上がられ、歌を披露なさって「おひねり」を頂いた(笑)
…というエピソードを匂わせていらっしゃいました(笑)

当の甲斐さんは「話長くなるんですけど…良いんですけど(笑)
僕、清川なんですよ、生まれて育ったの…6歳まで清川で
だから、柳橋連合市場の中を
どれだけ商品を倒さないようにして走るか(笑)
…っていうのが罰ゲームなんですよ(笑)
それでバーッとぶつかったりすると
もうナンか…もうトンでもないことに…
市中引き回しのようになって…(笑)

ここで、だって僕ら、かくれんぼしてましたから
大変ですよ、バレたら(笑)」というエピソードを披露されたものの
「おひねり」の話はいずこへ…?(笑)

ともあれ…ベストアルバムの曲順通りにツアーで演奏される話になり
「そんなの初めて聞きました!」とコガさん
甲斐さんは「みんな、それリスクが高いからね
やりたがらないんですよ(笑)」とお答えになり(笑)

イチローさんは「ライブですから、前の曲を良い意味で熱にして
盛り上がってくこともありますよね
でも、曲順によっては、スパッと前の曲を
切り換えて行かないといけない曲もありますから
その選び方は重要だと思いますけどね

自分が、1曲1曲終わった時に、次に向かう…」と熱弁をふるわれているトコへ
甲斐さんが「そういうところは、MC挟めばいいだけ(笑)」とバッサリ(笑)

それでも「むしろ、ライブの曲順を考える方が楽ですよね
ライブの曲順をアルバムにして、それを部屋で聴いて
良い順番かどうかの方が大変だと思いますよ」と続けられ(笑)

甲斐さんいわく…だから、結局、そういう逆算のね
シュミレーションがもう大変(笑)
…って「サビ男」らしい?まとめ(笑)

中島さんから「声の感じ、変わってますか?」と訊ねられ
「性格は変わってますよ(笑)」と甲斐さん(笑)
イチローさんから「自分で言うな!」とツッコまれて
「ナンか『言え!』って、言ってるじゃん(笑)」と笑っておられました(笑)

「マスタリングはですね、僕らのセカンドシングルの【裏切りの街角】から
一昨年くらいに船越さんのドラマの主題歌の【Blood in the Street】まで全部…
ホントそういう意味では総ざらい、全部入ってるんですけど…」

…と話されているそばで、イチローさんが
「さっさと船越さんに逃げましたね(笑)
触れませんでしたね(笑)」と囁かれていても(笑)

「マスタリングは、ロンドンのチームがやってるんですよ
だから、そういう何十年もの間っていうのは
やっぱりロンドンのチームに頼まないと、ちょっと無理だろうなと…
音の変遷が著しいんで…外人って、そういうの上手いんで…」と
最後まで話し終えられた甲斐さん(笑)

「福岡県民同士で話すと、お互いに相手の語尾にカブセて喋るから
誰も人の話を聴いてない(笑)」という言葉そのままの内容で(笑)
とにかく「全員、声がデカイ!」って感じの12分(笑)

中島さんも「次回来られる時は、もうちょっと時間、空けときます」と
話し足りないご様子でしたが(笑)
【非情のライセンス】を聴きながらお別れ…

FM福岡の「ラジ★ゴン」に負けず劣らず
リラックスされた雰囲気の楽しい放送でした(笑)
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九州キャンペーン その2

2017-08-25 12:24:00 | メディア
甲斐さんとイチローさんは、きらめき通りからFM福岡へ移動され
「SUPER RADIO MONSTER ラジ★ゴン」にご出演♪

15時16分に、いきなり「M・I」のテーマが流れ始め
「ガチャポン・ゲストは甲斐バンド!
ここでプロフィールを簡単に説明しよう」とバンカヨコさんの声?

プロフ紹介の後…ちん。さんが「いらっしゃいませ!
感激ですよ、こんな大物の方が…
しかも、お二人共、こっち出身ですもんね」と迎えられると
「そう、僕、すぐそこです(笑)」と甲斐さん

確かに、FM福岡は清川1丁目…
甲斐さんのご生家の近く…にあるみたいで
「すぐその裏で生まれて、6歳までいました」とおっしゃってました

でも「もう、今『帰って来るトコ』になっちゃったんですね」と言われて
「ああ、そうですね…ナンか、僕らがここで生まれて、育って、成長して
プロになって行って、プロフェッショナルし続けてるっていうね

その過程を全部知ってるのは、この街の人だけですよね
だから、やっぱりちょっと違いますよね、ツアーやっても、他の…
ナンかこう…心情的なものも含めて」と話されていて
そりゃそうだろうなあと…田舎から戻ったばかりなボクは激しく納得(笑)

