ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

朝ドラその3

2014-09-17 07:46:41 | 日記
前出の島崎さんは『花子とアン』について

NHKが吉田鋼太郎さんの人気を頼りにしているのか?
必要性のない蛇足のシーンが目立つと書かれてますが(苦笑)

男性雑誌がこんなに朝ドラを取り上げたり
亀和田武さんや甲斐さんが熱く語っておられたりすることで

奥さんは自分の苦手な『清く正しく明るいヒロイン』(苦笑)
…だけの物語ではなくなって来ているのでは?と思ってるようです

NHKの制作の方によると…
かつて『嫁』目線でご覧になっていた女性方が
今は『姑』目線で楽しんでおられるんじゃないかと…(爆)

『ふたりっ子』に出演された宮川花子さんは
当時『息子』役でいらした伊原剛志さんが

今やヒロインのお父さんを務めておられることを
『ナンかいいなあ』と思ってご覧になっているらしい

資料をひもといてみると…
1961年に始まった『連続テレビ小説』は『花子とアン』で90作目

でも最初の5作は、ナレーション中心の脚本読み上げ形式で
文字通り『テレビ小説』だったようだ

6作目の『おはなはん』からドラマ仕立てになり
結婚、出産を経て女性の半生を描き支持を受けたんだとか…

1983年の『おしん』は、史上最高視聴率を獲得し
今も朝ドラを作る上での『目標』であり『壁』でもあるという

古い価値観と戦って働く女性
縛られた場所から出て行くヒロインの時代から

女性が進出しきっていない職種(記者・弁護士・大工など)で
頑張るヒロインの時代へ…

2001年の『ちゅらさん』以降は仕事ではなく
『女性の自己表現』がテーマとなり
家族や恋人と共に自らも成長する過程を描いているそうだ

低視聴率が続き、朝ドラ廃止論が浮上したこともあったらしいんだけど

2010年の『ゲゲゲの女房』から、当時の幹部の方の一存で
放送時間を15分繰り上げたことが節目になったという

甲斐さんは『おしん』や『ふたりっ子』について触れられたり
『ちゅらさん』の堺正章さんのシーンがお好きだとか

『ちりとてちん』の貫地谷しほりさんがイイ!と
話されていたみたいですが

亀和田さんが『ゲゲゲ…』から
チャンと通して見るようになったとおっしゃった時

『僕もそこからです♪』と言われてましたよね(笑)

ちょうどその頃から『あさイチ』が始まり
一時は朝ドラについての発言が議論されたそうですが

甲斐さんによれば『あまウケ』までが
『あまちゃん』の1話だったらしいし…(笑)

ちなみに、NHKのドラマ制作者の方が
チーフプロデューサーとして担当できる朝ドラは

通常、そのキャリアの中で1本だけで
ヒロインや脚本家の方も原則として生涯2本目はないという

その緊張感もさることながら
視聴率や視聴者の意見もかなりのプレッシャーでしょうね?(汗)

クドカンさんも最初は視聴率に一喜一憂されたそうだけど
そればかり気にしていては体がもたないと
1週間ごとにチェックすることになさったらしい

もちろん国営放送としての規制や規約は多かったでしょうが
『クドカンワールド』を貫いたことが良かったのかな♪

甲斐さんが震災後に
『つましいものこそ大事』ということを『あまちゃん』に気づかされ

小ネタにハマッて(笑)
1日に2度も3度もご覧になったとか

『継続は力なりじゃないけど毎日やってるスゴさ』
『テレビなのに映画のように手間をかけて作り込んでる』とおっしゃって
今や毎日、全話通して見ておられるという朝ドラ

奥さんが、美輪明宏さんのナレーションで
心静かに見終われる日が来るんでしょうか!?(笑)

余談ですが…

以前に甲斐さんが、関西版の朝ドラに出演される子役の方が
本当に素晴らしい!と話され
NHKの選定眼がスゴイと感心なさっていたそうだ

『おしん』の小林綾子さんについていわく…

演技以前の問題で、非常に当たり前の子供が
当たり前に『真っ直ぐ見る』っていうことが出来てる
あのコ、スゲェよな

スポーツ解説者の方についても、現役から転身された直後は
『大丈夫かなぁ(汗)』と心配だった方が

1年も経たない内に名解説をなさるようになるのは
ナニか『養成施設』みたいなものがあるんじゃないか!?と
半分本気でおっしゃってたらしいんだけど(笑)

やっぱり、注目されるポイントが独特ですよね(笑)
コメント
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