ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(6/5)4

2020-06-13 21:03:00 | メディア
曲が明けて…「えー、前回から僕の…
まあ、普通はラジオ局のスタジオでね、やってるんですけど
前回から僕のスタジオでやってるんで、えー、助手がついてるんですよ
ヒサクボくんっていう…ちゃんとやれよ!お前…ハイ(笑)」と甲斐さん(笑)

開けたドアから、野良猫でも入って来たんでしょうか?(笑)
マネージャー氏が何をちゃんとなさってなかったのか?
具体的には触れられないまま、奥さんの投稿へ…(笑)

「自粛期間中ずっと頭の中で鳴っていた、甲斐バンドの『嵐の季節』が
甲斐さんの公式サイトにリモートバージョンでアップされたのを拝見して、とても元気づけられました!

だだ、あの4分割された画面を見た時
甲斐さん→一郎さん→松藤さん→岡沢さんの順で登場される映像が
医療従事者を応援するテレワークコンサートに出演したストーンズの映像と重なり
あの時のチャーリー・ワッツと同じように
松藤さんがエアドラムだったらどうしようとドキドキしてしまいました

そのストーンズの『無情の世界』も『嵐の季節』も
オリジナルのリリースから時を経ても色褪せることなく胸に響きました
ありがとうございました!」と、一気に読まれたあと

「ちなみにですね、チャーリー・ワッツはエアドラムではありません(笑)
アレは叩いてます、ちゃんと…(笑)
えーと、ドラム…ドラムのレッスン用のキットを前に置いて
それで、それをスネア代わりにして…
あと、シンバルは、えー、ソファーヘッドの所をシンバル代わりにして叩いてると…

アレはちゃんと音がキッチリしてますんで
だから、あれだけ…ナンかあの…いわゆるその…
もう、ナンてか?ファンキーな感じがするんですね、えー、ハイ
エアドラムじゃありませんよ」とおっしゃったので

もう一度、その映像を見直してみたんですが
確かに、ソファーに座ったチャーリーの足元にレッスンキットらしきものが置いてあり
左手のスティックの先が時々(笑)当たったり
右手のスティックで斜め後ろのソファーヘッド?を叩いたりしているものの
基本的に、左スティックは左膝を叩き、右スティックは空中で動いていて(笑)
レッスンキットに触れているようには見えず…(笑)

このテレワークコンサート後にアップされた
「チャーリー・ワッツは、なぜエアドラムだったのか?」…という記事には
その理由を「過去のインタビューに見つけた」…として
ワッツ夫人であるシャーリー・アン・シェパードが大きな音を嫌うので
「自宅にドラムセットを置いていない
仕事なのに、家でドラムを叩けない」というチャーリーの言葉が掲載されてました(笑)

ちなみに、記事の続きには…
「だから、ドラムを演奏するためには、ツアーに出なくちゃいけない
ツアーに参加するためには、家を空けなくちゃいけない…私の人生は悪循環なんだよ
各地を転々とするのは好きじゃないし、家から離れるのが嫌なんだ

いつも、これが最後だと思いながらツアーをやって
ツアーの終わりには、いつもバンドを辞めようと思うんだ
家を離れている期間が長いと、良い父親でいるのは難しい」…と記されていて

甲斐さんがその昔、ツアーとレコーディングに明け暮れていらした頃
「ウチは母子家庭みたいなもんだから(笑)」とおっしゃっていたのを思い出し
良き家庭人らしいチャーリーにとって、ストーンズの精力的なワールドツアーは
負担に思われる一方で「やっぱり辞められない」ものだったんだろうなあと…(笑)

それはさておき…「で、今回の松藤さんもエアドラムではありません
えー、ちゃんとやってます、えー、彼は…」と甲斐さん
それはもちろん、あの動画を拝見してホッとしていたくらいですから…(笑)

「えー、まっ、ただ、アレを観てすぐやった訳ですよ、僕らも…
実を言うと、アレを観てやりました!
アレですよね?レディー・ガガが提唱した『One World』…One World』ね
One World』っていうチャリティですよね、アレ…

