ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

機関紙BEATNIK(Vol.21・23)その2

2016-06-13 05:18:25 | 日記
甲斐さんが、BIGGIGの3週間後のサンストで…
「GIGの名前の由来はね、小さな所
もしくはすごく狭い地下室とかでやる演奏のことなんだよね」

「主旨としては[やりたいものを見てくれる人たちだけの前で
小じんまりとやる]ってことなんだけど、来てくれる人は2万人以上な訳で
たから[BIG]をつけて、小さいけどデッカイもの…をね、やった訳だよ」

「スタッフに聞いたんだけど、60歳近い女の人がね
昼の12時頃から最前列で、ずうっと並んでたっていうんだよね
それがなんかね、来てくれる人の2万分の1の縮図のように思えてさ
正直、嬉しいよね。そんな風にして1人1人
目いっぱい集まった人数が2万人以上っていう訳だからさ
ホント、お客さんも皆、気合い入ってるよね」と話されてますが

この機関紙も「会場に来ていた人たちの息遣いだけで特集してみたい」と
場内にいらした甲斐バンドフリークの皆さんにインタビューなさっていて

前日の夜9時から並んでおられた男性は
主催者の方から、徹夜はダメだから、朝の5時半に来てくれと言われた(汗)とか

広島から「各駅停車」の電車を乗り継いで来たという3人組の少年達は
終演後に夜行列車で帰ると言っていた(苦笑)とか

前日のリハーサルを見ようと、バイクで会場を目指されていた女性は
転倒事故を起こされ(汗)当日は両手首に包帯を巻いて参戦なさったとか…

ちなみに、この前日リハで、甲斐さんは
予定になかった【ボーイッシュ・ガール】を歌われた後
「明日のご来店は、6時半からです」とおっしゃったらしい(笑)

そういえば、宮古島でのフリーライブのリハーサルも
この手のコメントで締めくくられたそうだ(笑)

新宿西口近辺の自販機の飲み物がなくなったという話は有名だけど
テントの売店のジュース類も1万2千本がアッという間になくなり
追加の500本も焼け石に水(汗)
バンド用の飲み物を入手するために
スタッフの方が新宿中を探し回られたんだとか…(汗)

その売店で、Tシャツやパンフレットより売れたのがタオルで
用意なさっていた分が売り切れ、在庫を持って来て追加販売
炎天下で待機中の方々が、そのバスタオルを被っておられたという(笑)

全く売れなかったのは、500円の簡易オペラグラスで
2千個近い「新製品」を用意なさったものの売れたのは5個だけ…(苦笑)
「オペラグラスより自分の肉眼を信用するということのようだった」と
書かれてますが、もちろん奥さんもそう思った一人で

つま恋での野外ライブでも、立派なモニターが3台あったにも関わらず
人波の間に見えかくれする「動く甲斐さん」を必死で目で追ったらしい(笑)

ともあれ、午後4時開場の予定が3時に繰り上がったのは
道路にいる客に事故があれば、警察の手落ちになるため
主催者に責任が生じる場内に
早く入れてしまいたいとの意向があったからみたいだけど

場内には、保護者風に装われた新宿警察の私服警官の方々が
観客にまぎれて警備に当たっておられたようです

甲斐バンドの皆さんは、4時過ぎから
ステージ裏のテントで待機されてたらしいですが
このテント内の温度は38℃(汗)
甲斐さんは、扇風機すらないテントの中で待つ時の暑さを
冷房も何もない田舎の体育館を廻るプロレスの巡業と比較なさっていたんだとか…(笑)

午後5時35分にオープニング・アクト「ゴスペル・ジョイ」が登場し
【エーメン】他5曲を披露
その演奏終了後「それっ!」とばかりに立ち上がる観客を尻目に(笑)
5時55分からオープニングBGMが流れ始め

6時25分【ルート66】そして【暑い夏をぶっとばせ】
唐突に、右手を高く挙げられた大森さんを先頭にメンバーの皆さんが登場♪

6時31分【ブライトン・ロック】のイントロに乗って
スーツ姿の甲斐さんがステージに現れ、BIGGIGスタート♪

【ダイナマイトが150屯】の後に
「よく来てくれた!BIGGIGにようこそ!
外野席まで含めて、とにかくエンジョイして楽しんでやろうと思ってます
ビルも全て風景だからね
一緒に溶け合ってやろうぜ、最後まで」
…とのご挨拶があり【危険な道連れ】

その「外野席」について
「最初は絶対に見させないようにしようと考えていた」と甲斐さん

会場横の歩道橋の金網全部に甲斐バンドのポスターを貼りめぐらしたものの
暑さでテープが剥がれたり、意図的に剥がされたりで(苦笑)
本番直前に再度、カーテンみたいなものを巻こうとなさった時には

もう、かなりの「外野手(笑)」の方が集まっておられたらしく
「金を払って見に来てくれた人達には申し訳なかったけど
一大風景になっちゃったもんね」と…(笑)

このライブの映像を見ると、歩道橋だけでなく
京王プラザや住友ビルの窓越しにも
「外野手」の方の姿が映ってるし(笑)
完全にシャットアウトするのは難しかったでしょうね(笑)

