花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

お楽しみ会

2012年04月30日 | 嵯峨御流

今回参加された生徒さんは五名 
ラスト五番のくじの方にはガラスの花器と嵯峨好「ドリーム」を用意しておき
どちらの花器にするかも花材と相談しながらご自分で決めていただきました。


 

 

 

ブルーのガラスの花器にトルコ桔梗とレースフラワーを
取り合わされました。
銀葉はこういう洋物のお花もしっくりとよく合いますね
プレートも二枚重ねでトータルコーディネートもばっちりです。
伸びやかの銀葉の枝にふんわりと二種の花を寄り添わせて
立成体の応用(体と留の一体化)作品です。






瓶花のトータルのお色がブルーとしたら
こちら りんりんはピンク♪
しかもレースフラワー・ヒペリカムの実・りんりんの挿し口と
いろんなドット模様入り!
とてもおしゃれな大人可愛いコーディネートです。




五瓶とも特別な花材を用いたわけではなく通常のお稽古で使うような花材ばかりですが
普段以上の緊張感で取り組んでもらうことで
挿けあがったときの達成感を味わってもらえたのではないかと思います。
さらに同花材でも添えるお花によっていろんな表情をみせてくれることや

挿ける席や花器など少しかえたりすることでその花の表情までも変化する・・・・
花の持つ力やお花を挿けること(いけばな)の面白さを感じてもらえたら嬉しいです。

また挿けあがった作品を皆さんで眺めながら
二胡やバイオリンの演奏、
手作りやお取り寄せのケーキをいただきながらの茶話会・・・と
楽しい一日になりました。
みなさんお疲れさまでした。そしてありがとう♪



お楽しみ会

2012年04月28日 | 嵯峨御流

四番のくじをひかれた方がいけられた花器は備前焼
和のお花はもちろんのこと洋花でも意外としっくりとくる私のお気に入りの花器です。
他の花器にくらべやや高さがあるので
バランスがとりにくいのでは心配されました。
いけながらすこし下がって後方から眺めたりしながらとても丁寧にいけてくださいました。


 



斜成体横留です。
グロリオサの花の表情や向き、葉にいたるまで
一花一葉 心配りされました。







りんりん こちらもガーベラの表情をとてもキュートに表現して
そのガーベラをいかした作品になっていると思います。


お楽しみ会

2012年04月26日 | 嵯峨御流

今回参加者五名でお花を横一文字に並べたので
三番のくじをひいた方はちょうど真ん中(中央)の席となります。
それで花器も五つの中で一番格のあるものを用意しました。




花菖蒲 オクロレウカ ガーベラ レースフラワー オキソペタラム ナデシコ
花材の種類は沢山ですが
この花器に合うものは・・・花器と花のバランス
いつものお稽古ではそういったことまではなかなか考慮できないので
こういう機会に考えてほしいと思いました。
そしてもうひとつ大事なこと!花器口を透けないようにするにはどうするか・・・





留には花菖蒲とオクロレウカの二種
花器口は手前にも銀葉を挿して向う留です。
潔くシンプルに!
後ろの屏風に合わさって文人華のように雰囲気に仕上げられました。






りんりんのお花はうって変わってとても愛らしい仕上がりです。
緊張感をともなう瓶花をいけた後
こんな可愛い花材を前にしたら和みますね♪
そんな心が挿けられたお花からも伝わってくるように感じます。

 


お楽しみ会

2012年04月25日 | 嵯峨御流

二番のくじにあたってしまったのはお稽古をはじめてもうまもなく一年になる方
あたってしまった・・・というのは今回用意した中でこの花器が
もっとも挿けにくいと思われるからです。
普段お稽古に使っているものに比べ、花器口に高さがあります。
それがあるがためになかなか思うように花が挿せません。
かなり苦労されましたが
最後まで自分の力で挿けようという気持ちを持続し頑張られました。