「ここらへん歩いてて、地元の人に見つかったりします?」と訊ねられ
「歩きませんから(笑)まず、このへん歩かない
でも、僕、柳橋連合市場、しょっちゅう行ってますよ
あの市場、ウチの親戚も(お店を)やってます(笑)

だって、昔、このへんって『南流』って言って、山笠あったんですよ
僕、小学校…入るくらいまではあったと思います
今はもう失くなっちゃったんですけどね
だから、ちっちゃい頃は山笠も出てました」と、おそらくドヤ顔(笑)で話され

更に「だから、武田鉄矢とか陣内(孝則)が
『博多、博多』って(話すのを聞くと
)
『お前、何言うとか!きさん!』っていう(笑)」
例の「山笠を担いだ人間しか『博多出身』って言っちゃダメ!」説が登場(笑)

ちん。さんは「博多の愚痴については、また別途…(笑)」とおっしゃるし
イチローさんは「この話で、長くなったり、恐くなったりしますからね(笑)」
…と、保証なさってました(笑)
同じ福岡とはいえ、南区は「博多」じゃないんでしょうね(苦笑)

そのイチローさんが「ライブの後でも、年に1回はこっち来ますから
久しぶりっていうのは、あまりないんです」と話されると
ちん。さんいわく…私の知り合いが(大濠高校の)後輩にあたるらしく
前からその話、チラッと…

…って、番組終了後のブログにも書かれていた
「ARBの話など、自分はよく知ってると自慢されていたりしましたので
(イチローさんとは)実は密かに初対面と思えなかった」ことを切り出された途端

甲斐さんから「それ、ラジオでする!?オフィシャルに(笑)
そんな話イイんですか?これ、面白いなー(笑)」とバッサリ(苦笑)
でも「一応、ドラムの松藤と田中一郎は、大濠の同級生なんですよ」と話され

イチローさんが「高校の時も一緒にバンドやってて
その時は(担当していた)楽器が逆でしたけど(笑)
僕、ドラムで、彼、ギターでしたから」と説明なさると

最後に甲斐さんいわく…(一郎は)松藤のドラムにクレーム
ハンパないんですよ(笑)昔、叩けただけに…(笑)

ちん。さんは「博多の愚痴」に続き
「その話も置いといて…(笑)」と「ガチャポン」のコーナーへ…(笑)
「ガチャガチャ」から出て来たカプセルの中に
お二人への質問が書かれた紙が入っている…って説明されたにも関わらず

甲斐さんは「ホントにガチャ!?」と驚かれ(笑)
イチローさんは「ホントに書いてあるんですか?」と質問なさってました(笑)

ちなみに…多分?ガチャガチャを操作されたのは甲斐さんで
出て来たカプセルを渡され、質問を声に出して読まれたのはイチローさん(笑)

ただ、その質問は「福岡の好きな食べ物?」という風に聞こえたんだけど
甲斐さんのお答えは「すぐ街が陥没するところですか(笑)」

ちん。さんのブログには「今日のガチャポンは『福岡の好きなとこ』だった」
…と書かれていて、いつの間にか話がスライドしたのか?(笑)
福岡の大先輩たちに配慮なさったのか?(笑)

ともあれ…この甲斐さんのお答えに
ちん。さんも、バンさんも口々に
「すぐじゃない(笑)」「でも、すぐ戻ります(笑)」と食いつかれ(笑)

甲斐さんは「冗談、冗談(笑)」やら
「戻りますねぇ(笑)」やら、おっしゃいつつ
「この街、すごかったですねー!(笑)
再生するのも世界中(から)褒められて
陥没するトコ(原因)は見過ごされるっていう…(笑)」オチへ…(笑)

「僕、その後すぐ行ったんですけど
あそこの横断歩道2つ囲まれてるじゃないですか
中国の方たちがみんな記念撮影してた(笑)だから、そういう名物のある…」と「好きな食べ物」へ話を持って行こうとされた?トコに
ちん。さんいわく…後のフォローが、いかに上手にやるか大事ですから(笑)

思わず甲斐さんも「ホントですよね
大人の処理っていうこと大事ですよ」と反応なさってから
「僕は、やっぱりアレですね、いつ帰って来ても
いつも食べるものが、ホントに美味しいんで
それだけでもね、心が安まるんですよ
やっぱり、同じ感じでずっと美味しいんだなって感じですね」とおっしゃって

「ホント、みんな知らないと思いますけど
(福岡以外には)ゴマサバもないし、そういうの全部ないんだけど
うどんだって全然違うじゃないですか
丸天ないし、ゴボ天ないしさ、チャンポンだってないもんね
何が哀しくて、リンガーハット行かなきゃいけない(笑)」

