ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

じわじわ来る話

2016-09-15 09:02:00 | 日記
甲斐さんのお友達でいらっしゃる?
長谷川和彦監督の代表作「太陽を盗んだ男」で

沢田研二さん演じる主人公の理科教師が
手作りの原爆で警察を脅し、様々な要求をする中に
「プロ野球の試合を最後までテレビ中継しろ」というのがありましたが

当時は、放送枠を30分延長したら
決着がついていなくても中継が終わってしまったため

「イイトコなのにナンだよ!」と
ラジオにかじりつく…
というのが、野球ファンの方のパターンでした

…が、関西ローカルの「サンテレビ」は、1969年の開局以来ずっと
「どれだけ長引こうが最後まで中継する」という姿勢を貫いています

同局のスポーツ部長の方によると…
「どのキー局の系列でもない兵庫県域の独立放送局だから
独自色を出さないことには生き残れないという危機感が強かった

幸い電波は大阪府全域に飛んで行く
タイガース戦なら見て貰えるだろう
系列がないということは、どこまでも中継を延ばせるとも言える
[ウチでしか出来ない番組だ]というような流れで決まったんでしょう(笑)

次の番組がいつ始まるか、その時にならないと判らない
今なら、こんな破天荒な企画は提案も出来ません(笑)」と話されてます

今の野球番組は、19時〜21時は地上波で中継し
その前後はBSで…というリレー放送が出来るようになり

サンテレビも、このゴールデンタイムの中継を朝日放送に託し
…っていうか、サンテレビでも中継してるんだけど(笑)
朝日放送がサンテレビをBS扱いしている感じ(笑)

でも、普段サンテレビをご覧の阪神ファンの方は、朝日の解説者の方より
例えば「ムッシュー」こと吉田義男さんの方が落ち着けるみたいです(笑)

「去年は、そのリレー放送も含め、143試合中67試合を中継したものの
野球人気の長期低落で、中継数も視聴率も右肩下がり…

でも、完全中継は局の金看板
実況は[スコアブックが書ける中継]を合言葉に
1球たりとも放送されない瞬間はなく
攻守交代の合間に流すCMも原則90秒までです

これまでの中継の最長は、92年9月11日
延長15回に[抗議]も加わり
番組終了は日付が替わった午前0時41分でした

中継終了の[定時]は午後9時24分で、以後、5分刻みで延ばします
現場のディレクターが全権を握り
終了後のインタビューやハイライト映像の時間を
計算しつつ決断するんですが

負け試合の時は、分単位で視聴率が下がるんで、早く終わらせたい
あまり延びると、後ろの番組を担当する営業が困ることもありますし…

1球ファウルしただけで[また5分延長や!]と
現場は胃の痛い思いをしてますよ」…でしょうねぇ(汗)

今や「タイガース専用チャンネル」化してるんだけど(笑)
開始当初は、球団から完全中継をされると
「客が減るのではないか」と嫌がられていたらしい(苦笑)

当時の甲子園は、巨人戦は満員になるものの
それ以外のカードでは閑古鳥が鳴いているというのが実状で

73年の夏休み終盤、首位攻防戦だった中日戦でさえ
観衆は9千人しか入らなかったんだとか…(汗)

でも、阪神が優勝して、甲斐さんが
「大森なんて笑いを噛み殺してる毎日だからね」とおっしゃったり(笑)

中継ぎのエース福間投手が、祝勝会で
「ゲームを面白くした僕はヒーローです」と(笑)
【HERO】を歌われた年は、連日の満員御礼

日本シリーズの西武戦は、三塁側もレフトスタンドも
ほぼ阪神ファンで埋め尽くされるほどだったようです

…が、90年代は最下位が6回(汗)
「甘やかし過ぎや」とか「お前らが見放さんから
球団は、負けてもファンは離れへんと思うんや」と叱られたそうですが(汗)
実際に離れてないファンの方が、大勢いらっしゃるんだしねぇ(笑)

我が家の周りにも「1週間に1回
喜ばせてくれたらOK♪」というファンの方が…(笑)

でも「とにかく最後までやるからいい」との声に
「愚直な中継は視聴者の心を掴みます
他の番組の担当者には悪いけど
これからも続けて行きます」と話されてます

「太陽を盗んだ男」が、阪神ファンで関西在住だったら良かったのに…(笑)
あっ!でも、沢田さんご自身はタイガースファンですよね(笑)

もうひとつは、ついに奥さんが本格的なファンになった(笑)
伊藤理佐さんのエッセイにあった「ポパイの缶詰」の話

お嬢さんが、ホウレン草のおひたしを残されたのをご覧になって
「モリモリ元気になるから食べなさい」と伊藤さん

その言葉で「ポパイ」がホウレン草の缶詰を握り潰し
「ビョーンと飛ばしてモグモグ」を思い出されたそうだけど

「ホウレン草の缶詰って、美味しくなさそうだよなあ」とか
「子供の頃は、外国にはあるんだろうなと思っていた」と連想は続き(笑)

ふと「ポパイのホウレン草の缶詰って不思議に思った?」と
ご主人にお訊ねになったところ
「返って来た答えは、以下の通りである。正確に記する」

そのご主人のお答えは「もちろん不思議に思った
軍隊の食べ物だと感じた
ビタミンの摂取は、軍の存続にも大きな影響があるし、缶詰は保存がきく
味はどうであれ、必需品だったのでは?

ソウルフードで、青菜をクタクタに煮て肉に添える、みたいな食べ方があって
その青菜をカラードグリーンと言うらしいが
その類いじゃないだろうか?どうだろう?」

今、これを読んで下さっている皆さまも
おそらく?そうではないかと思われますが
伊藤さんの心中は「…汗、出た」(笑)

「一緒に暮らしている人が、ポパイの缶詰に対して
こんな長い意見を持っていたなんて
同じ家の中に、こんな考えがあったなんて、し、知らなんだ」(笑)

「[ポパイの缶詰]だけで、こんなに違う
子供の時、ホウレン草の缶詰のことを不思議に思ったら
私の人生、少し違ったんじゃないか…?