ともあれ…それが、先のご挨拶になったようですが
甲斐さんいわく…今度また同じ場所でやるって言ったら
みんな「外野席」に行っちゃいそう(笑)

もっとも、この都有5号地近くの1号地では
「クローズ・サーキット・モニターテレビ方式」による
完全同時中継が放映されることになり
「会場では見れない甲斐さんのアップも楽しめます(笑)」とのことで
全席自由の前売り2200円、当日2500円のチケット料金が発生したらしい

でも、本会場のチケットが3000円だし…(苦笑)
まあ、こちらをご利用なさった方も
きっと立ち見だったんじゃないかと…(笑)

ちなみに…「ZONE」の使用料は、1日約400万円
ステージ設営のためには、最低4日の使用(汗)
これに水道、電気、トイレなどを引いたり使ったりする費用
さらに、歩道橋にガードフェンスを作るだけで200万円かかったんだとか…

それはさておき…4曲目は【テレフォン・ノイローゼ】
続いて【ムーンライト・プリズナー】
「大きな声でやるよ!」と【シーズン】

この辺りから、空の色が変わって来て
【GOLD】から本格的なライティングが始まったようです

【ボーイッシュ・ガール】で妖しいムードが漂ったか(笑)と思えば
心に沁みる【荒野をくだって】
アコギで歌われた【ミッドナイト】

「どこの窓からも、タダで覗いてる人が見える(笑)ね?」と甲斐さん(笑)

「非常に…いや、ものすごく良い気分だ、すごく、ね
何時間みんなを待たしたか判んないけど
隅から隅まで全部、息遣いがチャンと耳に入るし、大変嬉しく感謝します」

「色んな街から来てくれたと思うし、いいね、すごく
何となく巨大なビアガーデンって感じがあって…(笑)
みんなの知ってる歌をやります」
…と、前回ご紹介したMCに続いて【安奈】

ライブ終了後のインタビューで…
「警備上のことでも制約が有りすぎて」
実際、同日に予定されていた「たのきん」の後楽園ライブが中止になったり
「不可能なことの方が圧倒的に多いっていう場所」に

「日本中(沖縄県以外)の色んな所から
汽車に乗ったり、バスに乗ったりしてやって来てくれた」ことは
「招待券」で見に来るのとは
「根底に流れているものがものすごく違うと思うのね」

「熱気とか熱さという部分においては、非常に違うものだよね
それは、当然、客の反応にも表れるよ
本来のライブって、やっぱりそうあるべきだと思うよ」

「2千とか3千の会場でのライブと同じものじゃない?
それが、ものすごくデッカイ形になったものがイベントな訳だしさ
イベントがお祭りだとしても
余計にそういうことが必要なんだよね」と話されてます

まあ、奥さんに言わせれば
長い間、ライブを観ることが出来なくて
「みんな、甲斐バンドに飢えてたんだと思う(笑)」そうだ(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機関紙BEATNIK(Vol.21・23)その1

2016-06-12 07:33:58 | 日記
もうすっかりお忘れでしょうが(笑)「BEATNIK」シリーズ再開です♪
まずは、表紙を飾っている甲斐さんのシビレる言葉から…

「ほんとにこんなに来てくれて、みんなに感謝します。ありがとう。
BIGGIG…ライブハウスっていうより
大きなガーデン・パーティーって感じだね
シャンパンのかわりに歓声か?花束のかわりに拍手ね」

「今年もかなりの数のイベントがあったけどね
でも、これは正真正銘、招待者抜きの、ホントに買った人たちの人数です
何となく皮肉が多いか
OK、ちょっと客席を明るくしてくれる」

「場所がどんな状況かっていうのを考えるのは
これが終わって、歩いて帰る道の上でいいから
とにかく、みんな一緒にこの場所にいる。OK!?」

「大きな傷口のひとつやふたつ誰だってあるし、それを成長という
苦しい時もあれば、つらい時もうれしい時も上下いっぱいあるよ
アップも、ダウンもね」(8/7 BIGGIG 甲斐よしひろ)

…という訳で、1983年9月号は「BIGGIG」特集
上記の言葉は、ライブMCの抜粋みたいで

「ちょっと…明るく…」の後には
「【安奈】をやるからね。【安奈】を。いいかい!
そのままちょっと点けっぱなしにしとくからさ
みんなで一緒にやるよ」との言葉が続き

冒頭の「花束のかわりに…」の後には
「ずっと2年近く、マスコミから遠ざかってます
復活と呼んでもいいし、何と呼んでもいい
でも、ここに来ている人数全ては
これは10時間で売り切れた人数です」と話され

「いいかい?これが、どれだけの場所か…」と最後の言葉へ続き
「その、アップの時からダウンの時に行った時に作ったヤツをやります」と
【観覧車'82】が演奏されたようです

BIGGIGについては、以前にも書かせて頂いたので
重複する部分もあるかと存じますが
今年の8月7日、野音での甲斐バンドライブに向けて
もう一度、おさらい(予習かな?)の意味をこめて…(笑)