…と、この番組でも「東京に住んでいて
体に麺が食べたいという欲求が起こると
ハアハア言いながら東京中をさまよい歩くのだ

福岡の人たちよ
あなたたちが、どれだけ恵まれた環境の中で生きているか
関東、関西も含め全国津々浦々に散った福岡系異邦人が
どれほど泣いているかを、思い知れ
噛み締めろ、今の幸福を」と「麺ロス」を訴えておられました(笑)

イチローさんは「食べ物もそうなんですけど
好きなところよりも、イヤなトコもいっぱいあるんです(苦笑)
知りもしない奴が『わあ、帰って来とうと?』とか言うじゃないですか
お前、誰や?って話なんですけど…」と話され(笑)

甲斐さんも「ホントに気さくに声かけて頂くの嬉しいんですけど
後ろからヘッドロックするのヤメて!みたいな…(笑)
中洲は結構多いですよね、酔ってるから…
俺は知らなくても向こうは知ってますからね」と…(笑)

以前に「アンタ、三宅中やろ?」と声をかけられた際にも
「ホントにこの街の人は親しげです(笑)」とおっしゃってましたが
「この街の人」でないと、甲斐さんにヘッドロックはかけられませんよね(笑)

「逆にそれがイヤだけど、半分嬉しいってトコもあるんですよ」
…と「修復の早い(笑)」イチローさん
甲斐さんも「ナンかこう、その福岡の気さくさが
気さくな感じが、ファンキーじゃないですか?ファンキーだもんね
なかなか、やっぱり南方系の感じなんですよね

僕、櫛田神社…帰って来ると絶対行くんですけど
櫛田神社に入ってくと、みんな知り合いみたいな感じで
イヤイヤイヤみたいな感じで…(笑)
でも、逆に言うと、故郷ってそういうことですよね
心がナンかこう、あったかくなるってところがある訳ですからね」

…と、ふだん東京の生活では忘れておられるであろう
福岡県民の人懐っこい気質を急激に思い出させられる出来事(笑)に
「帰って来た感」が増していらっしゃるご様子(笑)

ここで「Best of Rock Set かりそめのスウィング」の話題へ…
「今回、レコード会社のオファーとか色々あって出す…
リリースすること決めたんですけど
普通のベストアルバムだと面白くないんで

僕らの…甲斐バンド・スタンダードみたいな【かりそめのスウィング】って曲と
【ちんぴら】を新しくレコーディング…ニューレコーディングして

それとまあ、あと、カバーをどうしてもやりたかったんで
昔『キイハンター』っていうドラマがあったんですけど
主題歌の【非情のライセンス】…
(この番組でも『なぜ?』と訊ねられ)
2〜3年くらい前から、ナンかすごいやりたくて…やりたかったんですけど
今回、ちょうど良いと思って…

3月にレコーディングしたんですよ
僕もアイデア出したんですけど
田中一郎が全部アレンジしてくれて、全部まとめ上げて…」とお答えになり
6月にNYで訃報を受け取られた話も…

「『キイハンター』ってドラマは、僕の世代は皆さん
すごいご覧になってると思うんですけど
まあ、ナンかね、コミカルなドラマで、そうシリアスじゃないんですよ
スパイものっぽい割には…(笑)

だけど、作品はすごい!
【非情のライセンス】すごい良い作品で、良く出来てるし
野際さんの歌もすごい、歌、良いんで
ずっと昔から知ってるんで」とおっしゃってました

そして…「THE BIG GIG」と「HERE WE COME THE 4SOUNDS」が
ブルーレイ化されることも発表になり
「改めてもう1回観たりしました?」との質問に
「しません!(笑)」と甲斐さん(笑)

甲斐バンド・ツアーについては…
「これ、実は、そのベストアルバムを作ろうとした時に
先程、何曲入れるとか(話した他に)更にもう一工夫しようってことで
実は、ベストアルバムの曲順が、そのまんまツアーのセットリストに…

だから、皆さん、このアルバムを手にして頂くと予習も出来るし
それから、まあ、僕らのオーディエンス全員、大合唱(笑)
ものすごい歌うんで、歌詞も押さえられると…」と説明されたトコで

バンさんが「最前列中央の席」で甲斐さんのライブをご覧になった際に
甲斐さんが、他の観客の方と握手されてたので
タイミングを見計らって前へ出られたものの
甲斐さんの動きが激しくて、すれ違いばかりだったと話されると

ちん。さんいわく…バンさんの熱い思いを
甲斐さんが若干、引いて聞いてる(笑)

当の甲斐さんは「バンさんって名前自体が熱いもんね(笑)」とおっしゃって(笑)
最後は「愛っていうのは、なかなか伝わらないもんだな(笑)」という結論に…(笑)