人間てさ[あの時、あちらだったら人生が変わっていた]と思うことがある
[あの飛行機に乗っていたら]とか
[あの時、声をかけたから]なんてドラマチック方面や

進学や就職、転居、失恋、結婚…と、大きな出来事に思いがちだけど
人生の分かれ道って、ポパイの缶詰を不思議に思うこと
こういう小さなことかも知れないなあ」と記されてます

リンゴが木から落ちるのを見たり
湯舟に浸かったら湯が溢れることを不思議に思った人間が
「偉人」と呼ばれてるんですもんね(笑)

冗談はさておき、こういう日常の「ちょっとしたこと」に心をとめられる
伊藤さんの感性が、奥さんのツボらしく

以前にご紹介した「女がおさげにする理由」や「パンツに付いてるリボン」
「外国の市場で聞こえて来たら涙してしまう日本の曲」なども
みんなクスッと笑った後の味わいが良いんだとか…(笑)

余談ですが…昨夜の「怒り新党」に
リオ五輪カヌー・スラロームの銅メダリスト・羽根田卓也選手が登場♪
ナンで?と思ったら、3ヶ月前の我が家が見逃した(苦笑)放送で

羽根田選手のお友達の方から、マスコミが羽根田選手のことを
「全く取り上げないことに怒りを感じてます
この名前を覚えておかないと、絶対に後悔することになると思います」

…という投稿があったみたいで
見事メダルをゲットされた羽根田選手が、ご出演となったらしいんだけど

マツコ・デラックスさんも有吉弘行さんも
「ゲスト」が来られること自体、ご存知なかったようで

「リオ五輪をご覧になりましたか?」との質問に
「バドミントン、興奮したわ〜!」とマツコさん

有吉さんは「(吉田)沙保里ちゃんが負けた時、グッと来たな
たぶん今でも世界一強いんだよ
でも、金メダルが取れないんだよ」と話され

男子リレーについて
「ボルトをあんだけ追い詰めたの日本人だけだぜ」とか
「飛鳥、カッコいい!」とお二人で盛り上がっておられるところへ

「…ということで、こちらの方に来て頂いてます!」と
招き入れられた羽根田選手(笑)
メダルを手に苦笑いなさってました(笑)

その問題の放送を再び、皆さんでご覧になることになったんですが
前述の投稿が読まれるや否や

有吉さんいわく…後悔は絶対しねぇけど(笑)
マツコさんはマツコさんで
(投稿者は)「本人?なりすましじゃないよね?」と…(笑)

でも、その後に競技の映像が流されると
「何これ、スゴい競技!」と驚かれたり
「カワイイ♪ナンで気づかなかったんだろう?」と食いつかれ(笑)
お二人で勝手に「ハネタク」と呼んでおられました(笑)

続いて、羽根田選手が「18歳で単身、スロバキアに渡り
あえて、日本人には厳しい環境を選び
武者修行している」ことや
「北京五輪で14位、ロンドンでは7位になった」こと

「遠征に継ぐ遠征で、資金難に陥り
履歴書と手紙でスポンサー交渉」なさって
「唯一、手を挙げてくれたのがミキハウスだった」こと等が紹介され

リオ五輪の時のプレーの映像やメダル獲得が決まった瞬間の様子が映り
「どうだった?」とのマツコさんのご質問に

羽根田選手は「正直、イケるとは思ってなかった
スロバキアに渡って、色んな思いがあって…

3位になって[ワーイ、やった!]って風に
ガッツポーズ出来ない感じですよね
色んな思いが込み上げて来て…」と話されていたんですが

メダルが確定した瞬間に涙された映像を
「今、自分で見てどう思う?」と訊かれて
「ハネタク、可愛いな♪」(笑)

マツコさんいわく…日本に帰って来てから
(色んな番組に出演されているのをご覧になって)気づいた
この人、調子イイのよ(笑)

ともあれ、2020年の東京五輪について
「競技年齢的にも一番ピークになるんで
これからもレベルアップ出来ると思う
必ず金メダルを取ります」宣言

有吉さんは「我々が一番の応援団だから(笑)
一番に目をつけたんだから(笑)」と話され
マツコさんは「アンタに過度のプレッシャーを与えるために
わざとあんな言い方したんだからね」とおっしゃってました(笑)

甲斐さんが「サラメシ」は
「メダルを取りそうな選手」の取材をしてると
いち早く羽根田選手を取り上げていたことに触れておられましたが

まさか、もっと早く「怒り」のメールが投稿されていたなんてビックリですよね(笑)
それにしても、ほぼ欠かさずに見ているのに
ナンでこの回だけ見てなかったんだろう…?(苦笑)
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気になるニュース5

2016-09-14 06:37:08 | 日記
甲斐さんが、かつてサンストで
「テレビを見てて、イヤな番組だったら、見なきゃいいだけの話なんだよね

わざわざ嫌いな番組見といてさ、新聞の投書欄なんかに文句言ってる奴
こういう人は、つまらん大人にしかならんよ」とおっしゃってましたが

当時はテレビ局側も「クレーム上等!」というか(笑)
何にせよ話題になるのは「それだけ注目されてるんだ!」って感じもあり

下品と言われようが、PTAに睨まれようが
路線変更する風にも見えなかったし(笑)
まあ実際、数字を取れていたんじゃないかと…?

