花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

シロバナハンショウヅル

2008年04月20日 | 嵯峨御流

庭のハンショウヅルをいけてみました。
庭の花をいける時には水揚げに気を配ります。
切り口をたたき逆水をかけ新聞紙に包んで一晩養生しました。
先週の火曜に生けましたが
心配で週末にも見に行きましたがなんとか綺麗な状態を保っていました。

花屋で売られている花は当然しっかり水揚げしてあり(たまにそうでない時もありますが)
切って生けるだけでしばらくは綺麗な状態が保てるので
たいていの花はそういうものだと思ってられる方もおありかと思いますが
とくに山野草は水揚げも難しいものが多くまた日持ちしないものも多いので
一週間きれいな状態を保つことは難しいです。
これからの季節はなお一層。。。

先日お稽古に使う花材について店主の方とお話させていただきましたが
花を組み合わす時、形状、色合いなどに気を配るもの当然ですが
それ以上に日持ちするかどうかが肝心だとか。
長年いけばなを稽古していると日持ちのいい花とそうでないものなどおのずとわかってきて、
燕子花や河骨などせいぜい美しく保てるのは数日と割り切っていますが、
カルチャーなどの稽古では不向きでしょうね
すこしでも長く美しい状態を保てる花というのが重宝されるのはうなずけますが・・・
今春はこれまでになくいろんないけばな展を観ましたが
斬新な生け花も多く、初めて見るような輸入ものの花材もたくさんありました。
多肉植物をふんだんにつかったものまで。。。(日持ちはばっちりだわ)
その半面山野草の類はあまり見かけませんでした。
ほっと和む日本の花
たしかに日持ちしないものも多いので扱いは大変かも
大好きな茶花だってそのお茶席の間美しく保てればいいわけであって・・・
教える立場になって今まではちがった角度で花を見る必要があるようです。



シロバナハンショウヅルをお古木に沿わせてみました。




根締めにはタンポポ、ウマノアシガタ、ギボウシ そしてちらっと見えるピンクの花はニワウメ?!
週末に見に行ったといいましたがハンショウヅルも
ウマノアシガタ(この花が意外と長持ちするというのは嬉しい発見です) も大丈夫でしたが
タンポポは花びらが閉じたまま
そうだわ タンポポって開閉するんだった
いったん閉じたら部屋の明かりでは開花するのは難しいのかも
もちろん抜きましたが返ってすっきりしてよかったような
引き算は難しい。。。





床にはヤシャブシとシロヤマブキ ウマノアシガタをいけました。



我流の花なので嵯峨御流のカテゴリーには入らない花かもしれませんが
いけばなということでここに加えました。


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