めいちゃんの個展用に用意した桃が残ったので
上巳の節句の花を挿けてみました。
残った山茱萸の枝で「谷間」に挿けました。
縦姿は体前添え流しにしてみました。
七曲とは「自然の雅趣に富んだ花を最も効果的に生かして・・・」とありますが
これではちょっと強引感?!漂う花です・・・ね。
今月一回目のお稽古は柳の水潜りでしたがその花材の金芽柳が
どの生徒さんもたくさん残りました。
そこで今回は残った柳を利用して荘厳華を稽古していただきました。
どうしても花材を多く用いる荘厳華は花代が高くつきます。
なんとかうまくやりくりして生徒さんの負担を軽減したいと考えてました。
かといってそれで節約感?!漂う花になっては気持ちまで沈んでしまい身も蓋もないので
いつものお花代で・・・と花屋さんに注文しましたが、直前に
やはりすこし高くついてもかまわないから
荘厳華って素敵って感じられるような花材で!とお願いしました。
生徒さんたちにとっては二度目の荘厳華
「真の草」花態にいけてもらいました。
さてさて感想はいかがなものだったでしょう・・・
残った柳をいただきました。
ほとんどが一本ものでしたが、気長に一枝つづ嵯峨三宝にいけてみました。
たくさんの本数いけようと体や用など長めにとりましたが意気込み倒れ・・・
(数挿けの要領でやればよかったかも)
花器とのバランスもよくない花になってしまいました。
寸渡に行李柳と椿二種で三才格に挿けました。
今回は留につかった藪椿、綺麗に開花した枝を用いることができたので
先日の長閑の景よりも華やいだ雰囲気になりました。