「次回は『ザ・ベストテン』にナゼあんなに出なかったのか?(笑)
って話を訊いて行きたいと思います(笑)」と、ちん。さん(笑)

でも、甲斐さんは、その場で「黒柳さん、キライだったんですよ(笑)」と即答(笑)
それが「『徹子の部屋』に出るのも面白いかも(笑)」と
口にされるようになったんですもんね(笑)

「久方ぶりの甲斐バンドのツアーなんで
是非ですね、11月12日、ライブ観に来て欲しいと思います
ベストアルバムの曲順通りにやります
そのベストアルバムから【非情のライセンス】聴いて下さい」
…とQ出しなさって、約15分の滞在終了

社屋は違うみたいだけど、このFM福岡には
かつて甲斐さんがアマチュア時代に担当された番組があったんですよね

「照和」では、お歌いにならなかったという【アップルパイ】は
その番組で人気の曲だったそうだし
今回のラジオ局巡りの中でも親近感のある放送局だったんじゃないかと…?
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九州キャンペーン その1

2017-08-24 17:25:00 | メディア
甲斐さんとイチローさん、お二人揃っての帰省…じゃなく
23日は、午後から博多のラジオ番組4本にゲスト出演
今日は、RKBの「今日感テレビ」にご登場…という
怒涛のプロモーション活動が展開された訳ですが

もし、1日ズレていたら、間違いなく奥さんは博多に馳せ参じたでしょう
ボクの帰省があったせいで、休みが取れず諦めざるを得ませんでした(汗)
で、radikoのエリアフリーで聴こうとしたものの
この日に限って、休憩時間の順番が早く回って来たらしく
結局、タイムフリーで聴くことに…(苦笑)

まずは、RKBラジオの「午後のブルドッグ」という
ラジオ・パーソナリティー歴38年以上の米岡誠一さんと
RKBラジオ30年のキャリアを誇る仲谷一志さんが
タッグを組まれた3時間の生放送番組から…

RKB放送局自体は百道浜にあるようだけど
甲斐さん達は「照和」に程近い
天神きらめき通りのサテライトスタジオにご登場♪

「こんな狭い所にようこそ!」との言葉に
「数百人の客を相手にね(笑)
数百人なのに、ナンかパラパラしてる感じですね(笑)
どーしてなんだろ?(笑)」と甲斐さん
きらめき通りには「天神で最も人が多い交差点」があるみたいです

番組のメッセージ・テーマが「あなたの思い出の一品」ということで
甲斐さんの一品は「『かろのうろん』のゴボ天(うどん)ですよ
…ていうか、みんな、博多のうどんは
全国みんな同じ味であると思ってるんですけど、そんなのないですから!」
…と、上京なさって以来、ずっと言い続けておられる話題からスタート(笑)

米岡さんか、仲谷さんか判らない(失礼!)男性の声で
「東京に行くと、スープ真っ黒!みたいな…」発言もありましたが
甲斐さんが「東京に住んだ時にまず目眩がした」のが
この「真っ黒な醤油ダシの中に沈んでいるうどんが出て来た時」ですよね(笑)

ともあれ…「『かろのうろん』だけだったら
ゴボ天がさ、かき揚げみたいになってるじゃん
『かろのうろん』は、チャンとこう枝の所がチャンと薄く…
だから、箸で潰すとジュッとなる
あの繊細な芸術品のようなゴボ天の…
まあ、他じゃ食えませんからね」と

「ゴボ天を汁に沈めて箸でほぐしながら
溶けた天ぷらとうどんを絡めながら掻き込む絶頂感」を
思い出されているかのように(笑)話されるや
イチローさんの笑い声が響いてました(笑)

「福岡にいた頃は、よく食べられたんですか?」との質問に
「だって、僕、ちっちゃい時からずっと知ってますから
だから、戻って来ると一応『かろのうろん』に寄ると…

…ということで、今、寄って来ましたね(笑)」
…と、イチローさんに同意を求められたご様子
すると、イチローさんいわく…
でも、丸天(うどん)食ってんですけど(笑)

奥さんは、甲斐さんがあまりにゴボ天について熱く語られていたので
今回は久々にゴボ天うどんを召し上がったものとばかり思っていたらしく
「また、丸天やったんかーい!(笑)」とツッコミ(笑)

甲斐さんが、おそらく?ドヤ顔で(笑)
「このオチが、どーだ!スゴイだろ!(笑)」とおっしゃると
「さっき言って怒られたんですけど
アクの強い人間は、アクの強いもの食わないんですよ」とイチローさん(笑)
…って、じゃあ奥さんもゴボ天ダメじゃん(笑)