えー、ナンていうタイトルだったっけな?えーとねぇ…
そうそう!『One World:Together at Home』!ハイ
えー、レディー・ガガが推奨して、みんなノッてやったというヤツ

…とタイトルを思い出そうとなさってるご様子を拝聴して
「最初はちゃんと書いたんだけどね」と奥さん(苦笑)
「読みにくいかな?」と思って削除したらしく恐縮しながらも
「アレですよね?」という一言に「私に訊いてる?(笑)」とニマニマ(笑)スミマセン!(笑)

ともあれ…「えー、まっ、もちろんアレを観て、ね?
えー、笑えるんで、全くおんなじにして行ったんですけど、実を言うと…(笑)
元々、あの…『無情の世界』ストーンズの…ストーンズの『無情の世界』を聴いて
あと、もう1コ、モット・ザ・フープル…モット・ザ・フープル『すべての若き野郎ども』という

この2曲をインスパイアして書いたのが『嵐の季節』だったんで
もう、すぐ!すぐさまやると…えー、ね?まっ、そういう感じですかね
あのー、ナンかあのー、あの感じナカナカ良かったですね
あのチャリティ、素晴らしかったなー!と思って
あのあと何回か観たんですけど…」と甲斐さん

その「One World:Together at Home」がオンエアされたのが
4月19日の午前3時から翌日にかけてだったので
奥さんは、5月4日に甲斐バンドの「嵐の季節」がアップされた時に
「アレッ!?」とは思ったみたいですが(笑)

4分割された画面の左上にミック、その隣の画面にキース
左下にロン、右下にチャーリー…という配置と、甲斐バンドのそれは違っていたし
「4人でテレモートすると、こうなるんだろう」くらいで
まさか「全くおんなじにして行った」とは考えてなかったらしく
「実を」言われてビックリしておりました(笑)

そういえば、NHKホールでのツアーファイナルだけ
「嵐の季節」のオープニングに、女性コーラス隊の皆さんが登場され
「ストーンズの『無情の世界』みたいだ」とおっしゃった方が少なくなかったんですよね?(笑)
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「麒麟がくる」を待つ2

2020-06-13 14:21:00 | 日記
さて、主役が道三から信長に代わった(笑)トコで、第19話「信長を暗殺せよ」
前回の「お前が飲めー!」のシーンのリプレイが流れたあと
信勝の亡骸にしがみついて号泣する土田御前が映ったかと思ったら
顔を上げて、信長が座っていた辺りをキッと睨み(汗)
別室にいた信長のもとへやって来るシーン(汗)

第1話だったか?光秀が「旅に出る」ことを決めて帰宅した際
出迎える母上にお尻を向けながら、家の中に入って来て(笑)何をしてるのかと思ったら
「幼い頃、悪いことをしたら後ろ向きに帰って参れ
そしたら、そのお尻を叩いてやるからと言われた」と話す件があったけど(笑)

そんなユーモラスな空気は微塵もない中(汗)
「申し訳ございませぬ…」と頭を下げて謝る信長に
「満足ですか?弟に手をかけ、尾張を手中に収めた…そなたは酷い!
私はこの先、何をよすがに生きて行けばよいのか…」と、そこそこ酷い言葉を返す母(汗)

「それほどお嫌ですか?私も母上の子です
されど、幼き頃より遠ざけられました
母上を喜ばそうとすればするほど遠ざけられた」と訴えるも
「そなたはいつも私の大切なものを壊す
私が大切に育てた小鳥を死なせ、茶器を割り
幼き頃より、そなたはいつも、ものを壊し、私を傷つけた

そなたがそばにいるだけで、私の心は穏やかではなかった
それを癒してくれたのが信勝であった
そなたは、また私の大切なものを壊したのじゃ!
そなたは弟を殺しただけではない
この母も殺したのです!」…って、その言葉の方がよっぽど殺傷能力が高いような気が…(汗)