それは、お笑いブームに乗ったバラエティ番組だけでなく、連ドラもしかりで

たぶん?「取り合えず最終回まで見て頂ければ判ります」と
苦情の電話にさえも番宣(笑)していたという「高校教師」あたりまでは
作り手の意志がハッキリしていたような気がします

しかし、時は流れ…今や各局ともドラマは大苦戦
テレビ離れか?マンネリか?ニワトリが先か?卵が先か?
様々な原因があるんでしょうけど

いったん坂を下り始めると、スポンサーの確保が大変になるわ
制作費は削られるわで尚更、視聴率が気になり

視聴者の意見やツイッターでの評価に敏感にならざるを得なくて
結果、安全に、穏便にとトーンダウンして
「ツマンナイ」と見放されてしまう
…という悪循環に入ってしまったような気が…(汗)

ラテ欄の記事によると…
某民放局のプロデューサーの方が「今、テレビドラマを作ることは
制作者の覚悟が問われる時代になった

昔のように視聴率が取れなくなり
制作費もバラエティ番組に比べると割高で
放送局からすれば、コストパフォーマンスの悪いコンテンツである

[その物語は、今、この世界に必要ですか?]という問いを
大げさではなく、毎日突き付けられながら制作している」そうだし

また他局のプロデューサーの方は
「見られるドラマとそうでないドラマという二極化が進んでいる
そんな状況の中、作り手として重視しているのは

こういうメッセージを届けたいという熱量がいかに高いか
それをキチンと視聴者の方々に届けることに尽きる」んだとか…

だからなんでしょうか?
脚本家の中園ミホさんが「恋愛ドラマの企画は通らない」と語られる通り
今クールの「恋愛ドラマ」には惨憺たるレビューが並んでます(汗)

例えば「好きな人がいること」については
「既視感満載である」と始まり
「男兄弟の中に闖入したヒロインが
すったもんだの末、その中の一人と恋に落ちるという物語は
[月9]だけでも、今すぐ2本は思い出せる」やら(苦笑)

「アリキタリも描きようによっては
王道とかオーソドックスとか定番…くらいの言葉は使えるのだが
そうも言えないところが苦しい」やら(汗)

「若手のイケメンを並べてみました。しかも舞台は湘南です
これでナンとかなるでしょう的な甘さが、物語の端々から臭って来て
何を見せたいのかと言ったら、それしかないのが初回からバレてしまった」

…と書かれているんですが
これで、この方が、お仕事に関係なく
このドラマを最終回までご覧になっていたら
冒頭の甲斐さんの言葉に当てはまってしまいますね(苦笑)

そのフジテレビのドラマ制作部の方によると…
「ドラマの視聴者が高齢化して行く中、次世代に繋いで行くには
[月9]で、若いドラマファンを開拓していかなければ…という意識が強い
ただ、若者が対象だと世帯視聴率の数字に反映しにくい」らしいんだけど

若者がターゲットだとしても、というより
新しいことに敏感な世代を相手にするからこそ「焼き直し」ではなく
「見たことない」ものでないといけないんじゃないのかなあ?

「せいせいするほど、愛してる」も
「見ていて恥ずかしくなった」に始まり(苦笑)
「読んでもないのに、ついナンでこんなつまらない漫画を選んだのかと
そんなひどいことを思わせてしまう、ドラマの罪は重い」と結ばれてます(汗)

ちなみに、ご自身の作品がドラマ化される際
「原作のイメージを大切にして欲しい」派と
承諾したからには「まな板の上の鯉」状態派に分かれるそうで

後者の方の中には
ご自身が思いつかなかったストーリー展開を期待される方が多いらしく
西加奈子さんいわく…原作者はクソやって思ってやって欲しい(笑)
原作ありきブームを止めたって(笑)

でも、制作者側の皆さんは
甲斐さんが西田佐知子さんに曲を提供なさった時のように
言葉通りに受け取っていいのか?と悩まれるかも知れませんね?(笑)

ともあれ、そんな窮屈なドラマ制作の現状が
「深夜枠」ドラマを充実させているとの記事があって…

「視聴率であれ、ネットの評価であれ
視聴する方々が、中身の良し悪しをフェアに判断してくれる
今は、トップスターを主役に据えても
企画が良くなければ評価されない
ドラマ作りには、むしろ好機なんです」とおっしゃる方がいらしたり

「トリック」や「SP」「孤独のグルメ」「民王」等を例に挙げられて
「午後8時〜10時台ほど視聴率を意識しなくていい
クリエーター達が才能を発揮し
エッジの効いた作品にチャレンジ出来る」とのご意見もあり

そういえば、深夜枠で人気があったバラエティ番組が
ゴールデンタイムに移った途端、つまらなくなることがあるけど
それとは逆に、のびのびと(笑)納得のいく作品が作れるのかなあ?

ただ、皆さん考えることは同じみたいで(笑)
「今や深夜枠も激戦区(笑)
エッジの尖った作品もすでに多く出ているので
ドラマ好きな人達がカタルシスを得られるようなものを作らないといけない
」という

我が家は視聴してませんが「ママゴト」は
映画「リング」の中田秀夫監督が演出を担当されていて
「テレビドラマではあまり見られないロングショットや
手持ちカメラの映像が小気味よいテンポを生む」そうだし

「真夜中の百貨店」は、コンシェルジュ役に
実写ドラマ初主演の大塚明夫さんを起用

「S・セガールやN・ケイジの吹き替えや
アニメ[ワンピース]にも出演するベテラン声優だが
低くて渋い声に加え、ダンディーな容姿が世界観にピッタリ」らしく

プロデューサーの方によると…
「ほっこりしたり、感動したり
見た人の心を揺さぶるドラマにしたい

地上波と同じようなキャスティングでは立ち行かないが
低予算でも諦めず、品格を大事にするためには
大塚さん以外考えられなかった」んだとか…

「番組の最後には登場した商品の紹介もあり
あくまでもドラマだが、こんな通販番組があってもいいと
新たな挑戦を思わせる心意気を応援したい」と書かれていて

やはり、BSは地上波よりも自由なんだろうなと思いきや
「グ・ラ・メ」は「コミックが原作で、分かりやすい展開
共演者らの大ぶりな?芝居も作品にマッチしている
深い放送時間だが、実は今クールの名作ドラマでは?」と高評価だし

「そして、誰もいなくなった」は
「自分の人生が、突然、見知らぬ誰かに取って代わられるという
物語自体はことさら新しくはないが

一度ネットに流れた映像や情報は
それがどんなに悪意に満ちたものでも
誤ったものでも、世界中に拡散されていく
そんな時代がリアルに迫って来る

自分が自分であることを証明するデータが
自分の開発した画期的なソフトによって消され
証明する手段が次々と奪われていくという恐怖

職場の人間や親友、学生時代の友人
行きつけのバーのバーテンダー、母親までもがと、周囲は怪しい人間だらけ
謎と共に誰も信じられない不安が膨張して行く

それにしても、役者も揃っているのに
ナンでゴールデンで放送しないんだろう?
その方が縛りが緩く、色んな意味で
制作の自由度が高いということか」と記されてますが

アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」や
ジェットコースター・ドラマと呼ばれた「もう誰も愛さない」バリに
死人が多過ぎて(笑)ゴールデンで、小さいお子さんには見せられないかも…?(苦笑)