この機関紙Vol.18で、アルバム「GOLD」が特集された時に
インタビューの中で甲斐さんが「BIGGIG」について語っておられます

「イベントをやる時には、例えばスタジアム、球場ね
それからどっかの郊外の広い敷地
あとはまあ、僕らがやったみたいな非常に珍しい花園ラグビー場
つまり、広い所で、見晴らしのいい所でやる訳よね」

「スポンサーなしで、孤立無援でイベントやるかっていうとそんなことない訳よ
みーんなヒモ付きでさ、スポンサー付きでね
しかも4万から5万人集めたって言っても
実はその半分以上は、色んな所でチケットがバラまかれてるよね」

「甲斐バンドってのは、花園もそうだし、箱根もそう、全くのヒモ付きなし
つまり、赤字だったら自分達が背負う。だから必死よ
ただイベントやりましたっていうんじゃダメだってことくらい
自分達が一番よく知ってるからね」

「花園で大暴動大会やった後に
どっかで厄介だなっていう部分があった、自分の中に…
しばらくイベントやりたくねえなって感じがありましたよ
だけど、その間見てるとさ、みんなやってるものって
何も考えないで、球場とかさ、金がかかんなくていい
同じものの色の塗り替えでさ
結局、ほとんど失敗してる訳よね」

「それじゃあ、俺達アイデアあるし、プランもあるから
後は国ときっちりコンタクト取れるかどうかよね」

当時の甲斐バンドのマネージャー・佐藤剛さんによると…
この「アイデア」というのは、1980年12月
翌年1月に発案された「花園ライブ」よりも先に

「新宿西口都有地、1日300万円」とのデータと共に
「新宿で、毎週土曜日には必ず
甲斐バンドがイベントをやってるってことが出来たらいいなあと
漠然と思っていた」ことを差すらしい

「お客さんが面白いなと思って来てくれる所じゃないとツマンナイ
バンドもノれる、一番絵になるんじゃないって状況とか場所とか考えちゃう」

「ここだったら、ビルに囲まれてて、そのビルの一角の中で
ある時間帯からバーッと浮かび上がったみたいな感じで
2時間半なら2時間半、ステージやって、その後はまた元の闇
そういう意味じゃ真夏の一瞬、ドリーミングなものかも知れないけど
だからこそ観たいよねという部分」

「昔、ピンクフロイドがボンベイでやったビデオがあるんだけど
ああいう夏の闇の中でエネルギッシュに浮かび上がる
幻想めいたステージってやれるんじゃないかって発想だよね」

「もちろん、僕らはどっちかっていうと幻想チックじゃなくて
音が、パワーが、はっきり前に出て来るバンドだからね
緊張感、テンション、全部出します
NYからのボルテージも全部持って来て、そこに出します
古い歌もやります【テンション・ノイローゼ】もやれば【シネマ・クラブ】もやるよ
その辺どんどん見せちゃうよね」

もっとも、そのイメージが出来上がったのは、1982年の暮れのことで
1983年になってから、実現に向けて
ディスクガレージの中西健夫さんが動き始められ

「都庁がOK」を出した時点で、イベント実施日とチケット発売日が決まり
「ぴあ」5月20日号で「5月23日から発売」と発表した後

ブロック指定という会場の作り方、2万人の待機場所
通行人がライブを見ようとした場合など会場横の欄干の問題、騒音ETC…も含め
警察から許可が下りず「やんわりとした中止勧告」まで出され(汗)
警察と市役所をタライ回しにされるという事態に…(汗)

ちなみに、我が家の資料には
現金書留による販売は、5月23~28日まで、全席の70%
残りは電話予約による販売で、5月29日のみとなってますが

当の甲斐バンドのメンバーは、NYでレコーディング中(苦笑)
「虜」のレコーディングの際から、ライブ活動を休止する状態が続き
【シーズン】がCMに起用されていた以外、シングルも発売されておらず
マスコミに取り上げられる機会が少なくなっていたにも関わらず
「発売2時間で完売」(笑)

中西さんから、この連絡を受けられた佐藤さんが
「凄いねぇ…甲斐バンドって、やっぱりパワーあるんだ」と
他人事のようにおっしゃったのも無理からぬことですね(笑)

「あそこでイベントやるのは、この国では僕らが一番
マイルス・デイビスがやったけど
彼は非常に金のかかるミュージシャンだから、照明もあってなきもんよね
マイルスが出て来て、パッとライト当てりゃ絵になる」

「僕らだって、パッと出て来てバーッと当てりゃいいよ
だけど、意識の差があるよね
向こうは観光みたいな気分
俺達はこの国でずっと生きて行かなきゃいけない
これ一発で失敗こいたらさ、来年からもう生活できない
家族みんな路頭に迷う…そういうシビアな気分よね」

「その部分の差は、照明も、スタッフも、PAも、もちろん演奏も
色んな部分を含めて見せるっていうトコははっきりあるね」

このインタビューの時の甲斐さんの思いが、冒頭のMCに込められ
暑い熱い一日のライブ・パフォーマンスになったんでしょうが

そのイベントについてのメンバーの皆さんの会話がなかったら
イベントはおろか「甲斐バンド」自体がなくなっていたかも知れないと思うと
なかなかフクザツな気がします…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐よしひろのセイヤング21(6/4)続き他

