ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド・プレジャープレジャー・プレミアムナイト3

2021-02-13 19:04:00 | メディア
さて、この「プレミアムナイト」のフルメンバーが勢揃いなさっての「三つ数えろ」が終わり
…って、この曲も、その収録アルバムである「マイ・ジェネレーション」のリリース当時
甲斐さんご自身が「問題作」とおっしゃったという、ある意味「甲斐バンドらしい」というか

配信映像では、スッ飛ばされた(苦笑)「漂泊者」に繋がるというか
強いメッセージ性をはらんだ1曲だと思うし
「35年を辿る」…とボクが勝手に思っている(笑)このライブで
「HERO」ではなく、この曲を選ばれたというのが
甲斐バンドの歴史の中での「三つ数えろ」のポジションを示しておられるような気が…?

そして…幻の「漂泊者」のあと(笑)これまた甲斐バンドの「基本形」とも言うべき
「ポップコーンをほおばって」…って
甲斐さんがギターを手にされずにお歌いになるという、ちょっとレアなスタイルで
「野生の馬」の時とは反対に、左手でマイクを握られ、右手を背中に回しておられたのが
やはり「手持ち無沙汰」感を漂わせていらっしゃいました(笑)

もっとも、この時、奥さんが思い出していたのは…
35周年ツアーの東京追加公演2DAYSの初日に、いきなり「照和ライブ開催」の発表があり
その翌日…ツアー最終日のMCで、甲斐さんが「キョードー西日本から
『問合せの電話が殺到して困ってる』と連絡があった」と話されたくらい(笑)
ファンの皆さんが、カオス状態になっていたにも関わらず

前日の発表時に明かされた「1回のステージに入れるのは30人くらい」といった
ザックリとした情報以外、新たな詳細は語られなかったため
せっかく35周年ツアーの最終日に、良席をゲットしたというのに
気もそぞろでいたらしいんだけど…って、照和ライブに参加できるなら
この日が最後にはならない訳ですし…(笑)

ライブ終盤、この「ポップコーンをほおばって」が始まった時に
ふと「この曲は、甲斐バンドでのライブじゃないと演奏されないから
また当分、聴けなくなるかも知れない」と気づき
…って、この時点では、甲斐さんのソロライブで
「ポップコーンの弾き語り」バージョンが聴けるとは、夢にも思ってなかったみたいだし(笑)…

遅ればせながら「今は、目の前のライブに集中しよう!」と思い
にわかに暴れ出した(笑)のが、甲斐さんの視界に入ったらしく?
1コーラス目が終わった辺りから、チラチラとこちらをご覧になっていたかと思ったら
2コーラス目をお歌いになりながら
「珍しい生き物を見るように笑われた(…と主張(笑))」ことだったんだとか…(笑)

ただ、このツアーで、甲斐さんは「ポップコーン」の前…「氷のくちびる」から
グラサンを外されていたそうなので、どれだけ見えていらしたかは疑問ですが…(笑)

それはともかく…「三つ数えろ」で「1人も立たな」かった(笑)ステージでは
「ポップコーン」が終わったあと「やっと立ったと思ったら、もう終わりで残念!」と甲斐さん(笑)
同じハコで、同じ曲を演奏なさっても、同じレスポンスが返って来る訳じゃない
…ということを目の当たりにした奥さんの頭には
改めて「ライブは生モノ」というワードが浮かんだらしい(笑)

「ええーっ!」という声が上がるも、本編ラスト曲「風の中の火のように」へ…(苦笑)
今回の配信映像では「今夜は、みんな来てくれて感謝してます!サンキュー!ありがとう!」
…とおっしゃって、アコギを弾き始められ「最後の曲を…」となってましたけど
「35周年」の「甲斐バンドツアー」に、この曲を選ばれたことについては
ソロもKAIFIVEも含めて「35年」という風に説明なさってましたよね?

当時のアンコール1曲目は「そばかすの天使」だったようですが
この日のアレンジは、その後「ROCKSⅡ」に反映され
甲斐バンドの楽曲をモチーフにしたオムニバス映画「破れたハートを売り物に」の中や
甲斐バンドのライブツアーでも取り上げられているといった背景もあってか?
配信映像では「地下室のメロディー」からアンコールスタート

去年のビルボードツアー初日を観た奥さんが
このプレミアムナイトの「地下室のメロディー」とよく似たアレンジだったものの
「拍子木はSEで流されてた(笑)」と言っていた音の正体はコレだったんだ!?(笑)

ともあれ…「地下室のメロディー」といえば
一時、閉店となった「照和」の前を通りかかられた甲斐さんが
「信じられないくらいノスタルジックな気持ちになって」お書きになった曲ですし
最新の甲斐報には…「照和から、このプレジャープレジャーへと続いたライブでのエポックは
『地下室のメロディー』だと思う」…との一文があったし

奥さんは、照和の階段を昇り降りするたび
いまだに、アノ歌い出しのメロディーが頭の中で鳴るらしいし(笑)
甲斐さんのおっしゃる「原点に立ち返る叫び」の中でも、象徴的な1曲なんじゃないかと…?

そして…オープニングの「東京の一夜」と同じく「博多に向けて歌っている」曲…「新宿」
映像も再びモノクロに変わり、グラサンを外された甲斐さんは
この曲をお書きになった当時とは、もちろん違う動機でお歌いになっていたでしょうし
また、今のコロナ禍の中で聴くと、そのプレミアムナイトの時とも違った意味合いを感じさせ

って、甲斐報のレビューにも…「『♪君は何にも負けたんじゃないよ♪』
『♪いつ終わるともない日々に いつだって人は 命をすり減らして行く 自分の姿をみる♪』
と歌われる『新宿』は、リアルな今の心情として、とても強くこみ上げるものがあった」
…という記述があり、このタイミングで「プレミアムナイト」を配信なさった
甲斐さんのお気持ちに沿った1曲なんじゃないかと…?

観客の歓声と拍手に「イエイ!(笑)」とお応えになり(笑)
「最後になりました」…で始まった「バス通り」
映画「照和」と同じように、この曲をバックにエンドロールが流れ
「プレミアムナイト」全16曲の内の14曲が配信終了♪色んな意味で「染みる」内容でした♪

余談ですが…奥さんは、初日と、2日目の2ndステージがハネたあと
お隣のシネセゾンで「照和マイリトルタウン」を観賞
もっとも、博多での試写会に始まり、大阪や東京で、レイトショーやモーニングショー(笑)
フカツ監督や大森南朋さんを迎えての舞台挨拶付き上映など、通算9回観賞したらしく(笑)
「ナンか、甲斐さんに上手く乗せられちゃった感じ(笑)」とクスクス(笑)

そうそう!2日目のレイトショー観賞前と、3日目のライブがハネたあと
プレジャープレジャーのあるビルの正面入口横に停まっていた
甲斐さんのお車のそばで出待ちをしたみたいなんですが

甲斐さんが出て来られる扉のすぐ前に、お車の後部座席のドアが開けてあったため
2日目の出待ちでは、その開いた車の後部ドアの近くに立って
ほんの2~3歩で、お車に乗り込まれる…って
ほぼ「ドア to ドア」状態の…甲斐さんをお見送り(笑)

3日目は、前日に奥さんが立っていた辺りはもちろん
お車の右側には他のファンの皆さんがぎっしり詰めかけておられたので
仕方なく、甲斐友さん達と反対側に陣取っていたら
甲斐さんが右側の後部ドアを閉めて、左側に回って来られ
ご自分で後部ドアを開けながら「じゃあ」と奥さん達に手を振って下さったらしく
「右側にいた人たちの視線が怖かった~!」と奥さん(苦笑)

しかも、甲斐さんのお車は、前日とは反対に
渋谷駅前のスクランブル交差点に向かわれたため
奥さん達が歩道を歩く方が速いくらいのスピードしか出てなかったそうで(笑)
追いかけるつもりじゃなくても、自然と甲斐さんのお車に並んで駅へ向かう形になり
ニンマリしていたトコへ、甲斐さんが窓を開けて
「寒いから(早く帰れよ)」と笑っておっしゃったもんだから、全員キュン死したんだとか…(笑)
ただ…「プレミアムナイト」の一番の思い出がそれって、どうなんでしょ?(笑)
コメント
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