今年最後は先日生徒さんのお稽古でいけた正月花をアップさせていただきます。
若松七五三の伝、万年青七五三の伝、お題花のうち
それぞれ好きな花態を選んで挿けてもらいました。
若松初挑戦のお二人も無事水引をかけてお持ち帰りできる姿になり私もほっとしました。
来年早々出産予定の○さんは子孫繁栄の祝儀花でもある万年青を
安産祈願をこめて挿けてくれました。
お題花の方たちも器はそれぞれ手持ちもものを使いました。
いけかたも限定しなかったのでお題花の花器「岸」を使ったものと趣も異なりましたが
いけあがった作品をそれぞれ見合いっこして楽しい時間となりました。
そしてお稽古後、お床に若松、チェストに万年青、玄関にお題花を飾り私も
今年ラストのお稽古終了です。
来年もまたよろしくお願いいたします。
職場の出窓の飾る今年最後の花は
嵯峨誌12月号を参考に桐に薔薇を添えてみました。
薔薇はいつもお世話になっている花屋さんではなく
近所にあるアレンジメント用の洋花を多く扱っている花屋さんで買いました。
行ったのはクリスマスイブ
クリスマス用に仕入れたばかりだという綺麗なお花がいっぱい
染料を吸い上げて色づけしたようなレインボーローズもあったりしてびっくり
桐に取り合わすにはちょっと派手な感じの薔薇が多かったものの
葉もとても生き生きつややかでしたので二本買い求めました。
お店のカウンターでは両手で抱えるほどの花束を作成中
私が選んだ薔薇もふんだんに使ってありました。
「これってクリスマスプレゼントですか?」
「ええ!” 今日いらっしゃるお客さんはほとんど男性!クリスマスプレゼントですよ♪」
「まあ~いいわぇ~♪」
二本で生徒さんのお稽古花と同じぐらいの値がした薔薇
お値段をお高かったけれど
桐にも負けない高貴な雰囲気も漂ってますでしょう・・・ねぇ?!
お床の花であるお生花をチェストに飾っても違和感ないよう
器などアレンジしてみました。
珊瑚水木の赤、椿の葉の緑に花は白
そして器と敷板に金銀のものと使ってちょっぴりモダンな和風クリスマス花
というもの明日の生徒さんのお稽古花はクリスマスを飛び越えてしまいます。
万年青や若松の七五三伝、そして御題花も・・・
お床は正月花で満員です(汗)
四季咲きの薔薇‘アイスバーグ’
一年中よく花咲かせてくれます。
この場所に植えてもう十年ぐらい
無農薬なのでいつもいつも綺麗な状態で咲いてくれるとは言えないまでも
薔薇を育てるのは初心者・・・
お手入れに自信がない・・・
そんな方にも太鼓判おしてお勧めできる薔薇だと思います。
今日のアイスバーグです。
12月後半になってもこんなに花をつけてます。
気温が低いのでどの蕾もゆっくりゆっくりほころんでいきます。
アイスバーグとは氷山、またシュネービッチェン(白雪姫)という別名をもつ
この薔薇を使って
ホワイトクリスマスをイメージしていけてみました。
親先生のお稽古も水仙でした。
花態は自由でしたので、去年の嵯峨誌の作品を参考にして
短三管に挿けてみました。
今まで挿けたことのない花葉の組み方等たくさんあり、水仙片手に本ともにらめっこ!
家でいけなおし写真を撮り、パソコンに取り込んだ花姿をみてみたら
あれこれ難点もいっぱい
それでもいけたことのない花形に挑戦するって楽しいです。
生徒さんたちのお稽古、水仙のお生花を株分けにいけてもらいました。
花器をお台所にある器(食器)にかえてみました。
これがなかなか生徒さんたちにも評判がよくて・・・^^
チェストに飾ったら、どことなく清楚なクリスマスといった雰囲気に・・・
ピアノの上には 摘み取った花も飾りました。
(お生花の花型にするには可哀想・もったいない・・・でも必要なのです。)
今年は実物がなり年だそうです。
今日伺ったお宅の庭に植えてある柿の木も鈴なり!
このお宅でこんなに沢山つけているのを見たのは初めてです^^
そういうわけでたくさんなったからいけたらと郁子をいただきました。
それもとびっきり綺麗でおいしそうな熟れごろの実です!やったぁ~嬉しい♪
たしか以前嵯峨誌にも郁子に秋色紫陽花がとりあわせてある作品があり
とても素敵でした。
私も紫陽花を・・・とも思いましたがあまりに綺麗なお色の実だったので
ちょっと冒険かなと思いながらも今日仕入れたばかりだから綺麗ですよと勧められた
ダリアを買い求めとりあわせてみました。
私のほうが綺麗でしょ!いや私よ!!って
郁子とダリアが競い合ってってる?ってことは失敗かな?
まあまあそう言い争わないで仲良くしましょうよと
ちょっとおどけた郁子の蔓が仲裁役・・・
珊瑚水木と椿の二種を用いた三才格を稽古しました。
写真に納めるためあわてて挿けたら枝が乱れてました・・・
気づかないまま留の椿を先日生徒さんの稽古で使ったグレビレアにかえてみました。
和と洋のクリスマス花材?!を組み合わせてみたかったのです。
うぅ~ん やはり椿のほうがしっくりするように感じますがどうでしょう・・・