2016-06-11 09:39:00 | メディア
甲斐バンド「GOLD」から【シーズン】が流れて
改めて「NYボックス」の告知…

「九州物産展」に行かれた方からの投稿で…
「おきゅうと」の売場にいらっしゃった男性は
甲斐さんの同級生(実際は1年後輩)には見えなかったようだけど(苦笑)

武田鉄矢さんとのツーショット写真が飾ってあり
「間違いない!(笑)」と声をおかけになったら
「甲斐は声が良くてね、可愛い顔してたから
クラブのママによくモテてましたよ(笑)」と教えて下さったらしい(笑)

一方、甲斐さんは南里さんのことを「顔は良くないけど(笑)
性格がキュートなんで[おきゅうと]♪」と…(笑)

奥さんも以前、SHIBUYA-AXのライブ前に
渋谷の東急百貨店の九州物産展を覗き
松藤さんが「ゴリラ系(笑)」と話されていた南里さんを発見した旨
セイヤングに投稿したことがあったんだけど

その時、松藤さんは「南里、ゴメン!」と謝られ(笑)
甲斐さんも「そんな近くに来てたんだ?!」と驚いてらっしゃいました(笑)

南里商店は、おきゅうと製造販売の「シェア70%以上」と甲斐さん
「独禁法に引っ掛かりますよね、密告したら(笑)」と…(笑)

「リピート&フェイド」からは
【メガロポリス・ノクターン】が選ばれ、松藤さんの歌声が…♪

甲斐さんの「レコードマニア」の記事が掲載された週刊新潮
その発売前夜から地下鉄の中吊り広告が差し替えられ

おまけにその隣に「ビルボード」の広告?もあって
「甲斐さん尽くしの地下鉄車両でニヤついてました(笑)」とのメールを読まれ

記事にあった通り、5000枚のレコードや400冊の本の重みで
1階の窓が閉まらなくなったので(笑)
お引越しなさったと話されてました

続いて、この日2通目の採用となった奥さんのメール(笑)
べチコさんのツイッターに
東京駅の改札で見かけた男性が
「甲斐さんか、タケカワユキヒデさんか判らなかった」
…とおっしゃる女性の呟きがあり

「甲斐さんとタケカワさんが、似てる・似てないはさておき(笑)
振り返ってファンの方に挨拶なさるなんて
絶対に甲斐さんじゃないと思った(笑)」という失礼な内容にも関わらず
甲斐さんご自身も松藤さん、久保さんも爆笑(笑)

「たしかし!たしかし!」と甲斐さん
これは、ダレノガレ明美さんが「たしか」と「しかし」を言い間違えられ
「勝手に作った合成語」らしく(笑)
「それ以来、ウチの家族全員使ってます(笑)」と説明なさってました

松藤さんが「正しいね(笑)」とおっしゃると
甲斐さんも「これは絶対タケカワでしょ(笑)
絶対タケカワユキヒデだ!(笑)」と断言(笑)

件の男性がおっしゃったという
「では皆さん、今日はありがとうございました」という挨拶を
甲斐さんが口にされた途端
松藤さんいわく…言う訳がない!(笑)

大笑いされた後「面白いなあ~もう面白い(笑)」と甲斐さん
「絶対に甲斐さんじゃない…そらそうですね(笑)」と認めておられました(笑)

甲斐さんの「笑い袋」みたいな笑い声(笑)を聴いて、ドヤ顔の奥さん(笑)
関西人のサガなのか?「笑い」を取りに行くような内容のメールが多いので(笑)

甲斐さんが「ひとり喋り」のFM番組より
やはり、ラブリーパートナーがいらっしゃる(笑)
「セイヤングに投稿する方が盛り上がる♪」と申しておりました(笑)

「BIGGIG AGAIN」の告知の後【ラブ・マイナス・ゼロ】
またまた「NYボックス」収録の各アルバムから
5曲がオンエアされた訳ですね♪

これで後は「ワイドナショー」ご出演を待つばかり(笑)
久保さんがツイッターで
「甲斐さんのソリッドな芸能トークが
ラジオのセイヤングやLEGENDSから
ついにテレビへと…必見!」と援護射撃なさってましたが(笑)

世間一般の、いわゆる【HERO】【安奈】の「甲斐バンド」
ロックの大御所(笑)「甲斐よしひろ」というイメージでしか
甲斐さんをご存知ない方々には「ゲスト?ナンで?」やら(苦笑)
「どんな話をするんだろう?」やら
若干の違和感(苦笑)と興味がおありみたいです(笑)

以前に「HEY!HEY!HEY!」に出演された時だったか?
甲斐さんが「松っちゃんはどこまで言ったら(相手が)怒るか?
試してるようなトコがある」といった意味のことを話されていたので

奥さんは、その辺りを東野幸治さんや
同じくゲスト出演されるヒロミさん、南キャン・山ちゃんと
上手く絡んで喋って欲しいなあ(笑)と…
でも、それって「芸人さん」のスタンスなんじゃ…?(笑)

それはさておき…甲斐さんがビルボード東京のMCで
「一郎にNYボックスのこと言ってないんじゃないかな?(笑)」と
話されていたと聴いた時には「ひどくね?(苦笑)」と思ったんだけど

考えてみると、イチローさんは
それまでの甲斐バンドのアルバムにも
数多く参加なさっていたものの
甲斐バンドのメンバーとして、レコーディングされたのは
「ラブ・マイナス・ゼロ」と「リピート&フェイド」だけなんですね?