土田御前には、道三の「言葉は刃物ぞ!気をつけて使え!」という言葉と
甲斐さんの「言葉はいつも気ままなもの僕を殺すことも出来る」という
「テレフォン・ノイローゼ」の歌詞をプレゼントしたいと思います(苦笑)
そもそも、毒入りの水で殺そうとしたのは信勝の方で
もし上手くいってたら、信勝と祝杯でも上げるつもりだったんじゃ…?(汗)

前回とは反対に左目から、ポロポロ大粒の涙を流す信長は、ホントに幼い子供みたいに見えて
いっそ、土田御前が実母じゃなければ良かったのに…と思ってしまいました(苦笑)
それにしても「お前が飲めー!」の時の鬼気迫る表情と
この見捨てられた子供のような表情を演じ分けておられる染谷将太さんが
ホントは、一番コワイのかも…?(汗)

ともあれ…母に愛されていないことを、薄々どころか、ガッツリ感じ取っていたとはいえ
面と向かって、ここまで言われたことで、逆に思い切れたのか?
帰蝶に「終わった…ワシは父も弟も…母も失った」と告げた頃には涙も乾き
気持ちの整理はともかく、一応の区切りは、つけることが出来たんじゃないかと…?

そして、越前では…5年ぶりに帰京した義輝将軍から、上洛を求める文が届いていたものの
「面倒なことに巻き込まれるのはゴメンじゃ」という朝倉氏に
献上品の鷹を持って行くよう「おつかい(笑)」を言いつかり

久しぶりに公方様にお目通り出来ると、ウキウキ・ウォッチン(笑)の上に
煕子夫人のお腹にややこがいることが判り、幸せいっぱいの「勇者ジュウベェ」(笑)

ただ、一介の浪人の身では、仕方ないことなんだけど
将軍が京に戻って来ていたことも知り得ず
三好長慶と和睦したとはいえ、実権は三好氏に握られたままで
いわゆる、お飾りのような存在であることや
なぜ、朝倉氏が「火中の栗を拾うこともあるまい」と
将軍からの上洛の要請に応えようとしなかったのか?
…にも思い至らないくらいの浦島太郎状態(苦笑)

まあ、義輝将軍(向井理さん)はもちろん、その奉公衆である三淵藤英(谷原章介さん)や
その弟で、朝倉氏に「良しなに」との文を書いてくれていた細川藤孝(眞島秀和さん)
三好氏の右腕・松永久秀(吉田鋼太郎さん)ら、イケメン軍団(笑)との再会シーンは
都らしいお洒落なキラキラ着物と相まって、画面が華やかでした(笑)

そして、光秀は、義輝将軍から誘われた能観賞の席で
亡き父・道三と同じようなヒゲを生やした高政改め斎籐義龍とも再会(汗)
「次おうた時は、そなたの首をはねる」と言っていたはずが
光秀を睨みつけるだけで去って行き、観賞中も義龍が気になって仕方がない様子…?

そのあとに、藤孝から、上洛中の信長を義龍の刺客が狙っていると聴き
…って、藤孝さんは光秀を信頼しているとはいっても、情報洩らし過ぎ!(笑)
光秀は、藤孝に、将軍から義龍を説得して貰えないだろうか?と相談するも
「以前にも増して、力を持っているのは三好様」と知らされ、松永氏にお願いすることに…(笑)

もっとも、名のある歴史上の人物のエピソードを取り入れようとすれば
そこにナンとか「主役(笑)」を絡めないといけない訳で
詳細不明とされている光秀の前半生は、やたら「ビッグネーム」と知己を得ている設定となり(笑)
かつての「借り」を返すべく(笑)義龍を訪ねる松永さま

「公方様がお戻りになり、これでようやく京も静かになると思うておりましたが
やはり不届き者が、あとを断ちませぬ
あちらこちらで狼藉を働き、手を焼いております
厳しく取り締まらねばなりませぬが、なにぶん手が…」と切り出したかと思うと

義龍に近づき、その耳元で「上洛している織田信長殿を
何者かが狙うているということでございます…何かご存知か?」とチクリチクリ(笑)
更に「斎籐殿は、近く将軍家の要職につくと聴いております
ならば、京の安寧を守るのも、将軍家にお仕えする者の役目かと存じます
お引き受け頂けますな?」と有無を言わせず…(笑)