それにしても「デスノート」以来、日テレは深夜枠の方が
ゴールデンより視聴率が良いんじゃないかなあ?(笑)

藤原竜也さんを始め、玉山鉄二さんや
黒木瞳さん、二階堂ふみさんなど
主演級の役者さんが勢揃いされてるし
出演者の方のギャラを考えても、かなり予算を割いてるような気が…(笑)

そうそう!三上博史さん主演の「遺産相続弁護士」も日テレ深夜枠ですね
コミカルな展開にクスッとしていると
故人の「思い」を相続させるシーンで
思わずホロッとしてしまうんだけど
これも深い時間ならではなんでしょうね

TBSはすでに「木10」のドラマ枠を失くして、水曜深夜に新設しているし
「Hulu」や「ネットフリックス」などの定額制動画配信サービスも増え
スポンサーの意向に縛られることなく
オリジナルドラマを作っているし

視聴する環境が大きく変りつつあるのに合わせて
魅力あるドラマを生み出す環境も変わって来ているみたいです

ただ、やっぱり大河も朝ドラも順調なNHKは強い!(笑)
ここ数年の朝ドラは「特定の企業」が舞台になっている関係で
放送後、キャストの方がそのままCMキャラクターを務められてますが

NHK側は「企業がドラマを利用するのは
作品がヒットした証、ある意味ありがたい」そうで

その企業側の方々によれば「問い合わせや取材依頼が増えた」とか
「営業活動がしやすくなった」などの声が多いらしく

「公告予算がしぼむ中、ヒットドラマでのイメージが利用できれば
費用対効果も大きい」と分析されてます

ただ、NHKには「公共放送として
企業などの宣伝に加担しない」という原則があり

例えば、ドラマで使う飲料は、ラベルを架空のものに貼り替え
携帯電話は、会社のロゴをテープで隠すなどの配慮がなされますが

「制作過程で企業が利することが想像されても
それを超える公共的理由があり
多くの方が楽しめるなら作る意義はある」とNHKドラマ部長

「近年の朝ドラでは、ドラマチックな人物を描くと
視聴者に支持される傾向にあり
そういう素材を探すと、企業の創業者や
何かのパイオニアに行き着くケースが多くなった」んだとか…

確かに、架空の主人公だと「人物像」を伝えるのに
数々のエピソードを披露する等、時間がかかるでしょうし
実在の人物がモデルだとイメージしやすいかも知れませんね

余談ですが…個人的には、地上波でも「ON」は、ストーリーも面白かったし
鶴瓶師匠が「俺が育てた」とおっしゃる(笑)
波瑠さんの演技も恐いくらい自然だったし

奥さんは奥さんで、渡部篤郎さんと原田美枝子さんの「元夫婦」と
光石研さんと林遺都さんの「師弟コンビ」に萌えでした(笑)

そうそう!「舌でなめまわすのが気持ち悪い」と評判だった(笑)
「神の舌を持つ男」は、堤幸彦監督が満を持しての作品とあって

またもや「ミヤビ」さんは登場するわ(笑)
「蘭丸」さんもいらっしゃるわ(笑)
「伝説の三助」は火野正平さんだし
主題歌を歌われていたのが坂本冬美さんだし

その上「2サスの掟(笑)」が花を添えて
「ああ、やってるな(笑)」とニンマリ…
冷静な佐藤二朗さんの声を「張らない」ツッコミ好きでした♪

ご覧になっていない方には意味不明ですよね?スミマセンm(__)m
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気になるニュース4

2016-09-13 10:45:41 | 日記
その昔、甲斐さんがサンストで
「今の小学生に[雲について]の作文を書けって言うと
俺らの時だと[青い空をムクムクと流れてく…]ウンタラとなってたもんが

[雲は水という成分から出来ている]というカンペキ情緒が抜けた
合理的かつ即物的、論理的なシロモノばかりなんだと。

教師の[感想文の書き方]指導要領にも
[この話をどう思うか?という主観を
子供に入れないようにさせる]というのが、すでに載ってるんだって!

つまり、感想文は自分の思いを述べるんじゃなくて
あらすじさえ上手くまとめられればいいと…

[もしも〜だったらナニナニ]という
仮定の文章が書けなくなっちゃってるってことなんだ
[仮定]こそが創造力の源なのにな」と話されているんですが

先日「読書感想文マニュアル論争」という記事に…
「夏休みの宿題の定番となっている読書感想文に
苦手意識を持つ子供が多く
書き方を指南する本や塾の講座も目立つ」と書かれていて

奥さんは「その指南書の感想を書けば?」と爆笑(笑)
「本の虫」だった奥さんにとっては
「どの本の感想にするか?」が最大の悩みだったらしく(笑)
友達のために書いた感想文が、コンクールに入賞した時は
「えっ?そっち?(笑)」と思ったんだとか…(笑)

いきなり余談ですが、新聞の読者投稿で…
「泊まりに来ていた小6の孫が
朝、開口一番[おじいちゃんが死んだ夢を見て、うなされたよ]

かわいいことを言ってくれるなあと思っていたら
[夏休みの宿題、誰がやるんだ?]と
途方に暮れていたところで目が覚めた」と言われたんだとか…(苦笑)

カツオくんみたいな小学生って
今もホントにいるんですね(笑)

ともあれ、某公立小学校の教諭の方が
ネットで見つけられた感想文の書き方のマニュアルのコピーを
「解りやすいので参考に」とクラスに配布なさったことに
賛否両論が飛び交っているという

そのマニュアルには、童話「シンデレラ」を例にして
「書き出しには、小説の一部を抜き出す
抜き出した部分について自分の意見を書く
本を選んだきっかけ、読み始めた時の感想を書く