甲斐さんもイチローさんの加入は
「結果的に解散プロジェクトのためみたいになってしまって
可哀想なことをした」と話されてましたが(汗)

以前から度々ご紹介しておりますように
奥さんは、オリジナル・メンバーの甲斐バンドへの思い入れが強く
長岡さんが脱退された後は「甲斐さんがいるバンド」的な感じになりつつ(苦笑)

それでも「一生、3人でやって行く」とおっしゃった甲斐さんに
解散までずっとついて行った訳ですし
1996年の再結成の際には、イチローさんも含めた4人で
「甲斐バンド」なんだということを改めて認識したんだけど

「33年の時を経て、同日8月7日、日比谷野音に甦る」甲斐バンド・ライブは
楽しみな反面、一抹の不安…というか気がかりがあるらしい(汗)

前代未聞の「予めセトリが判っているライブ(笑)」とはいえ
「新たなる伝説を、いま目撃せよ」という謳い文句を待つまでもなく

単に「当時と全く同じセット・リストを再現」
…するにとどまらないであろうことは、重々承知している
と、いうより、そうでないと意味がないというのが「楽しみ」な部分で

今回のメンバーには、佐藤強一さんが参加されることが
佐藤さんご自身のサイトにアップされていたり
佐藤英二さんのその後のご容態は判らないながら

おそらく?前回の野音ライブに出ていらした
岡沢茂さんやマック清水さんといった皆さんが登場されると思われますし

「2016年の甲斐バンド」が
BIGGIGと同じセトリを演奏なさるとどうなるのか?という期待は
もちろん、他のファンの皆さん同様に高まっております♪

…が、一方で、その前回の野音で【GOLD】が演奏された際に
奥さんは、かつてのBIGGIGを思い出し
甲斐さんが今にも「ミスター大森!」とステージ上手を示され
大森さんが高々と右手を挙げられる…

映像が見えるような気がしたという
理屈ではない「刷り込み」みたいなもの
最早、血肉となっているものが
8月のライブを体験することで、一体どうなるのか?
あの暑い熱い1日の記憶が、書き換えられてしまうのではないか?
…と、密かに心配しているようです(苦笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐よしひろのセイヤング21(6/4)

2016-06-10 10:24:00 | メディア
今回、奥さんは、さすがにリアルタイムでは聴けなかったので(笑)
昨夜、東京の甲斐友さんから送って頂いた音源を聴いたんですが

あちらもこちらもデッキの状態が悪く
時々、音が飛んだり、ノイズで聴き取り難かったり…(汗)
でも、自分のメールが読まれた箇所は
何度もリプレイして根性で聴いてました(笑)

ただ先日、鈴木健太さんがご自身のツイッターで
「ひとのブログやツイートとかで
自分や自分が見たライブのレポート見たりしてると

MCを思いっきり聞き違えて書いてたりして面白い(笑)
しかも結構な頻度である(笑)
こうして噂は広まっていくんだなあと…それも面白い(笑)」と呟かれていて

まさか鈴木さんが、このブログを読まれてるとは思いませんが(笑)
そもそもが「又聞きレポ」ですし(苦笑)
奥さんが聞き違えたり
ボクが間違ったニュアンスで受け取ったり(汗)
…ということは多々あるんじゃないかと…?

この放送も、全く悪気はなしに
文字通り「聞き違えて」書いているやも知れませんが
何卒、御容赦の程を…m(__)m

で、そのセイヤングのテーマ曲が終わって
甲斐さんが「手元にスポーツ報知がある」
…とおっしゃった途端に、デッキがキュルキュル言い始め…(汗)
飛び飛びの内容を繋ぎ合わせると

高橋由伸監督の目が、恐ろしく冷めていて、監督の目じゃないとか
怒ってもいないとか、突き放したようなとか、目に力がないとか…(汗)
「第三者の厳しい目で見て貰った方がいい」と甲斐さん(笑)

舛添都知事が、マスコミの前でそうおっしゃった時に
マスコミが「第三者」じゃないかとツッコまれたらしい(笑)

このフレーズは「大阪のエスカレーター」のMCでもおっしゃってたそうで
最近の「甲斐ブーム」だったんだなあと…(笑)
まあ、すぐに「アモーレ」も使われていたみたいだけど…(笑)

ともあれ、先日の「LEGENDS」に続き
セイヤングでも「NYボックス」特集♪
ボブ・クリアマウンテンが(手掛けたアルバムが)3枚
ジェイソン・カーサロが3枚とボーナス・ディスクと説明され

「[AGライブ]は、レーザーディスクまでは出てたんですが…
(DVD化は)[レット・イット・ビー]が先か?
[アポロシアター]が先か?[アポロシアター]が勝ちましたね(笑)」と…(笑)