そのイチローさんも「甲斐さんと東京の街歩きながら
ラーメン(屋)覗いてビックリしましたね!透き通ったスープで…
でも、年…というのか?だんだんOKになって行くんですね
北海道出身のプレイヤーと、よく一緒にやるんですけど
二人で東京のラーメン食ってますね」と話されてました

ここで、甲斐バンド10年ぶりのベストアルバム
「Best of Rock Set かりそめのスウィング」についての話題へ…

「セカンドシングルの【裏切りの街角】から
一昨年くらいに、今話題の船越さん(笑)のドラマの主題歌だった
【Blood in the Street】まで全部…網羅、全部してるんで…
『今話題』ってMC入れなくていい…(笑)」と甲斐さん(笑)

「10年ぶりにベストを出そうと思ったのは?」との質問には
「レコード会社からオファーがあって、一応は…
普通にベスト出すのもツマラナイんで
【かりそめのスウィング】と【ちんぴら】っていうのを
新たにニューレコーディングでやって

それから、カバー曲を絶対1曲入れたかったんで
それ『キイハンター』っていうドラマの…昔のドラマの主題歌
【非情のライセンス】カバーして…」とお答えになると
「どうして【非情のライセンス】だったんですか?」と男性の声(苦笑)

「2〜3年前から割とやりたかったんですよ
それで、3月にレコーディングやって
僕、6月にNYにいて…それU2を観に行ってたんですけど
そしたら、そこに野際さんが…野際陽子さんが亡くなったって訃報…
電話でバッと来て、各スポーツ紙が全部、コメント欲しがってると…

…っていうのがあって、そこで初めて知った
だから、ミックスなんか出来上がった時かナンか…?」と
たぶん?イチローさんの方をご覧になったんでしょう

「そうですね、出来上がり聴いたその日が、訃報が流れた日でしたから
僕も色んな思いがあります」とイチローさん

でも、すぐに甲斐さんが「僕は、だから」と話を戻され(笑)
「役者としては勿論ですけど
この作品の出来も、歌い方も、すごい好きだったんで
ホント、だからこのタイミングでね…偶然とはいえ、ありますけど」と…

…ただ、野際さんがご健在だったら
ビルボード・ツアーのMCでおっしゃっていたという
「野際陽子には勝てると思う(笑)」とのジョークも飛び出してたかも知れませんね?

続いて、甲斐バンドの全国ツアーに…というか
福岡国際会議場でのライブ告知があり
「どんな感じのツアーになりそうですか?」との質問に

「この『かりそめのスウィング』っていう、このベストアルバムの曲順通り
実はツアーも同じ曲順でやる…ものすごいリスクの高い
(イチローさんの笑い声が響き始めて…)
どーだ!スゴイだろ!(笑)」とドヤ顔AGAIN(笑)

「だからまず、ベストアルバムとして
まずはクオリティ…完成度高くしないと、その曲順大事じゃないですか
で、それがツアーと同じ曲順にすると…
セットリスト同じにするという風になってたんで

ベストアルバムの完成度高いんだけど
ツアー近づいて来たら、自分の首絞めるようなものじゃないですか
百通りくらい考えたんですけどね
もう苦しくなって、一応ちょっと10日間逃げる…という(笑)」と説明されると

「すごいなー!もうPAにそのままアルバム渡した方が早いですね(笑)」と
どちらかのパーソナリティーの方からナイスボケ(笑)
イチローさんも「あてぶり!あてぶり!」と大爆笑(笑)

最後に「福岡はどのくらいぶりなんですか?」と訊ねられ
「ライブの時には戻って来るんで、年2回くらいって感じですかね」と甲斐さん

「狭いですけど、またこのスタジオに…」との言葉へ
ややカブセ気味に「ホントですよね(笑)
この至近距離が、もう大変ですよね
トキを見るような目で…すいません(笑)」とおっしゃった後

「とにかく、久方ぶりの甲斐バンドのライブなんで
是非、観に来て欲しいと思ってます
さっきも言ったように、ベストアルバムの曲順通りやるんで
まあ、その中の一番、中盤一番盛り上がる
きっかけの所の曲を今日は聴いて貰おうと思います」

で、【非情のライセンス】が流れ始め
甲斐さん達は、次のラジオ局へ…
実質7分、曲終了まで10分ほどのご出演だったけど
後に3本の番組も控えていたことですしねぇ…(苦笑)

余談ですが…この「午後のブルドッグ」の番組HPを見ていたら
「ブルドッグ」に因んだコーナー名がズラリと並んでいて
甲斐さん達が出演されたのは「午後のワンワンルーム」

他にも「午後の肉球スタンプ」や「今日のマーキング」
そして、リスナーの方からの相談コーナー
「にっちもさっちもどうにもブルドッグ(笑)」がありました(笑)
フォーリーブス!懐かし〜い!(笑)