自分の体験を書く
書き出しの部分に戻る
その本を読んで、自分がどう変わったかを書く」などと記されてるそうで

甲斐さんが話されていた頃とは違って
あくまでも「書き方」を示すものであり
結局、本人の考えを書くことに変わりないんじゃないか?…と、思ったら

「その瞬間、私は自分がシンデレラであるかのような気分になった」
といった感想文の例文も記載され
物語にのめり込んでいる感じで書くことを勧めるなど
細かい指南もしてあるみたいで(苦笑)

「これに従順にならえば、恐ろしく画一的な感想文が
一斉に提出されることになる」とか
「文章は自分で考えるからこそ身につくもの」

「他人から教わって書いたものに教育的効果があるとは思えない」
「予備校の試験解答テクニックと同じにおいがする」など
懸念の声が上がるのも頷けます

が、一方で「子供が一番手こずる宿題なので
最初は真似して書くことも勉強になる」
「自由に書けば良いと丸投げされても子供は困惑するしかない
これくらいやって当たり前」

「試験で良い成績を取るためと考えれば、配った先生は良い先生」
「子供の頃にこれが欲しかった(笑)」とおっしゃる保護者の方もおられ

学校側も「書き方が判らない子供もいる
形から入ることも必要ではないか?」とコメントされているらしい

それも「きっかけ」としてはアリかも知れないんだけど
ナンか賛成派の保護者の方は、学校側に丸投げなさってるような気が…?(苦笑)

以前に甲斐さんが話されていた
車の後部座席の「チャイルド・ロック」とか
「百円ライター」や「こんにゃくゼリー」もそうですが

子供がイタズラしたりして、何かの弾みでコトが起こると
必ずメーカー側が批判されるのと同じ感じがして
「しつけ」については何もおっしゃらないんだなあと…(汗)

まあ、教育の専門家の方のご意見も様々みたいで
「そもそも感想文の書き方を
十分指導していないのに宿題に出す学校が多い
書き方を指定したことは一つの前進だ」という方もいらっしゃれば

それ以前に「論理的な作文の指導が出来る教師の育成が
大学でも学校の研修でも十分でない」ことを指摘される方

「何も考えさせず、パズルを当てはめて行くだけのような指導をすれば
子供は一つの書き方は覚えるかも知れないが
それを楽しいと思うだろうか?」という方もおられます

また「義務にすると子供が本嫌いになりかねない」と
任意にする学校もあるようで
我が家は「目的はあくまでも本を読んで貰うこと
気に入った本に出会えたら、感想文を書けばいい

重要なのは書き方ではなく、どれだけ本音で書けるか
1学期の間に自分に合った本の選び方を指導することから
始めるべきではないか」とのご意見に一票です

まあ、ボクは「重要なのは書き方ではなく」に重点を置き(笑)
奥さんは「自分に合った本の選び方」に大きく頷いておりました(笑)

kainatsuさんは、スティーブン・キングの「ミルクマン」を
学校に持って行かれ、先生に見つかって
「これは子供が読む本じゃない」と言われたそうだけど(笑)

奥さんの場合は、学校の図書室にあった「車輪の下」ですからねぇ(笑)
「高学年用」とはいえ、学校のお墨付きの優良図書が
人によっては有害(笑)になることもあるんだなあと…(笑)

でも、2020年から大学入試も「国語のみ」記述式問題が導入されるようだし
試験用のテクニックに頼るよりも
思考力や表現力を身につけた方が良いでしょうね

甲斐さんいわく…喜怒哀楽がないと人間じゃないべ
これを失くすような教育を大人達が子供にしてるのは問題だよね
感情押し殺させてまで、とにかくイイ大学に入れ、イイ会社に入れってさ

まあ人間、この日本という集団社会の中で生きてくには
「肩書き」と言われる色んな形が必要ではあるんだろうし
それをヨクナイとも一概には言えないところもあることはあるんだけど

イイ大学、イイ会社に入れなかった奴
入ったけど、途中で挫折した奴
そういう一番、人間的なこととかけ離れた部分を目標にしてコケた奴は
その時、非常にツライっていう気がするんだよね

やっぱり人間、勉強もせにゃいかん
だけど、それと同じくらい人間的な部分も大切にやっていかないとアカンよね

甲斐さんご自身は「仕事は徹底的にやる
でも、遊ぶ時には全力で遊ぶ」そうですし(笑)
座右の銘が「文武両道」でいらっしゃるだけに説得力ありますね

続いては「[スター扱い]宿命?過剰?」という記事…
「男子バレーボール日本代表が
リオ五輪行きを目指して戦った最終予選の最中に

皮肉屋で知られる外国人の名監督が
[日本のメディアはなぜ、若手をスーパースター扱いするのだ?
柳田(将洋)を本当のスターだと思うか?]」と
真顔で記者の方に質問なさったという(苦笑)

柳田選手は「昨秋のW杯でブレイクし
95年以来となる5勝を挙げた全日本の躍進を支えた一人」として
「[スターになる素質はあると思う]と答えると、監督も頷いた

[それを証明するのがこの大会なのに
マスコミが騒ぎ過ぎて、柳田を潰している
だから、サーブが不安定なのだ]

持ち味のジャンプサーブでミスが目立った柳田の精神状態を気にかける一方
真剣勝負の五輪予選をショーアップする
日本のマスコミがそもそも理解できないと言う

監督の発言を聞いて、2002年までサッカー日本代表を指揮した
フィリップ・トルシエ氏の言葉を思い出した

彼も、スランプの時期があった中田英寿、前園真聖らの名を挙げ
[日本のテレビは日本選手が活躍したところだけをダイジェストで流す
世界的な大物だと視聴者が勘違いする]と警鐘を鳴らした

そんな日本の[スターシステム]に首を傾げるのは外国人監督だけではない
男子体操の関係者からも言われた
[トップの選手が本番でミスすることはあまりない
周囲の環境が柳田君を追い込んだとすれば、彼は犠牲者かも知れない]

騒がれても結果を出すのが、トップアスリートの宿命
とはいえ、監督の問いかけは
団体競技の特定選手にばかりスポットを当てがちな
私たちメディア側にも、一石を投じている」と記されてますが