アルバム「虜」から【ブルーレター】が流れた後
「最新のデジタル・リマスタリングは、これだけ違う」
「明らかに違う」と松藤さんとお二人で話されてたんだけど
残念ながら、我が家のデッキでは、違いが確認できず…(苦笑)

萩原健太さんの解説が掲載されている
100ページ近いブックレットに載せるために
「探しましたよ、写真(笑)」と甲斐さん

(ジャパンエイドの時の)
「ピーター・ガブリエルと二人で、コーラスの練習してる写真が出て来た(笑)
【冷血】をやったんで、日本語のコーラスを教えてる(笑)」んだとか…(笑)

「紙ジャケは前に出してるから、同じじゃツマンナイんで
(今回は)全部ピクチャー・サーチ(笑)…じゃなくて
ピクチャー・レーベルになってます!」

「デザイナーが泣いてました(笑)
真ん中に穴が空いてるから(笑)」と楽しげに話されてるのを聴いて
甲斐さんの「思いつき」を実現なさるために苦労されるのは
中西健夫さんだけじゃないんだなあと…(苦笑)

東京で、震度5弱の地震があった時
甲斐さんは、ご家族と外食をなさっていて
同じお店にいらした「おっさん(笑)」が
一人で表に出て行かれ、奥さんは置き去り(汗)

「空を見上げて、言い訳しながら入って来た(笑)んで
奥さんの顔をじっと見てたら、怒ってる(笑)」
「私は置いてきぼり?!」とおっしゃっていたそうですが
「動けなくなる人と動いちゃう人がいる」と松藤さん

さんまさんも地震が起きた時に、ご自分だけ外に逃げて
大竹しのぶさんに怒られたらしい(笑)

阪神大震災の際にも、その瞬間の行動で…
咄嗟に奥様の上になって庇われたとか
慌てて逃げようとして、奥様を踏んづけたとか(汗)…
その後の夫婦関係に大きな違いがあったみたいです(苦笑)

まあ、我が家でも時折(苦笑)
ボクが震災直後に「二度寝」をしようとしたことが話題に上りますが…(汗)

映画「HK2 アブノーマル・クライシス」の主演の鈴木亮平さんが
「変態仮面は正義のヒーローなんです!
ただ、変態なだけで(笑)」と訴えられ

「HERO」の綴りは「H」と「ERO(エロ)」で出来てます(笑)
…と力説されていたという投稿に
「スゴイね…鈴木は英語が堪能で、外語大ですよね?」と
妙に納得される甲斐さん(笑)

この先【HERO】という文字を目にするたびに
「おいなりさん」を連想してしまうとの言葉に

「おいなりさん的なモノがいっぱい出て来る(笑)おバカ映画なんで(笑)
1本目もそうだったけど、さらにヒドくなってる(笑)」
…って、やっぱりご覧になってるんですね(笑)

「脇から出たらヤバイじゃないですか(笑)」と話されてましたが
鈴木さんによると「全ポロリ(笑)」は一切なかったらしく
うっかり出てしまったモノ(笑)は
画像処理チームの方々が、来る日も来る日もモニターを見つめて
キチンと消して下さったそうです(笑)

そのせいか?鈴木さんは、チームの皆さんを「他人とは思えない(笑)」とか
「あなた達こそ、ホントの変態です(笑)」と称えておられました(笑)

この映画に出演なさっているムロツヨシさんとすれ違われた時に
「すっげー話聴きたかったんだけど
よく見たら知り合いじゃなかった(笑)」と甲斐さん(笑)

「この局でやってるし、スタッフ?も皆知り合いじゃないですか(笑)
ウチの娘も知り合いなんですよ(笑)」と
一方的にお知り合いみたいな気になっておられたことに気づかれ
声はおかけにならなかったようです(笑)

甲斐さんのソロ・アルバム「ストレート・ライフ」から【BLUE CITY】が流れ
「マッチに書いたけど、内容が過激だったため、12インチになった(笑)
通常のシングルのために書いたのに(笑)」

「まあ、この内容はダメですよね(笑)
当時、噂されてた人のことをまんま書きました(笑)
ドアの隙間で震えてたり、違うタクシーに飛び乗ったり…
ほら、ダメでしょ?(笑)」とおっしゃって

「(近藤さん側も)色々、考えたんでしょうね?で、12インチ…(笑)
でも、そりゃチャートに載らないってことでしょ(笑)」と苦笑い…?

ちなみに…奥さんは、この曲を初めて聴いた時「えっ⁉不倫の歌?!」と
甲斐さんご夫妻の仲を心配したんだとか…(笑)

「トラブルは嵐のように吹き荒れ
ロマンスは背骨に突き刺さる」なんて
「経験者でないと書けないと思う(笑)」と
いまだに疑いは晴らしてないみたいです(笑)

そういえば【タイトロープ】を聴いた時にも
「自惚れと憎しみ 熱に溺れて…」の歌詞に疑惑の目を向けておりました(笑)
…って、アナタ経験者?(汗)

「笑点」の新司会に昇太さんが選ばれた理由が
「まさかの消去法」というメールに
甲斐さんは「昇太さんは一番インパクトがあって
どのジャンルでも行けるじゃないですか」と話され