ただ、光秀に「これで貸し借りなしだな」と告げたあとの
「斎籐殿が、お主を呼んでおるぞ。話があるそうだ」の一言で
義龍もまた見抜いていたことが判るんですが
「松永久秀を担ぎ上げるとは考えたな」と義龍
「此度のこと、どうやって知った?…まあよい
遅かれ早かれ、信長は我が手で討ってみせる」…と暗殺計画は、いったん棚上げとなったトコで

「お主は道を誤ったな。ワシに素直に従ごうておれば、今ごろ、美濃で要職についておった
今や、浪人の身か」と鼻で嘲笑うも
「悔いてはおらぬ」と返す光秀に
「強がるな。ワシは、いずれ尾張を呑み込み
美濃を大きく豊かな国にするつもりじゃ
それはワシひとりでは出来ぬ。助けがいる
どうだ?もう一度考え直し、ワシに仕えてみぬか?手を貸せ!」とヘッドハンティング(笑)

「断る!」「どこか仕官の口でもあるのか?」
「そんなものはない」「ならば…」
「今更、お主に仕える気はない」「相変わらず、頑固な男よ」とのやり取りのあと
不審に思ったらしい光秀が「一体どうした?
次に会うたら、ワシの首をはねると申していたお主が…」と訊ねると

「今まで血を流し過ぎた…弟を殺し、父を殺し…」と義龍
信長とは違い、義龍は自ら手を下していないからか?
血の繋がった人間を亡き者にするということの重大さ、恐ろしさ、苦しさが
本当には実感できていなかったのかなあと…?

「ワシに従う者は数多おるが、ただワシを恐れ、表向きそうしているに過ぎぬ
腹の中では何を企んでおるのか判ったものではない」と明かし
光秀から「悔いておるのか?」訊かれて
「悔いておる…と申したら、ワシについて来るか?」と答える辺りが哀しいねぇ…(汗)

もっとも「悔いておる」とだけ返しても、光秀はほだされないとは思うし
義龍もそれは判っていたんでしょう
「お主にはつかぬ」とキッパリ断られると(苦笑)
かつての幼なじみらしく「お主、いったい何がしたいのだ?」と質問

光秀が「道三様に言われたのだ『大きな国を作れ』と…『誰も手出しの出来ぬ大きな国を』
今はまだ自分でもどうしてよいのか判らぬ
しかし、道三様のそのお言葉が、ずっとこの胸の内にあるのだ」と答えると
「大きな国?父上が…?美濃よりもか?」と義龍

ボクはこの義龍の反応を見て、家督を高政(義龍)に譲ったばかりの道三に
光秀が「尾張との盟約をどうするつもりだったのか?」と訊ねた時
ワシは己が正しい道を歩いて来たとは微塵も思わぬ…戦も勝ったり負けたりじゃ
無我夢中でこの世を泳ぎ渡って来た。高政もそうするほかあるまい
力があれば上手く生き残れよう。非力であれば道は閉ざされる」と言った通り

自分が大局を見るべき立場になって初めて
父の考えていたことが理解できるようになったんじゃないか?
少なくとも、父を嫌う気持ちはなくなったんじゃないか?と思えてホッとした反面
ホントは、この「大きな国」の話を光秀ではなく、高政にしたかったであろう道三の気持ちを思うと
「ナンとも不器用な親子だな!」と…(苦笑)

しかも…「判った、行け!さらばだ!もう会うこともあるまい」と光秀を送り出した義龍が
「2年後、病により、この世を去る」とナレ死してしまい動揺…(苦笑)
まあ、家臣たちがどう思っていたかはともかく
施政者としての義龍は、なかなかの功績を残しているし
「マムシの子」の面目躍如だったんじゃないかと…?
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「麒麟がくる」を待つ1

2020-06-13 13:35:00 | 日記
自粛期間中に書いた「おうち時間」シリーズで「承認欲求」に触れつつ
大河ドラマ「麒麟がくる」についてご紹介しましたが