「確かに!」と思う反面
メディアに取り上げられることで認知度が高まり
応援しようとする方が増えるのもまた事実でしょうし

ラグビーでもW杯以降、今までラグビーをご覧になっていなかった方が
ラグビー場に詰めかけられたり
代表のユニフォームを買い求めたりなさっている訳で

特定のアスリート、特定のチームに興味を持たれることが
そのスポーツ全体の活性化に繋がるのは望ましいことですよね

でも、その「スポットライト」が眩しすぎて
肝心のプレーに支障を来しては本末転倒だし…(汗)

そう考えると、名だたるスーパーアスリートの方々は
「いち選手」であること以上のものを山ほど背負わされながら
結果を出しておられるんだなあと…

まあ、中には長嶋茂雄さんみたいに
背負うものが多いほど、プレッシャーが重くのしかかるほど
「楽しい♪」と燃えちゃう方もいらっしゃるのかも知れません(笑)

余談ですが…田家秀樹さんが、小3の息子さんの運動会に行かれた際
「ビデオを持って来てる父親の多いことに驚いた
皆、ほとんど無言で、ひたすら自分の子供にカメラを向けている

[お父さんが撮ると、私が主役になる]というCMがあった
あの主役性は、子供の自意識形成に
どんな役割を果たすのだろうかと考えてしまった

自分の子供を主役にしかしない親と
親によって主役にさせられることしか知らない子供と…

自分の子供が可愛いのは当然です
ただ、それとは別だよね
学校という場での自分が[脇役]でしかなくて
親の前では主役でいられるという関係

脇役のない友達同士の集団なんてない
主役意識ばかり持たされた子供は、友人を持てなくなる

高校野球で、レギュラーになれなかった子供を持つ親が
[何故レギュラーにしない]と監督にネジ込むってのは
ここから生まれると言えるだろうね」と記されてますが

全員が「桃太郎役」という幼稚園があるくらいですから、根は深そうです(汗)
まあ、例えば、運動会の「かけっこ」で
ご自身の子供さんの顔のアップだけを撮るのはアレだけど(苦笑)

1等の子供さんをスルーして(笑)
ご自身の子供さんにピントを合わせてしまうくらいはイイんじゃないかなあ(笑)
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気になるニュース3

2016-09-12 08:00:48 | 日記
甲斐さんはラジオで話される際には
「全身を使って話さないと伝わらない」とか
「大勢に向けてではなく、1対1で話すように喋る」とおっしゃってますが

「パーソナリティーとリスナーが
同じ時間と空気を共有するところに本質がある」と言われるラジオは
「声のライブ」とも言えるんじゃないかと…

今まで甲斐さんが担当されたラジオ番組は
全てが生放送という訳ではないものの
確かに奥さんは、ラジオの前で「同時体験」して来たそうだ(笑)

ところが、先日読んだ記事によると…
ラジオNIKKEIは、15年前から
ダウンロードして保存するポッドキャストや
ネット上でいつでも聞けるオンデマンド・サービスなど
ネット配信を進めて来ていたらしいんだけど

リアルタイムに聞かれた方の4分の1に相当する人数の方が
ダウンロードなどにより「後で聞いた」との調査結果を受けて
「ラジオの本質が崩れつつあるのかも知れない」と…

radikoも「聞き逃しサービス」に乗り出すみたいだし
「リアルタイム」にこだわらない番組作りも「アリ」になって来るでしょう

ただ「ネット配信は、飛ばせば届く電波と違い
多くのリスナーを取り込むためには
大容量のサーバーを維持するコストも必要になるので
ネット配信に積極的になれない局もある」んだとか…

一方、テレビは、若い世代を中心に「テレビ離れ」が進む中
スポンサーの意向や視聴者からのクレームにナーバスになるあまり

失言を恐れ、穏便に穏便に、台本通りの安全第一
…で、なおさらテレビ離れが進む悪循環(苦笑)

立て続けに亡くなられた永六輔さんと大橋巨泉さんには
「どこかで波風を立てたいという思いがあったと思います」と久米宏さん

「ニュースステーション」開始当初は「今までにないニュース番組を作る」
…と意気込んでおられたそうですが、視聴率は振るわず(汗)

永さんから「ダメだよ、久米ちゃん
放送ってのは[送りっ放し]って書くけど、それじゃダメなの」と言われて

ご自身のラジオ番組へハガキを送ってくれた
リスナーの方全員に返事を書かれたり
なるべく会いに行こうとなさった永さんみたいに
「丁寧に放送しよう」と思われたことや

「お上の言ってることは、必ずしも正しくないぞ」という永さんの言葉通り
「マスコミは政権をチェックするのが最大の使命で、存在理由なんだ」
…との思いを改めて確認なさったことを話されてました

また「11PM」から学ばれたのは
「それまでのニュース番組が一番考えて来なかった
[どう見せるか]」ということだったそうで

「内容とともにセットや服装
座っている椅子や筆記用具にもこだわった
僕が小宮悦子さんを見るふとした目線とかね
まばたき一つでも映るテレビでは、そういうことが重要だと思う

コメンテイターや気象予報士等の出演者には
見る人に個性が伝わるようにして貰ってました

[今日はよそよそしいけど、何かあった?]と
視聴者が感じる日があってもいいと思う
ミスしたからって矛先が鈍ってはいけないんです」とおっしゃってますが

NHKの「バリアフリー・バラエティ」が
「24時間テレビ」に「ケンカを売った」という記事はいかがでしょう?(笑)

日テレの「愛は地球を救う」の終盤と重なる時間帯に
「検証![障害者×感動]の方程式」と題しての生放送

「笑いは地球を救う」と書かれた黄色いTシャツ姿の司会者いわく…
あの番組の裏でやってますから(笑)

日テレ広報部は「他局の番組に関するご質問にはお答えしていない」
…とコメントしているようです

ともあれ「スポンサー」=「視聴者」の国営放送では
それこそ「面白くなければテレビじゃない」という側面もあるなあと…(笑)