留にはカラーとゴットセフィアーナをチョイス
斜成体間留にされました。
初めての左勝手・・・これだけでもいつもと感覚が違って難しいですよね。
ゴールドにプレートにブラックのプレートを重ねるアイデアは
ご本人の提案によるもの ナイスです♪
習い始めて一年未満でこのセンスはすごい
これからも頑張ってお稽古に励んでほしいです。





りんりんにはアンスリウムとチョコレートコスモスを。
お花のもつ腺と面の美しさをいかしたお花です。




お楽しみ会

2012年04月24日 | 嵯峨御流

昨年に引き続き今年も社中さんたちとお楽しみ会を催しました。
今回は少しだけ趣向を変え、また余興で生徒さんにミニ演奏会をお願いしました。

生徒さんには用意した花材のうち、まずは銀葉をつかった瓶花を
そしてその残った花材でりんりんを用いて
輪盛体環盛体もしくはその応用作品、または心粧華など思い思いに挿けてもらいました。




今回は花器はこちらで用意しました。
花屋さんがいろんなお花を組んでくださいましたので私が振り分け
くじ引きで挿けるお花を決めてもらいました。


まずは一番のくじをひいたTさん
花器は嵯峨御流オリジナル花器の「ぽんぽん」です。
丸型は赤、白、黄色の三色、それに各色のカラープレートを用意し
ご自分の好みにあわせて使ってもらいました。




 

花材です。
銀葉はみなさん共通です。





留にはフランネルソウとスカビオサをチョイス
横留にされました。
花器の丸部分は白を、敷板はクローバー・プレート
グリーンと白のうち白のほうを選ばれました。
とても優しい雰囲気のお花になりました。

今回すこしいつもより気分も盛り上げてもらおうと後方に屏風を立ててみました。





りんりんには瓶花にも使った銀葉とスカビオサ
それに黄色のスプレーカーネーションを加えられました。
この銀葉の枝振りが綺麗だったのでこれを生かしたお花にしたかったそうです。
レースのリボンのついたスタンドも素敵ですね。

 

 


椿と木五倍子(きぶし)

2012年04月08日 | 庭の花

庭で咲いた大好きな椿「春の台(うてな)」と紅花木五倍子をいけてみました。

木五倍子の花は、天ぷらにして食べることができるそうです。(今ネット検索して知りました!)
普段揚げ物はあまりしないのですが
春の山菜の天ぷらだけは大好きで 毎年この時季がとても楽しみです。
野生の木五倍子が食べられるんだったら庭のこの紅花木五倍子も大丈夫かしら
ちなみに庭の石蕗(つわぶき)はこの時季の若芽、まだ全身産毛状態のものを
天ぷらにするととても美味しいです^^

庭で愛で、いけばなの花材としてもそして食用にもなる!
いろんな楽しみ方ができるお花っていいですね。



ストック

2012年04月06日 | 嵯峨御流

桜と同じところで売られていたストック
二番花のようなほっそりしたものばかりでしたが、五本一束でなんと百円♪
お生花にいけるんだったらがっちり体系よりややスリムなほうないけやすいでしょう^^
葉が少々元気がないのが残念です…

玄関にいけました

甘い香りが満ちて 玄関は春うらら♪

 


2012年04月05日 | 嵯峨御流

近所にある染井吉野もようやく花開き今五分咲きほどです。

先日山歩きに出かけた際立ち寄った産直市場に彼岸桜がありました。

今春いける桜はこれが最後かもと思いながら
「谷間」に挿けてみました。




想い花も…

2012年04月03日 | 嵯峨御流

お題花の花器…これは平成19年のもの
ずっとしまいっぱなし状態でした
たまにはこうした花器をとりだして
心粧華のお花をいけてみるのもおもしろいなあって感じました。
そう思えたのも23年度研究会でご指導いただいた先生のおかげ!
先生との出逢いに感謝感謝の一年でした。