nobutaと南の島生活in沖縄本島リターンズ

ブログ「のぶたと南の島生活」の写真容量がオーバーしそうなので、食べ歩き用に開設した新ブログになりますよ!!!

おふくろの副菜たっぷり!ベストな沖縄そば!久々にグッと来たね!・・・そば倶楽部かめはま(松山)

2021-08-01 06:29:00 | 那覇食べ歩き

今年の6月前半戦は緊急事態宣言下で高校が休校になったため、妻が長男の弁当作りをお休み・・結果、nobutaの弁当もお休みということで、2週間ほど平日ランチタイムの食べ歩きをすることができた。その最後を飾ったのが、今回レビューする「そば倶楽部かめはま」もしくは「かめはまそば」さんである。
こちらのお店は、松山の花笠近くにある雑居ビルの1階奥にある「沖縄そば」専門店であるのだが、週に2日、しかもランチタイムのみしか営業しないというお店なのだ。しかも、開いてないことが多い。
これまで4,5回、会社から歩いて15分の場所にあるお店に訪問するも、営業日にも関わらず入口には、「本日は臨時休業」と書かれていて営業しておらず諦めることが多かったのだ。コロナ渦だから営業していないのかと思ったものの、ネットをググると食べた方のレビューがあるので、お店自体は存続しているようで、単にnobutaとお店の相性が悪いだけなんだろうと思っていたんだよね。その問題も今回解決できたんだけどさ・・・それは後段で・・・・

さて、この日もダメ元でテクテク歩きながら(もちろん、日傘をさしながら)お店に向かったのだ。すでに炎天下の沖縄は、15分も歩けばかりゆしウェアもドロドロなんだよね。
お店の入口に辿り着くと・・・初めて看板が掛かっていない・・・どうやら営業しているようだ。
今は、営業日が月、木から火、金に変更になっていることが入口ドアの張り紙で分かる。いつもは、この張り紙の前に「臨時休業」が掛かってるんだよね。遂に入れるのだが・・・・ただ、お店のドアは完全に締まっており、開けるというのは結構勇気がいる(苦笑)
扉を開けてみると、そこは完全なる定食屋さんの雰囲気を醸し出し、店内は煌々と灯りが灯っている。
広くはないが、テーブル席が5卓、カウンターが2席・・空間がしっかりと取られている。
驚いたことに、テーブル席は埋まってる・・・しかも「おじい」と「おばあ」が占領している。老人クラブのような感じだし、会話は「コロナウイルスのワクチン接種」の話で持ち切りなのが微笑ましい。
カウンター内が小さな厨房で、お母さんが一人笑い話をお客さんとしながら賑やかだ。
突然、nobutaのようなお客が飛び込んできたので驚いている様子。そりゃそうだ・・・初めて訪問する客は珍しいんだろう。驚くのも無理はない(汗)
カウンターの席に座ると、お母さんが
  今日は中味汁だけど・・
と言うので、他は何かあるんですかと聞き返すと「沖縄そば」とのこと。nobutaは、このお店の沖縄そばが食べたくてやって来たので、「沖縄そば」がちゃんとあって有難い。
こちらのお店のシステムは承知していたので、注文してから冷水器の下にある棚からグラスを取り出し、まずはお水を入れる。
カウンターのL字中央に、お母さんの手作り副菜が沢山並んでおり、これが食べ放題なのだが、凄いことになっている。



写真の通りなんだけど、まさに「沖縄の実家で食べるような副菜」なのだ。
しかも、お菓子まで並んでいるのが微笑ましい(笑)
カウンターの奥に箸、お皿があるので、それを取って、副菜(お惣菜)を色々と取り揃え。

それがこちらの写真になる。
正直に嬉しい。だって、ゴーヤーちゃんぷる、人参シリシリなど、無くなった義父が生前良く作っていた家庭料理なのだ(同居中の義母は作れない)。ナスの炒め物も最高なのだが、ま~人参シリシリの美味しいことこの上ない。
勿論、沖縄そばが登場するまでにお代わりをしたよ。
だって美味しいんだもん(笑)

で、沖縄そばが登場した。
かめはまそばという店名だけあって、麺は亀浜製麺だ。
nobutaブログを読んでくれる方は、「亀浜製麺は濃厚な出汁によく合う」とレビューすることが多いのを知ってくれているはず。もちろん、薄味も悪くないのだが、やはり濃い方が断然麺との相性が良い。
こちらの沖縄そばは、薄味とまでは言わないが濃くはない。
しかし、それを補ってくれる強力な助っ人が存在する。

まず、ラフティーが2枚付いてるんだけど、このラフティーが非常に濃厚で、かつ、厚さ2センチもある食べ応えのあるラフティーなのだ。この濃い肉には出汁は濃くない方が良い。そして、このラフティーが亀浜製麵とよく絡むのだ。
勿論、ラフティーは直ぐになくなる。
次に、もう一つ強力な助っ人がある。
お母さんが、沖縄そばを出すときに、3回もnobutaに「この薬味は辛いよ~」「普通の一味や七味が良いかね」と聞いてきたなどの薬味がある。盆に載って、ラフティーの奥に鎮座した小さなガラス瓶の文字は擦り切れているが、「島とうがらし~」と書かれている。ガラス瓶の古さからすると、お母さんが追加しているんだと思われるんだが、nobutaは辛いのが大好きだから、お母さんに何ら問題ないと答えて、こいつをたっぷりと追加したのだ。
これが本当に「辛い」・・笑っちゃうくらい「辛い」
その結果、この薄めの出汁が別の意味で濃くなるのだ。そして麺との絡みが良くなるんだよね。
ラフティーやこの薬味がなければ、シンプル・イズ・ベストといえる普通の沖縄そばなんだけど、数段、いや、格段と美味さが増すね!!
そして、何もよりも、この食べ放題な副菜と美味しい沖縄そばで、値段が
 600円
というのが凄すぎる!
ちなみに、中味汁は日替わり定食で、それは700円であることが奥まったところに置いてあったメニューで分かったよ(笑)

でね。支払いするときにお母さんと若干お話をしたんだよね。
nobutaは何度もやって来たけど開いてなくて諦めたんだよって・・・
するとお母さんから衝撃的なお話が帰って来たのだ。
なんと、火曜日、金曜日はちゃんと営業しており、入口に「臨時休業」と出すのは、店内が密になってしまうので、その予防のためだんだと(汗)
そして、常連さんは、とりあえずドアが閉まっているのか確認するので、開けて勝手に入ってくるんだと(汗)
つまり、これまで何度も入口までやって来て諦めていたのは間違いなのだ。
この事実を理解していれば、この美味しい沖縄そばと副菜を何度も楽しめたのに・・・
今回、そのことが分かって安心したよ。だって、これだけ美味しいんだから、間違いなく再訪するからね。この話を聞かなければ、また「ちぇっ今日も臨時休業かよ」って諦めるところだった。
良いお店だよ。nobutaよりも年配の方々の花園みたいな状況だったけどね。
ご馳走様でした!!!!

那覇市松山2-14-1


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