でも、番組の冒頭に登場した「感動ポルノ」という言葉
(障害者が感動や勇気を掻き立てるための道具として使われ描かれること)には

正直、自分にも思い当たるところがあり
ハッと目が覚めたような気持ちになりました(汗)

「障害者が乗り越えなければならないのは
自分たちの体や病気ではなく
障害者を特別視し、モノとして扱う社会だ」

「私たちにとって介助のある生活は日常で
健常者が歯を磨いたり、顔を洗ったりするのと同じ
そう捉えて、特別視せずに伝えて欲しい」

「障害者のありのままを紹介した結果
感動が生まれるのはいいと思う
ただ、感動ポルノが生まれ続けるのは、視聴者が求めて来たから

まずは、メディアが障害者の取り上げ方を変えることで
視聴者の意識も変わって行くようになれば…」
…という障害者の方のご意見に頭を垂れるばかりです

もっとも「24時間テレビ」に関しては
奥さんもボクも最初の2〜3回を見ただけで

それ以降の…障害者の方が何かに「チャレンジ」なさったり
マラソンランナーがゴールして
【サライ】の大合唱でエンディングを迎えたり…といった

「お祭り」とは申しませんが、ある種「ショー」的な演出が鼻について
毎年スルーして来ていたんだけど

「障害者は[かわいそう][頑張っている]以外の価値観を
提示して行くことを大切にしている」とのNHKのコメントを読んで

小学生の頃「かわいそう」は「差別」だと教わったのに
いつの間に「気の毒な人」という
上から目線になっていたんだろうと…(汗)

「そもそも[障害者]という言葉の[害]の字が失礼だ!」とか
「[社会的な障害と向き合う者]という意味では正しい」
…とのご意見もあったんですが

「隠語化される差別」という記事によると
小中学生の間で「身体障害児」を縮めた
「がいじ」なる言葉が使われているらしい(怒)

「自分たちとは違う者、劣る者というレッテルを貼りつけ
蔑視する気持ちを表そうとするもの」だそうだけど

「(友)ダチ」や「(暴走)ゾク」と同様に
言葉の頭の部分を隠す「上略」で
元の言葉を判りにくくしているのは
「人に聞かれてはマズイ」と判ってるってことですよね?

「最近は障害とは関係なく、何かに失敗した自分を
[俺、がいじ入ってた]と言ったりもしている」みたいですが
自分が「ゲス」な人間だと言いふらしていることが判らないんでしょうか?

これと似たり寄ったりの「イヤな気分」になる記事をもう一つ(苦笑)

今、開催中のパラリンピックは
開幕前のチケットの売れ行きが悪かったため
ブラジルの某女性ファッション雑誌が
パラリンピック応援のための公告を掲載したんだけど

その公告写真のモデルになっている
「義足の男性」と「片腕を失なった女性」が
実は健常者だったという事実に

「なぜ、選手本人を起用しなかったのか?」
「わざわざ健常者(の写真)を加工する必要があるのか?」

と、物議をかもし出している…ことも
「話題になる」という点から見れば「オイシイ」訳で
その確信犯的な商魂の逞しさに「アッパレ!」と思う部分もありつつ(苦笑)

やはり障害者の方を「ネタ」にして儲けようという姿勢は許せない!
でも、騒ぎ立てるのは「思うツボ」にハマッてしまうようで業腹だし…

高校生だった奥さんが「露出狂」に出くわした時みたいに
冷静に眺めた(笑)後に「それで?」と言ってやりたいです(笑)

ちなみに…その男は、しばらくボーゼンとしたまま立ち尽くし
自分で自分の下半身に目をやったかと思うと
慌ててコートで隠し、走り去ったらしい(笑)

…って、立ち直れないんじゃないか?
まあ、その方がいいんだろうけど(笑)

余談です…以前にご紹介した「フードポルノ」ですが
その後さらに進化?というか常態化し

「食がテーマのテレビ番組やネット動画を見れば見るほど
食生活が貧しくなっている」そうで
「他人が料理しているのを見る時間はあるのに
自分で料理を作る時間はない」らしく(苦笑)

「ソファに座って、最高のマカロンの作り方を見ながら
インスタントラーメンをすすっているなんて何かが間違っている」と…(苦笑)

「スポーツや芸術も似たような役回りかも知れないが
スポーツは必ずしもパティスリーほど美しくないし
芸術は往々にして、いささか退屈だ

一方、食は見目麗しく、対決方式にすれば面白くなる
危うさ、野次馬根性、目の保養
食番組には、これら全ての要素が詰め込まれている」

「食番組を見て、何を作るかを考えたり
どこで何を食べるかの参考にしたりするのは
画面で見たものと、お腹に入れるものが直結しているが

もし、この現実との繋がりが無くなったら
[仮想飲食]が食番組の中心になるという理屈も成り立つ

有名店で食事をしているかのように
視覚的にも感覚的にも正確に再現してくれる錠剤に
舌鼓を打つ日がやって来るかも知れない」
…新しい近未来小説が書けそうですね(笑)
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気になるニュース2

2016-09-11 10:51:31 | 日記
甲斐さんが【ミッドナイト・プラスワン】を捧げた映画
「イントレランス」が再上映された際
この映画が作られた無声映画時代と同様に
スクリーン前のオーケストラが場面に合わせた生演奏で
映画を盛り上げていたそうですが

今月20日に大阪で開催される「フランス・シネマ・コンサート」では
「男と女」製作50周年記念として

クロード・ルルーシュ監督作品
…「男と女」はもちろん「白い恋人たち」や
「愛と哀しみのボレロ」など17作品…の名シーンが

フルオーケストラ、歌手、バンドの生演奏とともに上映されるらしく
おおっ!甲斐バンド・シンフォニーみたいな編成だな(笑)と思ったら

フランシス・レイの名曲の数々(【ボレロ】はラヴェル作曲)を奏でられるのは
東京ニューシティ管弦楽団の皆さんだそうです♪
もっとも、指揮は藤原いくろうさんではありませんけど…(笑)

前回の「MEETS」ツアーで、押尾コータローさんが演奏された【ボレロ】は
一度、生オケで聴いてみたいな♪

この記事には…【男と女】の「パダバ シャバダバタ…」が
【夜明けのスキャット】に繋がり、後に「フランシス・レイ氏に
オリジナル曲を書いて頂いた」という由紀さおりさんや