そうそう!「今日のブルタイム」は、曜日別に内容が異なっていて
月曜は、スターや偉人を紹介する「3年ブル組金髪先生」(笑)
火曜は「昔は良かった」「昔の栄光」を紹介する
「基本むかしばなし」だそうです(笑)
ちょっと聴いてみたい気がする…(笑)
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FLASH(9/5号)

2017-08-22 13:08:35 | メディア
甲斐さんの記事が掲載されているというので
早速、コンビニに走った奥さん(笑)

SKE48松井珠理奈さんのフォトブックや板野友美さんの袋とじなど
セクシーショット満載のページを繰り(笑)
「巻末にあるはず」と目次を探していたら
先に、懐かしの甲斐バンドのポスター
(バドワイザー・シリーズ)の写真を発見(笑)

裏表紙のすぐ隣に「『ザ・ベストテン』アーティストの『運命の一曲』」…なる連載カラー記事があり
その左上に【HERO】のドーナツ盤の写真
その下に甲斐さんのバストショットとプロフィールが載っていて

中央を飾るバドワイザー・シリーズの写真の上には
「チャンピオンは世界に一人だけど、HEROはどの街角にもいる」という
当時、甲斐さんがよく口になさっていた言葉が添えられてるんですが

この記事の中で甲斐さんは「僕は覚えてないんだけど
当時、周りに言ってたらしいよ(笑)」と話されていて、奥さん脱力(苦笑)

【HERO】のヒットと共に「甲斐バンド=ヒーロー」
「甲斐バンドこそ僕らのヒーローだ!」と騒がれたことに
甲斐さんは、何度も「ヒーローは俺たちじゃない」と訴えられ

「誰でもチャンスはあるんだ、誰でもその人生の中でヒーローなんだ
だってさ、ヒーローって成功した奴だけじゃないよ
挫折して埋もれたヒーロー達だっていっぱいいる」とか

「『チャンピオン』は何億人の中の選ばれた1人だけど
街角のアンちゃんだってヒーローなんだ」といった言葉と共に
先の言葉をよく口になさっていたらしいし(笑)

朝日新聞「be」の「もういちど流行歌」に
【HERO】が取り上げられた際にも
「チャンピオンの座には世界で一人しか就けないけど
ヒーローはどの街角にもいる
どんな奴にもチャンスは巡って来ると
若い世代に伝えたかった」とおっしゃってました(笑)

ちなみに…「あの6週トップだった【チャンピオン】を抜いたのは【HERO】よ
チンペイ、俺に手を差し伸べて『おめでとう』って…
彼の目は濁りがなく暖かかった
演ってる野郎同士のいい感じだったよ」

…という甲斐さんのコメントを見つけて
当時、テレビとは無縁なところで
年間観客動員数で凌ぎを削っていたバンドが
ヒットチャートでも抜きつ抜かれつする時代になったんだなあと…

「ザ・ベストテン」出演について、TBS側からの執拗なオファーや
地方在住のファンからの熱烈な要望に悩まされていた甲斐さんが
「生きた観客がいないテレビ局のスタジオでは歌いたくない」とおっしゃった時に

「そういう風にしても世間は許してくれないんじゃないか」と
意見なさったのも谷村さんだったんですよね

ともあれ…「予算は数十億円!?
空前の一大プロジェクトから生まれたヒットナンバーだ!」
…とのキャプション通り、記事の中にも

「79年1月1日、午前0時0分、NHKを除くすべての民放で
いっせいにセイコーのCM『HERO』が流れた
前代未聞のビッグプロジェクトだった」と記されてます

「シングルもアルバムもベストテンチャートに送り込んでいたけど
シングル1位(オリコン)だけは見たことがない風景だった
だから、CMのオファーは来るべき瞬間が来た、と思った」と甲斐さん

でも、タイアップ企画のことには触れられず
「来年、俺たちは1位になります」宣言をぶちかまされたために(笑)
「大口を叩くな!」と袋叩きに遇われたんですよね(汗)

当時の奥さんは「キジも鳴かずば撃たれまいに…」とハラハラし
「これでホントに1位にならなかったら、また叩かれちゃう」と心配したらしい(苦笑)

そういえば…3枚組のライブアルバム「流民の唄」を
破格の4,920円でリリースされた際に
「高校生とかの連中の小遣い考えたら、妥当なセンだよね
でも、こういう感じだと、殉教者っぽいイメージになって来るじゃない
だけど、俺たちだって貧乏はイヤだよ

たださ、例えばCMとかやると、巨大資本からバッチリ金取れる
その分、てめえの小遣い出して買ってくれる、お前らからは取らん
そういうのはあるよ」と話されていて
その後もタイアップ曲を提供なさったのには
こんな側面もあったんじゃないかと…

