ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

令和初の小ネタ3

2020-03-19 14:50:00 | 日記
甲斐さんは「良いドラマはみんな日テレなんだー」とおっしゃってましたが
今クールの連ドラも次々と最終回を迎える中…
って、まだ終了していないドラマもありつつ、平均視聴率ベスト10が発表され

1位は「テセウスの船」2位が、甲斐さん推しの「トップナイフ」
3位は、奥さんドハマリの「恋はつづくよどこまでも」
4位の「絶対零度」は、シリーズものということで想定内かな?
5位「ケイジとケンジ」はリアルの、6位「知らなくていいコト」は
ドラマの中の「不倫」が足枷になった模様(苦笑)

もっとも「尾高さん」は「カッコいい」と評判だったし
その演じ手でいらした柄本佑さんのキスシーンは「色気がある」とネットがザワついてたし(笑)
「不倫」自体ではなく「結末」にモヤっとなさった方が多かったんじゃないかと…?
でも、吉高由里子さんの元カレ役・重岡大毅さんの怪演(笑)は大絶賛されてましたよね?

以下、7位が「病室で念仏を唱えないでください」で
甲斐さんイチオシの「シロでもクロでもない世界でパンダが笑う。」は8位
9位「アライブ」10位「10の秘密」…という結果を受けて

次世代メディア研究所代表の鈴木祐司さんは
「恋はつづくよどこまでも」と「テセウスの船」は
「『逃げ恥』や『半沢直樹』の系譜」説を提唱なさってます
って、これ全部TBSのドラマなんですけど…(笑)

連ドラには…「相棒」や「ドクターX」のような1話完結モノで
途中の回を見逃したり、また、評判を聴いてクールの途中から見始めてもついて行ける
「シチュエーションドラマ」と
恋の行方がゴールの「恋つづ」や、犯人探しをゴールにした「テセウスの船」のような
「ストーリードラマ」があり

前者は、視聴率が取りやすい反面、クール後半に盛り上がることが少ないのに対し
後者は、明確なゴールが視聴者の興味にハマるとグイグイ盛り上がる…と鈴木さん

ただし、ストーリードラマが失敗した場合
放送開始当初の視聴者は次々と脱落して行き
かといって、途中から見始める方もいないという悲惨な結果を招く訳で
例えば「10の秘密」は、前半4話連続で視聴率が落ち続け、後半に挽回も出来ず(汗)

担当者の方は「ブレてハマらなかったのが敗因」とコメントなさっていて
また、同じ医療ドラマでも、2強2弱に明暗を分けたのは
ドラマネタでご紹介した通り、焦点を1つに絞るか
「要素」を詰め込み過ぎるかの差が原因かと…?

昨今の、刑事・医療・弁護士ドラマの乱立は
「リスクを回避するテレビ局の安全策」という鈴木さんのお言葉通り
刑事モノや病院モノは、ない方がオカシイ(笑)くらいですが
テレビ離れが叫ばれて久しい中、各局が安全策に傾くのもむべなるかなと…

実際、次のクールでは「SUITS 2」「BG」「ハケンの品格」「半沢直樹」など
過去のヒット作品が軒並みシリーズ化されるみたいだし…
って「まだ結婚できない男」のように前作を超えられないケースもあるやも知れませんけど…(苦笑)

ただ「半沢直樹」は、1話(~3話)完結っぽくはあったものの
ラスボス(笑)との対決などストーリードラマ性も含んでいて
一般ドラマ部門歴代2位の高視聴率を叩き出したことはもちろん

鈴木さんの「系譜」説の根拠になっているのは
初回放送から最終回まで、一度も視聴率を下げたことがない…
ずっと右肩上がりに上昇を続けたという「連騰率」で
これは「逃げ恥」にも見られた現象だそうです

最近では「3年A組」が、第5話から6連騰で65.6%
「あなたの番です」が、ラスト5話で怒涛の追い上げを見せ90.2%
まあ「あな番」は、2クールに渡っていたし
最初の視聴率が「どんだけ~!?」って気もしますが…(笑)

とにかく今は「恋つづ」が4連騰で53.1%…このデータ発表後にオンエアされた最終回は
番組最高視聴率をマークしたため、5連騰となり数値は変わった模様…
ラス前までの「テセウスの船」が39.1%…ということで
「逃げ恥」と「半沢」の後続枠のドラマが、それぞれ大健闘中らしく

この2本のドラマに関して、関東2千世帯5千人の視聴動向を調べたスイッチメディアラボによると
単身・夫婦のみ・二世代・三世代という4つの属性別個人視聴率では
意外にも「テセウスの船」が単身世帯でよく視られていて
あとの世帯は全て圧倒的に「恋つづ」を支持しているようです

意外にも…というのは、ドラマの帝王(笑)TBSの、しかも日曜夜9時の「東芝劇場」枠で
これまで「半沢直樹」はもちろん「華麗なる一族」「下町ロケット」
「陸王」「ノーサイド・ゲーム」等々の作品のヒットを支えたのは
家族全員が顔を揃える時間帯に豪華なキャストで放送された
老若男女に受け入れられる内容のドラマ…といった認識があったからなんだけど

「恋つづ」の視聴者の皆さんのツイートを見ると
若い女性は元より、そのお母さん世代の方、更にそのお母さん世代の方も
キュンキュンなさっているみたいだし(笑)
我が家のように、奥様とご一緒にご覧になっているご主人

お嬢様がハマっておられるご様子を呟かれるお父様(笑)
彼女や職場の女性に勧められて、ご覧になっている男性
そうそう!中には、80代の男性もいらっしゃったし(笑)
このラブコメディは「タダ者ではない」って感じですねえ(笑)

ちなみに…興味・関心事別個人視聴率では
ニュースやスポーツをよく視る層の方は「テセウスの船」を
一方の「恋つづ」は、タレントに興味のある層やテレビドラマ好きな層のみならず
単純に成就せず、絶妙に紆余曲折し、盛り上がる構成が
バラエティ好きな層をも取り込んでいるらしい

やはり「コンテンツビジネスとして、世帯視聴率というマスを取るためには
展開を1点に絞った方が良いことが多い
ゴールが明解で、1点に絞られているぶん、ラストに向け勢いがある」というのは
現在の1クールストーリードラマのセオリーになっているみたいですね
コメント
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