「家が思いっきり近所で、犬の散歩コース(笑)」でいらしたけど
「でっかいマンションを購入されて
どっかへ引っ越された」らしい

奥さんは、甲斐さんが散歩の途中に
「ダットサンみたいな車が停まってて
この車良いなあと思って見てた」とおっしゃったことに
「買い替えるつもり?(笑)」と食いついておりました(笑)

ブルーノート名古屋で、ライブ途中から
「こっくりこっくり」していた方がいらした(苦笑)というメールを読まれ

「あれ?今日、ライブなのにオカシイなあ(笑)」と甲斐さん(笑)
松藤さんが「休憩時間にやってる(笑)」とおっしゃると
「そうそう!松藤に大阪まで来て貰ってね(笑)」
「久しぶりの大阪です(笑)」とベタな掛け合いへ…(笑)

ビルボード東京に船越英一郎さんがおみえになっていたとの投稿に
「ライブが終わってから、一緒に食事をした」と話され
ツアーMCにも登場した「糖質ダイエット」の話へ…

蕎麦ダイエット?をなさっていたにも関わらず
「とにかく落ちなかった。今回、58kg切らなかったんですよ」

「ごはん、うどん、インスタントラーメンを断って
ごはんは、5日に1回、半膳くらい食べて
10日…1週間くらいで2kg落ちた
こんな簡単に落ちるの?」という甲斐さんを

ビルボードでご覧になった船越さんが
「2階(席)から見てても、物凄く痩せてて心配になった」と
おっしゃったそうですが、その船越さんもお痩せになっていたらしく

「ガンにかかった患者の役」のために
7kgくらい落とされたとお知りになって
役者さんは大変だと思われたんだとか…

「56.4kgしかない。久しぶりに57kg切ったんですよ
(元の)体が体なんで(笑)快調な感じです」と甲斐さん

石田伸也さんに「コンディション良かったですね」と言われた時に
「確かに、悪い日はなかったかも」とお答えになったそうですが

大阪の最終日にも「今回のツアーで『今日やるのイヤだなあ…』って
思ったことが1回もない」とおっしゃっていたらしい
やはり、健全な精神(笑)は健全な体に宿るんですね♪

ちなみに、その来阪時に新幹線の中で
「試しに幕の内とビールを食べてみようと思って」
おかずをアテにビールを召し上がり
ごはんは8つに分かれている内の「2ピースで満杯」だったようで(笑)

「ごはん好きの俺が(笑)」と驚いておられたのを聴いて
「ごはん好き」の奥さんも次回チャレンジするつもりみたいです(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐報(VOL.130)その3

2016-06-09 11:28:00 | 日記
「NYボックス」のブックレットのために
甲斐さんが「3時間半インタビューされた 」とおっしゃっていた
萩原健太さんへのインタビューが掲載されているんですが

萩原さんが「とてつもなく濃密なディケイド(10年)」とおっしゃる
「KAIが80年代に残した作品群」の中の「NY3部作」について
「当時の甲斐バンドと彼らを取り巻く状況に説明を加えてくれた」そうで

萩原さんによると「自分たちのサウンドをレコードに定着させる上で
何やったっていいんだということを
非常にポジティブに打ち出したのが
あの頃の甲斐バンドだった」

「たくさんのスタジオ・ミュージシャンの名前が並んでる中に
自分たちの名前もあるというのを面白い試みとして
松藤さんや大森さんは受け止めているように僕には思えました」

「ただ、やる側はそういう風に楽しんでいたんだけど
聴く側がそれを楽しめるほどには成熟していなかったというのが
正直なところかなという気はします」

「日本では[顔が見えてるものが音を代表している]と
思ってしまう傾向が海外以上に強いから、そういう土壌の中で
ああいう表現を実現するのは相当大変だったと思うけど
それでも出来上がった音の強力さの前では
その方向に向かわずにはいられなかったということだと思うんですよね」

…と、話されているんですが
正に今までボクが奥さんから聴いていた
「NY3部作」後の「女子離れ(笑)」の理由とも言える?
アルバム「ラブ・マイナス・ゼロ」のレビューをご紹介します

「甲斐よしひろという男はある種
昔の日活映画のヒーローのようなカリスマ性を持ち
ボーカリストとしても、ソング・ライターとしても強い個性の塊だが

甲斐の歌というのは、男と女の悲しい恋物語を
これでもかとばかり吐き捨てるようなもので
【ポップコーンを…】や【メモリーグラス】【氷のくちびる】等
その歌の背景には、必ず甲斐自身の実像が投影されている
…と思わせるリアリティがあった
だからいつも思っていた
【観覧車】のような歌と実話を作ってしまった後はキツイだろうなと…」

「甲斐は現在2度目の幸せな結婚生活を送っている(と思う)
そのせいか、前作の「GOLD」から彼の歌作りが変わり始めた
彼はもうあまり自身の恋の痛みを歌わなくなった
というか、その必要もないのかも知れない」

「その分、彼は[街]や[ならず者]の物語を歌おうとしている
それらは素晴らしいエンジニアリングと
一段と充実したバックの演奏に乗って
見事なソング・テラー足りえているし
サウンドや全体の構成は、よりグレードアップしているのにも関わらず

私は、甲斐のあの振り絞るような悲しい男と女の物語が聴きたいのだ
明るくなった甲斐バンドにそれを求めるのは酷だろうか?」

これが当時の「最新アルバムのレビュー」というのもスゴイけど(笑)
筆者の方が男性っていうのも軽い衝撃です(笑)
でも、この文章はその変化に「ついて行けなくなった」
古くからの甲斐バンドファンの方々の心情を著しているんじゃないかと…?