そうそう!サントリーとのタイアップのCMキャラクターでいらした
広田レオナさんが、元ご主人の吹越満さんと
「ダウンタウンなう」に出演なさった際に…

広田さんが「墓守りなんで」
吹越さんが婿養子という形で結婚されていたらしく
婚姻届を書かれる時に、吹越さんが「広田、広田になる時、それは今♪」と浮かれていらした話が登場(笑)

坂上忍さんも「HERO、HEROになる時…って(笑)」と
小声で口ずさんでおられました(笑)

それはさておき…この記事の左隅にある
「カラオケ・ワンポイント・アドバイス」に
「この曲はサビから入るので
バックのサウンドに負けないように
歌がまず飛び込んでこないとダメだからね」と甲斐さん

いたって真面目にお答えになってますけど(笑)
CM用の【HERO】は、正にこのサビが「コピー」になっていたため
ボーカルが前に出るようにミックスされていたんですよね?(笑)

余談ですが…小林よしのりさん初の袋とじ漫画
好奇心に負けて(笑)開いて読んでみた奥さん(笑)

心理学的にかなり興味深かったらしく
男性は、幼少期から思春期にかけて
母親から充分な愛情を感じられなかったり
父親(もしくは自分以外の男性)を優先した(していると感じた)りすると
潜在的に女性に憎悪を抱くようになり
派手な女性関係で報復する方もおられるんだとか…(汗)

ボクは「いきものたちのナンパがすげえ」のページに載っていた
「サバンナモンキー」に爆笑(笑)
「カルテット」で家守さんと有朱ちゃんが探していたのは
このお猿さんだったんじゃないかと…(笑)
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FM沖縄 サマーSPその2

2017-08-22 11:15:00 | メディア
さて、コラボ企画後半は「甲斐よしひろのジャーニー・ギター」
一応?番組MCは甲斐さんに交代したようだけど
今度は宮城さつきさん?が「ゲスト」という訳でもなく…(笑)

先週の続きなのかどうか?
いきなり「ムダなこと沢山しといた方が良い
ムダな人(苦笑)と沢山話して、ムダなことに目を向けてると
ものすごい返って来ます!」と甲斐さん

「意外と道に迷うことありますよ
(若い頃に)バンバン行き倒した後に
白と黒の後のグレーの谷間に落ち込むっていう(笑)
30代後半、中間管理職的な(立場になると)白黒つけられなくなるから」

…と話されてましたが、30周年についてのインタビューでも
「20代はイヤになったらいつでも辞めようと思ってたんです
でも、そう思ってるから続けられたんですよ

だって、人間関係を上手くまとめようとか思ったこと、1回もないから…
20代からそういうガツンガツンやって来てるから
今となっては、その角を丸くすることも出来るじゃない

クリエイティブな感性で本当に正直に生きて行こうと思ったら
それは所詮ぶつかるのよ
だって、上の大人たちはビジネスをやろうとしてる訳だし
こっちは、そうさせるものかって思ってる訳だから、それはぶつかりますよ

(仕事に対する)面白味はずっと変化しながら見つけてるし
これからも見つけ続けて行くと思うし
結局、ここ10年くらいは形を変えながらも
面白味が更に深くなってるってことなんじゃないですかね
でも、キャリアを積むっていうのは、そういうことなんじゃないかな

世間の図式でいう中間管理職くらいの辺りにいる時が
一番キツかったりするじゃないですか
俺、30代の中盤がすごいキツかったもん
ナンか30代中盤って、周りから叩かれる図式があるんですよ

20代は矢面で叩かれるんだけど
30代中盤になると、ちょっとディープなところで叩かれるんですよ
だから、ボディブローみたいに効くんです
その辺って、何となく仕事に飽きる雰囲気も出て来るしね」とおっしゃってます

甲斐さんの30代中盤といえば
甲斐バンドが解散した後の第一次ソロ期から
KAIFIVE結成の辺りかなあと資料を漁っていたら…

「甲斐バンドを12年やって、86年に解散して
ソロになってからは、1回切ったからね
それまでのものを1回切って、過去の曲を全くやらなかったからね

だから、ソロになって最初の武道館の時、大ブーイングの嵐でさあ
で、俺、途中で涙ぐんじゃったんだよね
でも、ブーイングの中でも確信はあったしね
だって、今やってることが一番面白い訳ですよ

だからね、ああ、なるほどな
やっぱり判らないんだなっていう怒りと諦めと
しかし確信とが三つどもえで渦巻いてましたけど、動揺はなかったですね

博多から東京に出て来て、最初『ジァンジァン』の100人とか
共立講堂の1000人とか、そういうとこから始めて
武道館のレベルまで押し上げたんだけど
でも、一旦そこから降りたんだというのがある訳ですよ