「60年代には、映像と音楽だけで[詩を書ける]
ルルーシュとフランシス・レイがいた
どれだけ影響を受けたことか」という
松本隆さん

「このコンサートは、是非観て、聴いて、身体で体験したい
心の奥にある沢山の想い出が、一気に溢れ出すだろうな
僕にとっての永遠のバイブルである」とおっしゃる高橋幸宏さん

他にも加藤登紀子さんや夏木マリさん等のコメントが掲載されていて
かつて、映画と映画音楽に影響を受けられたミュージシャンの方が
いかに大勢いらっしゃるかがよく判ります

このような「映画&オーケストラ・コンサート」は
各地で催されているようですが
気になるのは、キョードー東京とキョードー大阪が
ぴあ等チケット販売大手だけでなく
アマゾンのサイトでもチケット販売を始めたことです

アマゾンは、CD、DVDなどの買い物履歴を分析し
音楽や映画が好きそうな…つまり、購入意欲のありそうな利用者に向けて
公演の公告を表示させることで売り込みをかけるらしい

今でもネット検索の履歴から
その関連の情報や商品の公告が表示されたりして
ちょっと薄気味悪い思いをしてるんだけど(苦笑)

そんなにキッパリと「情報を利用するぞ!」的な記事を読むと
人様に見られる訳じゃないと判っていても
ナンかプライバシーを丸裸にされてるような気分…(苦笑)

まあ、アマゾンで買い物することは滅多にないんですが
このブログを始めてからというもの
ちょっとした補足資料を集めるのに
ふだん興味がなかった分野のサイトなどを覗く機会が増えて

神様や宗教関連の情報を仕入れた後
○○教の祭事が〇〇日にあるとか、教祖様の著書が発売されたとか
レア情報(笑)が表示されて閉口したことがアリマス(笑)

ともあれ、アマゾン側は興行主から公告費は取らず
チケット売上高の15%を手数料として受け取るみたいだけど
通常の手数料は、6〜10%が相場らしく、かなり割高です

それでも、従来の新聞やテレビ公告だけでは効果が不十分だと
この新しい発売方法に踏み切ったんだとか…

この「映画&オーケストラ」の売れ行き次第では
今後もアマゾンで扱うチケットを増やすことになるようで
いつか奥さんの購入履歴をもとに
甲斐バンドのライブ公告が表示されるかも知れません(笑)

もう一つの記事は、エジプトの国営放送が
女性アナウンサー8人に対して「太っている」ことを理由に
1ヶ月間、番組出演を禁止し
その間にダイエットをするよう命じた…というニュース(苦笑)

その中の一人の女性アナウンサーが「私は太っていない
太っているかどうか視聴者に判断して欲しい」と訴えておられるんだけど
まあ、正直、どう見ても「痩せてる」とは言えない体型…(失礼!)

でも、元来エジプトにはふくよかな女性が多いため
視聴者の方が「見苦しい」とクレームを寄せられた訳ではなく
「女性を商品として見ている」といった
この「指令」に関する苦情の方が多いそうだ(苦笑)

ただ、指令を出された女性局長ご自身が
アナウンサー時代に太っていらしたことを気にされ
ダイエットなさった経験がおありなので
後輩たちにも美しくあって欲しいとの願いから発せられたものみたいです

日本の放送局では、体型がどうのというより
視聴者が番組内容に集中できなくなるような「雑音」を注意されるらしく

例えば、洋服やネクタイの柄が派手だとか
顔や髪の毛をいじるとか、奇抜なネイルアートをしている等
画面から突出したり、視線を引き付ける身だしなみや仕草はNGなんだとか…

でも、以前のニュース番組では
キャスターやコメンテイターの方の足元が見えるテーブルを
あえて選ばれていたような気が…?(笑)
女性の方もチャンと判っておられるのでしょう
足をナナメに流しておられたし…(笑)

それはさておき…
ドナルド・キーンさんいわく…石川啄木の最高傑作は日記だ

啄木は、長年に渡り、詳細な日記をつけていたそうで
特に「傑作」なのは、1909年4月〜6月にかけての「ローマ字日記」らしい

なぜローマ字で日記を書いていたのか?というと
「予は妻を愛してる
愛してるからこそ、この日記を読ませたくないのだ」と啄木さん(笑)

愛する妻がありながら「売春宿」に通い、それを克明に(笑)記しながら
「読ませたくない」とローマ字を使っていたんだとか…(苦笑)

奥さんによると…日記というのは
本来、人に見せるためのものではないけど
日記をつける方の心の奥底には
「いつか誰かに読まれるかも知れない」との心理が隠れていて
その「いつかの誰かさん」に読ませるつもりで書かれているという(苦笑)

啄木さんも「読まれたくない」
でも「読まれるかも知れない」という相反する思いが交錯し
結果、ローマ字を導入されたみたいですが

じゃあ、書かなきゃいいようなものなのに(笑)
文筆業の方の「サガ」なのか?
正直に日記をつけないと気が済まなかったのか?
それとも、書かなきゃいられないほど魅力的な女性がいらしたのか?(笑)

また「自分が死んだら、日記は焼いて欲しい」と
知人に頼んでいたとされている一方で
「日記には、とても良い紙が使われ
丁寧な字で書かれている」とキーンさん

「これはいつか読まれるべきものだ」…という気持ちがあったのでは?とおっしゃってるんだけど

当の日記が現存しているということは
その知人の方が、言葉とは裏腹な啄木の真意を汲まれたのか?
単に好奇心に負けて?読んでしまわれたのか?気になるなあ(笑)

このブログは、他の多くのブログ主さん達と同様に
「読まれること」を想定しておりますし(一応ね)
いわゆる「日記」とは違うので(笑)
赤裸々に書き綴ったりは出来ませんが

もし、啄木さんが現代人だったら
「ローマ字」の代わりに認証制にしたり(笑)
「読ませたい」方でも人気のブロガーになっていたかも知れませんね?(笑)
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