6月7日に撮影済みのストックが尽きて放送休止に入ったトコで
織田信長と斎籐高政の「承認欲求」に関しては、一応の決着がついた?みたいですし
第18話「越前へ」から第21話「決戦!桶狭間」までをざっとおさらいしたいと思います

長良川の戦いの直前、帰蝶が父・斎藤道三を落ち延びさせるために差し向けた伊呂波太夫を
(道三には断られたけど)今度は光秀の元に送り
太夫は、近衛家との縁を通じて、越前の朝倉義景に、美濃を追われた光秀一家を匿うよう依頼
また、細川藤孝からも「良しなに」という書状が届いていたこともあり

「余計な争いごとには巻き込まれたくない」としぶしぶながら
「金がいるのであろう?くれてやろうぞ」と朝倉サンタマリアさん(笑)
が、光秀は「私が金を戴けば、藤孝様や帰蝶様が戴くのと同じこと」と考え
「戴けませぬ。戴く理由がございませぬ」と固辞

ただ、光秀一家にあてがわれたのは、かまどに蛇が居着き
屋根には、ぽっかりと穴が空いたようなボロ家で(汗)掃除しようにも、ほうき1本なく
父の形見の数珠を質草にして、日用品を買い揃えなければならない現実に直面し
「戦に負けてみると虚しさだけが残る」と、うなだれるものの

視聴者全員の予想通り(笑)かつて、お駒ちゃんを助けたのが、光秀の父・光綱だと判明したり
その父が生前に「人には浮き沈みがある。武士にも勝ち負けがある
沈んだ時にどう生きるか?負けた時にどう耐えるか?
その時、その者の値打ちが決まる」という言葉を残していたり…で
こんな現状でも「誇り高く」生きようと決心する光秀の自己肯定感は損なわれることなく安泰(笑)

一方、尾張では、斎藤道三の死によって、予てより信長に不満を抱く者たちが暗躍中で(汗)
弟・信勝の側近であるはずの柴田勝家が「尾張の行く末を案じ、やむにやまれず」
首をはねられる覚悟で、信勝の謀反の兆しを報告すると
信長は「先にも信勝はワシに背いた
母上が許せと仰せになり、ワシは折れた…ワシは愚かじゃな」…と相変わらずのマザコンぶり(汗)

甲斐さんとお兄様方が、お互いに派手なケンカをなさいつつ
「おふくろにだけは心配をかけない」という点で、一致団結していらしたのとは違い
「母の愛情」を巡ってのマウントの取り合い…っていうか、その点では信勝の圧勝だし(汗)
母の存在自体が、兄弟仲をこじらせてる訳で、争いの根はますます深くなる一方…(汗)

…で、まだ畳がなかった当時、女性もみんな立て膝で座るのがフツーだった頃
このドラマで唯一の正座…帰蝶の膝枕シーン(笑)
信勝の謀反の話を聴いた帰蝶は「よほど殿が目障りなのでしょうな
先の戦でどれほどの兵を失のうたか、お忘れなのでしょうか?」と呆れ

「周りの者におだてられ、己を見失のうておるのじゃ。憐れな男じゃ」という信長の言葉に
「憐れならお許しになりますのか?
その憐れな男が起こす愚かな戦に、まだお付き合いなさるおつもりですか?
いくら兵を失えば気が済むのですか?」と煽ると
「どうしろと言うのだ!」と判りやすく乗せられる信長さま(笑)

「お会いなさいませ。なんとしてもお会いなさいませ」と言われて
「おうてどうする?」と訊ねると
「お顔を見て、どうすれば良いか、お決めになれば良いのです」との返事
まじまじと帰蝶を見つめる表情に「コイツ、こわっ!」といった心の呟きが…!?(苦笑)

そして、数日後…奇しくも、高政が弟たちを殺した時と同様に
仮病を使って、信勝を呼び寄せ…ってまあ、こっちが元祖(笑)で
高政の仮病の時には「えっ!?それは信長がやるんじゃないの?」の声多数だったんですが…(苦笑)