甲斐さんご自身によれば、第1作目の「虜」は
「一生聴けるアルバム、死ぬまで聴けるものを作りたい」という思いで
取り組まれていたそうで

「いくら興行的にコケて、大批判されても
自分の中で最高に満足にやりとげたって自負さえあれば
作り手ってのは何ともないんだよね」と…

ただ「やっぱり誰からも見向きされなかったし
取材で訊かれることは相変わらず
詞がどうした、俺の生き方がどうした…みたいなことばかりでね(笑)
誰もサウンドのことを訊かない」

「で、次に「GOLD」を作った時は、お金かかるでしょうね?とか
そういう質問ばっかり、余計なお世話だっての(笑)」

「で、ようやく3枚目「ラブ・マイナス・ゼロ」作った時さ
みんな初めて気づいた訳じゃない?
でね、学びました、僕。いい勉強になった
やっぱり3度やらなきゃわかんないだなって…世の中はね」

萩原さんは、その辺りのことをくみ取っておられたので
「どーでもいい話(笑)」を交えながら
3時間半も話されたんでしょうね?(笑)

あっ!でも、当時の記事に「俺はボブの全てを知っている
…って書いてあるじゃない?誰が言ったの?(笑)」とおっしゃいつつ
「ひとまずの区切り」「3部作完結編」となった
「ラブ・マイナス・ゼロ」について

甲斐バンド解散10年後に甲斐さんいわく…
音はむちゃくちゃいいんだけど
極端なテンション出して、ねじれてるよね

どんなバンドでも、そういう時期があると思うんですよ
ナンでこんなにサウンド・テンション高いの?っていう時期が

正にこの1枚がそうだね
もう今、こんなミックス出来ないよ
80年代の徒花だね(笑)

このアルバムは、最初にニール・ドルフスマンと組まれたものの
【イエロー・キャブ】はボツになり
【フェアリー】と【キラーストリート】がシングル発売されただけ…(汗)

チト河内さんと新しいアレンジでやり直されて
ニールの【野獣】はお蔵入り(苦笑)

やり直した【野獣】は、シングル候補として
ボブに6種類のミックス(笑)を依頼なさったそうですが

「色んなバージョンを作るのは
第一に、その中から最良のものを選ぶため
第二に、ひとつの曲にも色んな切り口があるんだってことを示すため」と甲斐さん

「美獣篇」「咆哮篇」「徘徊篇」(笑)と名づけられた
その中のひとつが、12インチ・シングルとなり
クリスマス・プレゼントとしてリリースされた訳だけど

奥さんにとっては、切り口の違いよりも
限定5万枚のシリアル・ナンバー
…1~4番は甲斐バンドのメンバーが保有し(笑)
5番は佐藤剛さんがお持ちだとして…

市場に出回っている中で、イチバン若い番号は何番なのか?(笑)
といったことの方が気にかかっていたらしい

これは、先行シングルとは全て異なったバージョンを収録した
「ラブ・マイナス・ゼロ」そのものや
その後リリースされた「ラブ・マイナス・ボイス」に関しても同じで(苦笑)

緻密なサウンドを「読む」ことよりも
ジャケットの英文やことわざの意味に気を取られるという形で
甲斐さんの期待を裏切ることになったんだとか…(汗)

その反省の意味もあって(笑)
いち早く「NYボックス」を予約したんだけど
ビルボード東京では、それまでの名古屋や大阪に比べ
現物を手に取らせたり、申込書をクリップボードに挟む等
積極的な勧誘が行われていて

さらに、ツアーファイナルの大阪では
クリップボードを持った男性が
開演前の客席を球場の売り子さんよろしく歩いておられ
「ビールひとつ!」といった調子で(笑)
その男性を呼び止めていらした方も…(笑)

ボーナス・トラックや「AGライブ」のDVD化はあっても
既に手元にあるアルバムのリマスタリングという内容に
「二の足」を踏まれる方が多いのか?
Amazonとの価格差が大きいのか?
甲斐さんのMC通り「大人買い」なさる方ばかりではないようです(苦笑)

そうそう!奥さんは、知り合いの甲斐さんファンの男性が
このボックスのプロジェクトに参加していることに驚いていたんだけど
甲斐報にもコメントが載っていてビックリ⁉(笑)

その男性のご友人でもある甲斐友さんが、クリップボードの男性に
かつてのボックス・セット発売の時みたいに
発売記念のサイン会やイベントを企画してはどうか?と提案されたそうですが
ユーキャンの専属販売とは違うので
今のところ、そういう予定はないとのことだったらしい(苦笑)

ただの「いちファン」の男性が「NYボックス」を予約するだけでなく
その売り上げ向上の心配までしてしまうくらい(笑)
甲斐さんって愛されてるんですね♪(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする