ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

やっと春ドラマスタート3

2020-06-26 17:03:00 | 日記
甲斐さんが船越英一郎さんからお聴きになった話によれば…
ラブシーンや格闘シーンなど接触が避けられないシーンを撮影する際には
俳優さんそれぞれが検査を受け、契約書を交わされた上で
リハーサルは軽めにし、本番一発勝負…とのことでしたが

そこを逆手に取ったのがNHKのリモートドラマ「Living」
ドラマの中の家族の役を、本当の家族(又は血縁者)である俳優さんが演じられるため
ソーシャルディスタンスも何のその(笑)
第1話は、広瀬アリスさん、すずさん姉妹
第2話は、永山瑛太さん、絢斗さん兄弟
第3話は、中尾明慶さん、仲里依紗さん夫妻
そして、第4話は、青木崇高さんと(声のみ)優香さん…といったラインナップ♪

欲を言えば「Aスタジオ」で共演なさった時に、本当に仲が良くていらした
上白石姉妹にも登場して頂きたかったなあと思いましたけど(笑)
まあ、俳優としての共演となると、やりにくい部分もおありかも知れないし…?

それはともかく、我が家のイチオシは第3話で
「架空の夫婦を演じていらっしゃるんだぞ!」と時々自分に言い聞かせないと
中尾さんご夫妻の実生活みたいに見えてしまうくらいリアルでした(笑)→(失礼!)

恐妻家?(笑)…っていうか、実は「妻に捨てられるのが怖い」夫は
妻の話に上手く相槌が打てなかったり、靴下を脱ぎっぱなしにしたりして叱られ
二言目には「別れましょう」と言われてしまうので(苦笑)

以前、妻に「ある言葉」を聞かせると、時が止まり
パン!と手を叩くと、少しだけ遡って時が動き出す(…夫にとっては「やり直し」が出来る)
…といった催眠術を施した相手に電話をかけて「ある言葉」を教えて貰い
妻の機嫌を損ねるたびに、その言葉を口にしようとするんですが(笑)
肝心のその言葉をメモしたのが「少年ジャンプ」みたいな漫画雑誌の裏表紙だったため(笑)
妻が絶賛お怒り中に、漫画に手を伸ばそうとして、まさに火に油状態(笑)

食卓に用意された熱々のおでん鍋のかたわらに置かれた「おたま」で
妻に頭を叩かれそうになりながらも(笑)
「ワッパドンデンタンバンブンテン!」と唱えると、妻の動きが止まり
その間に飲みかけの缶ビールを隠し、新しい缶ビールを用意して、手を叩くと
ケンカが始まる前の妻の話が繰り返され(笑)
先刻しくじった箇所は、妻の望む返事をして無事にクリアするものの
会話が進むと、また次の地雷を踏んでしまう夫(笑)

…が、ついに「呪文」に頼るのを止め、自分の言葉で自分の思いを伝えると
ようやく妻が笑顔を見せ、ビールで乾杯
じゃあ、おでんを食べようということになり
夫が、いそいそとおでんを取り分けようとすると、妻が「はんぺん」は要らないと言うので
「やっぱ、おでんは、はんぺんだって!」と言いながら
はんぺんを盛りつけようとしたトコで、妻がフリーズ…?

「ワッパドンデンタンバンブンテン!」が
「やっぱ、おでんは、はんぺんだって!」に聞こえたらしい(笑)(笑)
奥さんが「そこかい!?(笑)」とツッコんだことは言うまでもアリマセン(笑)
ちなみに、そのあと手を叩くと妻は動き始め、また同じ話を喋り出しました(笑)

ただ…「男の『ゴメン!』は『もう、この話は終わり』って意味だからね」とか
「ちゃんと向き合ってくんないと、私どんどん1人になってくんだよね
『ゴメンね』って言葉に誤魔化されるたんびにさ、シゲくんが遠くに見えて
どんどん私1人になってくんだよね」という、この妻のセリフは

いくら仕事で疲れているとはいえ?妻の話をまともに取り合わないご主人方に対して
おそらく?世の奥様方のほとんどが、一度は胸の中で呟いたことがおありなんじゃないかと…?(苦笑)
って、ボクも他人事じゃあアリマセンが…(苦笑)

でも、Netflixのドラマ「Jimmy」のプロモーションで
中尾さんが披露されていたエピソード…
中尾さんが、オフの日に遊んでいて腕を骨折なさって
その知らせを受け、病院に駆けつけて来られた里依紗さんが
「仕事先の皆さんに迷惑がかかるでしょ!何考えてんの!」と大激怒(汗)

里依紗さんの車にも乗せて頂けずに(苦笑)お一人で帰宅なさると
中尾さんのお好きなすき焼きを用意して下さっていたものの、お箸が持てないので
一口食べさせて頂くたびに「スイマセン…」「スイマセン…」と謝られたらしい(笑)
…を思い出して、ほっこりしてしまいました(笑)

そして極めつけは、林遣都さんが、お1人で3役をこなされた
フジテレビ「世界は3で出来ている」
林さんと撮影スタッフの方しかいらっしゃらない究極のソーシャルディスタンスドラマ(笑)
同じ部屋で、林さんが3通りの演技をなさるのを、それぞれ撮影&編集した作品なんだけど

通常1人2役のドラマで、同じシーンに2人が登場する場合には
どちらかの役は、背格好のよく似た方の後ろ姿を映すとか
別のどなたかを相手に、それぞれの役を演じるといった風に撮影されるみたいだし

実際に、林さんお一人では、指を差す方向を見る視線がズレてしまうだろうなあとか
投げたものをキャッチし、投げ返したりはムリでしょ?というシーンが多々あり
全くの「ひとり芝居」ではなかったんじゃないかと思われますが…

ともあれ、まずはパリっとしたビジネススーツ姿…ただし足元は裸足(笑)…で
テキパキとオンライン会議を仕切る男性が登場
会議が終了すると、部屋着に着替えて
どうやら引っ越したばかりとおぼしき段ボールの山を整理し始め
子供の頃に作ったらしきブタの貯金箱や、幼児が描いたような
「丸かいてチョン」の似顔絵を眺めていたかと思ったら

ジャケットのポケットやビジネスバッグをごそごそと探り、何やら取り出したものを
キッチンに置いてあった鍋に入れて蓋を閉め、再び蓋を頭上に掲げ「サプラ~イズ!」と叫ぶと
また蓋をして、満足気に頷く(笑)といった件があり

おそらく?プロポーズ的なことが展開されるとの予想がついたところで
「ピンポ~ン」とベルが鳴り、そのお相手の女性が訪ねて来たのかと思いきや
現れたのは、彼の「あんちゃん」…って、もちろん林さんが演じておられるんだけど(笑)

突然の訪問に驚き、近寄って来る彼に、兄は「ソーシャルディスタンス!」と
腕を真っ直ぐ前に伸ばし、手のひらを見せて制止すると
「そんなの、もうよくね?」という言葉にも首を横に振り

着けていたマスクを持参したビニール袋にしまい
これまた持参した石鹸と消毒用アルコールで手を洗いながら
自粛前に会った時に、弟が「会社を辞めたい」と言っていたのを、ずっと心配していたと明かし

子供の頃に世話になった「サンドウィッチマンの眼鏡をかけてる方によく似た(笑)
『春日谷麺メン』の若社長」が、昨夜、兄を訪ねて来て
兄弟の思い出の味「バターら~めん」を届けてくれたと話すと

「昔、あんちゃんが、そうやって台所に立って作ってくれた」…ということで
兄がラーメンを作ろうと鍋の蓋を開けると、小さな箱に入ったペアリングが…!?(笑)

すると、何を思ったか?兄が男性用のリングを自分の左手の薬指にはめたトコで
弟が「実は…」と、もうすぐやって来るはずの彼女にプロポーズするつもりだと告げ
慌てて、持参の石鹸を付けて外そうとするも、リングは抜けず…(苦笑)

彼女が、弟と同じ会社の社員だと聞いた兄は
「お前が仕事の出来ないポンコツだって知ってるのか?」と話を引き伸ばそうとする内
弟が近寄って来たので「ソーシャルディスタンス!」と
リングを着けた手で遮り、あえなく自爆(笑)

このあんちゃんは、幼い頃から家の壁に空いた穴や、ちくわの穴に指を突っ込み(笑)
抜けなくなるということを繰り返しているらしいんだけど
ちょうど、そこへ彼女ならぬ、一番下の弟が訪ねて来て、驚いた拍子にリングがスポッと抜け
…っていうのも、この3兄弟のあるあるだったみたいです(笑)

あんちゃんの作ったバターら~めんを食べながら
自粛前に顔を合わせて以来の近況報告のようなシーンになり…
既婚者である末っ子は、義父が経営している農園が、末っ子の勧めで数年前から始めた
有機野菜のネット販売のおかげで、コロナ禍を乗り切れたことで
「ようやくお義父さんに認められた」と語り

「会社を辞めたい」と言っていた次男は
長男から「せめて、あと3ヶ月は頑張ってみろ」と言われて踏みとどまっている内に
番組冒頭に流れたオンライン会議の仕切りのほか
新人研修会議なども任せられ、新しい部署に異動し、エリートコースに乗ったらしく

「こういうこと言うとアレなんだけど、ここだけの話な…
この3ヶ月…今回のこと…ホント良かった!新しい生活スタイル万々歳!
言わせて、言わせて、ここだけ、ここだけな
すっばらしい3ヶ月だった!ブラボ~!あんちゃん、ありがとー!」
自粛期間を経て、大きく人生が変わったことに大喜び

長男は、YouTubeを初めてじっくり見たり
自分で3食自炊するようになり、断捨離や、換気扇・水垢の掃除にも目覚め(笑)
人恋しくなって、恋人を作ろうかという気になるかと思ったのに
逆に、一人暮しのスキルが上がってしまったと苦笑い

…が、そんな自分の日常生活の変化だけでなく
「最初の頃、ナンかすごいことが起きてる…
映画みたいなこと…日本だけじゃなくて世界も…とんでもないことが起きてる
誰もいない渋谷とか誰もいない繁華街とか
ああいうのニュースで見ちゃうと、ああ…ホントなんだなあって」思ったのに

いつの間にか「考えることが決まって来て、これからどうなるんだろう?って…
いつ元に戻るんだろう?って、そういう5歳の子供でも考えるようなことしか
考えたくなくなって来て…最後の方は、あれで…
でも、人って良いよな、忘れるから…もう、渋谷に人いるもんな…
忘れてくんだろうなあ、きっと…」

…といった、ある種、人間のたくましさでもある一方で
喉元過ぎれば…的な順応性に一石を投じたあと
昨夜、春日谷麺メンの若社長が訪ねて来たのは
一斉休校になって以来、給食用の麺を納入できなくなったり
その他の飲食店への納入も休業のためにストップしてしまったり

建て替えたビルのローンの支払いもある中、奥さんの体調がおもわしくなく
資金繰りが悪化して、自己破産の手続きを取ったことを伝えるためだったと明かし
その「最後のバターら~めん」が、今、自分たちが食べているラーメンと知って
うなだれる弟たちに「お前のところは持ちこたえて良かったな」
「素晴らしい3ヶ月で良かったな」と声をかけるシーンにグッと来ました

そこから「3」にまつわるワード…「東京タワー」「333メートル」
「早起きは三文の得」「三人寄れば文殊の知恵」
「新御三家」「郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎」
「世界三大珍味」「キャビア、フォアグラ、トリュフ」
「ウルトラマン」「3分」「カップラーメン」「3分」…などが飛び交う内に

3兄弟の亡くなったお母さんが、いつもバターら~めんに入れていた
「隠し味」が牛乳だったことを思い出し
食べかけのラーメンに、改めて牛乳を入れて作り直し「思い出の味」を味わっていたら
次男が「忘れても…思い出すよ」とポツリ…
いやあー、林遣都さんって、ホントに素晴らしい役者さんですねぇ♪

ちなみに、最後にまたチャイムが鳴って
今度こそ、次男の彼女が来たのかと思いきや
「お邪魔しま~す」という女性の声はしたものの
入って来た人物を見て「誰?」でエンディング(笑)
「3兄弟」とは言ってあるけど「三つ子」とは知らない彼女の反応と
「サプライズ」の返事が聴きたかったのになあ(笑)
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