ともあれ…国中の薬師、祈祷師が清須城に集まっているという話が
「外に洩れたら一大事じゃ!清須の者は何を考えておる!」などと言いながら信勝登場
母の土田御前も同行していたものの、信長の待つ部屋に着く前に、帰蝶の侍女が別室に案内
この侍女の人も、伊呂波太夫を探しに行かされたり、京に手紙を届けたりと
「ブラック帰蝶(笑)」の手足となっている内に
すっかり怪しい雰囲気を身につけたような気が…?(苦笑)

柴田勝家は「私は向こうでお待ちしております」とさりげなく姿を消し
他の信勝の家臣たちも人払いされたのか、信勝1人で信長に対面
見舞いに「私と親しい行者が白山より持ち帰った霊験あらたかな湧き水」を差し出すも
「病というのは偽りじゃ」と信長さま
「そなたを呼び寄せ、討ち果たすために偽りを申した」と明かすと、生唾をゴクリと飲み込む弟

イヤ、確かに、ホントにやりかねない気性の兄上とはいえ
あまりに、後ろめたさが判りやすく出過ぎやろ!(笑)
でも、信長は「そなたの顔を見て、その気は失せた…そなたを殺せば、母上がお嘆きになる
母上の悲しむ顔を見とうはないのじゃ

子供の頃より、そなたは母上に可愛いがられた
色白で素直で賢く、誰もがそなたを誉めそやす
そういうそなたを母上はいつも手元におかれた
今もそうじゃ。ワシは、それが口惜しかった
ワシは、そなたに比べると、醜い子であった
色が黒く、母上のお好きな和歌も詠めず、書も読まず
犬のように外を走り回り、汗臭い子じゃと母上から遠ざけられた

ある時、ワシはそのことに気づいた
そなたの美しさ、賢さに遠く及ばぬと判った
妬んだ…殺してやろうと何度も思うた…判るか?」と涙を浮かべながら話すと
信勝も涙ぐみながら「私も、兄上を妬ましく思うておりました
いつも兄上は、私より先に走っておられて
戦に勝ち、国を治め、私がせんと願うことを全て成し遂げてしまわれる
兄上が疎ましい、兄上さえいなければ…」と胸の内を明かし

結末を知らなければ、顔を見て腹を割って話してみて、やっと和解できた
って流れなんだけど…「それゆえ、高政と手を結んだか?」と
右目からポロポロ大粒の涙を流す信長に
踏み込んで訊かれると、目を見開き、生唾ゴクリの弟(汗)
「我らは似た者同士ということか…」と言われて、またまた生唾ゴクリ…(汗)

その様子を見て「信勝、そなた、これを飲め
白山より湧き出でた水であろう?ありがたき水であろう?
どうした?飲んでみよ」と妙に軽やかに勧める信長(汗)
「申し訳ございませぬ…どうかお許し下さいませ…」との返事に
「そうか…」と肩を落としてうつむいた…かと思ったら

「飲め!飲むんじゃ!」と信勝の方に近づき
「飲め!…飲め!…飲めー!お前が飲めー!」と口元に水を押しつけ
信長の近習の者たちが、パタン!パタン!パタン!と障子を閉めて立ちはだかり
「むちゃくちゃ怖いんですけど~!」の声多数(苦笑)

折しも、信長の態度が豹変したトコで「地震速報」のテロップが出てビックリしましたが(汗)
信勝が水を口にするカットはなく、ふと胸騒ぎを覚えて立ちあがる土田御前や
縁側で、じっと金魚を眺める帰蝶が映ったあと
事切れた信勝を見下ろしながら、信長が「信勝、愚か者…」と呟くカットで第18話終了…

「越前へ」というタイトル通り、30分以上は光秀のエピソードだったはずなのに
残り10分のインパクトが強過ぎて(笑)まだ「主役感」が芽生えず…(苦笑)
まあ、置かれた状況は好ましいものではないにしろ、光秀一家は仲が良くて幸せそうだし(笑)
光秀自身も、いったい何があったら「本能寺」になるんだろう?って人物像で
光秀への興味は、逆に高まって来てますけど…(笑)
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