ところが、降りさせない観客がやはり何万人もいる
でも、そこでキチッと道をつける作業をやらないと
なかなか正しい30代、40代を迎えられないんじゃないかって感じが、すごくしたんです」と振り返られ

(KAIFIVE結成後に参加された)「福岡ドームの柿落としライブの時
その瞬間、その場所とかで、一緒にいる人たちに
多少の気配りが出来る余裕みたいなものが生まれて来たってのもあるし

ソロの時の解体と実験の日々が
やはりすごく糧になってるんですよね
そうじゃないと、この30代後半
雨が降った後、カラッと晴れるっていうんじゃなくて
轍も多少残って…みたいな感じになってたかも知れないぞって思うんですよ」

…と話されていて、甲斐さんご自身がやりたいことや
やらなければならなかったことと、求められているもののギャップに
苛立たれたり、落胆されたりしつつも
間違ってはいないと信じておられた時期が「キツかった」のかなあと…

それはさておき…「泥水(清濁?)合わせ飲むトコないと
男は特にダメなんですよ」と甲斐さん

「苦労なんて、ホントはしたくない
何が苦労か、教えてくれないし、人によって違うから
いつの間にか忍び寄って来て、ワァーッと…(笑)

苦労は早く済ました方が良い
かわしちゃダメ!かわし技を覚えるとツケがたまっていくだけだから」
…と、おっしゃってるのを聴いて

「ほどほどに生きて行く人生、ツケが回らないように逃げまわる人生
前に進んで進んで叩かれる人生…3つともツケは回るんだよ

一番タチが悪いのは、ほどほどに生きて行く人生
死んで行く時に、喜びも苦しみも痛みも
分かち合う思いも何も残ってないよ」という
20代の甲斐さんの言葉を思い出したと奥さん

ここで、ディランⅡの【プカプカ】が流れ
甲斐さんは、クラフトビールをご注文になり(笑)
すごく面白いのは、自分の番組の着地点をポンと見出だせるのは
自分が見えてるってことなんだよね

男と女、同性同士の付き合いの中で、自分がどういう人間かが判る
特に同性同士の付き合いが大事で、それが恋愛にも生きて来る
…といった内容のことを話されるや
奥さんいわく…甲斐さん、今、恋してる?(笑)

「何かあると逃げる奴は恋愛も上手く行かない
ナンで友達いないの!?って人いるよね(笑)ビックリするわ(笑)
溢れるくらいいるのも信用できないけど(笑)
絞れよ!(笑)好みがないってことだよね?
そういう奴はホントに(は)好かれてない(笑)

…今日、厳しいこと言ってますね(笑)」との言葉通り
奥さんには、かつて甲斐さんが
サンストで話されていたことを彷彿させる内容で
思わず「正座して聴かなきゃ!」という気分になったみたいです(笑)

ともあれ…「これからやりたいこと」を訊ねられ
「ツアーが始まるんで、その準備を全部やらないと…
どういうセットで行くか…今回、セットリストは決まってるけど(笑)

(東京に)帰って、その話が始まるんですよ
どういうセットを組むか…かなり大がかりになると思います」と甲斐さん
でも、たぶん?宮城さんは、違う意味で質問なさったんじゃないかと…(笑)

「上手く『ジャーニー・ギター』が繋がると、折々で(沖縄に)来られる(笑)」し
番組で訪ねられる場所や召し上がるものも「次々と実現してる」上に

ご存知なかったことも「教えて貰いながら楽しむ」という感じで
まさに、趣味と実益を兼ねた(笑)番組みたいですが

「ステージにいる人が楽しんでるライブは楽しい」という奥さんの説に従えば
まず、甲斐さんが楽しんでおられる「旅」は
リスナーにとっても楽しいですよね♪

ラストは、甲斐バンドの【最後の夜汽車】が流れたんだけど
この日も「ジミー大西の『Jimmy』っていうドラマがありまして
明石家さんま監修の…
そのエンディング・テーマをMISIAが歌ってる…これ、ナンと僕の曲で

さんちゃんが20代の時、駆け落ちしてて、東京に…
その頃、引きこもりのように聴いてたその曲を
彼が、何かあると口にしたり、歌ったりしてるのを
MISIAが観てカバーしてくれたんです」と説明なさって

更に「Best of Rock Set かりそめのスウィング」と同じ日に
MISIAさんがアルバムをリリースされたことにも触れられ
「どっちもトリを飾ってる」とおっしゃってました

奥さんの思い入れのせいばかりじゃなく
さんまさんが、この曲をホントにお好きなこと
その気持ちを汲まれたMISIAさんがカバーして下さったことを
とても嬉しく思っておられるのかなあと…?
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