クリスマスのダイニングテーブルの花
庭のバラをちょこちょこと摘んで飾りました。
うむっ なんか気合入ってないねぇ~
だってだってそれほど大きくないうちのテーブル
毎年ローストチキンを焼いてオットが切り分けてくれるのですが
テーブルに花などあろうものなら
「えい じゃまだ!」って…とは言わないけれど
危ないので花やグラスはとりあえず隅に避けて…ってなります。
ようは花より団子なのね うちの家族って(笑)
またまた水仙のお生花です。
今回は一番短い留の葉を流しに扱う曲生け、
すこし手が慣れたせいか前回の稽古の時よりも短時間で仕上げることができました。
そうなると気持ちにもすこし余裕ができたせいか
こういう身もひき締まるような端正な姿もいいものだなあって思えてきます。
ムベをいただきました。
ツルの腺が綺麗なので掛け花にしてみましたが
よく熟れた美味しそうな実が今にも落っこちそうでちょっと落ち着かない感じ…
柿じゃないけど
落ちないかなあ 落ちたらいいのになあって
サルカニ合戦のカニさん気分で眺めましょうか…
おっといけない うちには受験生がいるんだったわ
サブガーデンに地植えしているこのバラはブロック塀の際にもかかわらず
暑いのも寒いのもへっちゃらよってな顔して
それでいていつもいつも優しげに咲いてます。
サブガーデンに植えている植物を集めてアレンジしました。
ツリーを飾ったのでそれにあわせて出窓にも和花ではなく洋花を…
ノジギクにノブドウ…うむっ 洋風ってことで…
(写真は自宅で撮りました)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/12/cda754440248e9b21c447ed473bc3c9b.jpg)
この時期のノブドウは葉も薄く透けるような黄葉になり
色鮮やかだった実も静かに色を落としました。
白菊の終わり際、花びらは赤く染まるものもあるけれど
このノジギクはどこまでも純白です。
枝葉がごつくて抜こうかどうしようかずっと迷いつづけているシャリファ・アスマ
あ~やっぱりしっかりした花柄だね
香りはとてもいいんだけど…
この斑入りのツル植物は何年も前に買いました。
鉢でそだてていますが名前がわかりません。
先月川原から採ってきたノイバラ
赤い実はまだつやつやして綺麗です。
12月になってやっと咲きはじめたシマカンギクをあわせましたが
残念なことにまだ葉は瑞々しい緑色
フユイチゴの赤く焼けた葉をそえたら
少しだけ師走の花らしくなったように思います。
このところ少しだけ忙しく
そんなときのお助け役、ドライの花が玄関を飾ってましたが
やはり生のお花を置くと
その空気までも掃き清められたようで気持ちのよいものです。
野ばらの実と黄菊といえば
初めて嵯峨御流の研究会に通い始めた年に
【黄花朱実】という雅題の文人華を習いました。
その時の講義で野ばらの品種として
ノイバラ、ツクシイバラ、テリハノイバラ、ヤブイバラ、ミヤコイバラ、フジイバラ、ヤマイバラ、
オオフジイバラ(アズマイバラ)モリイバラ、タカネイバラの10種類を教えていただきました。
その当時の私といえば好きなバラといえばオールドローズとイングリッシュローズばかり
日本の野生バラの品種がこんなにもあることなど全く知らず、
またさほど興味もありませんでした。
あれからはや5年
随分とバラの好みもかわったように思います。
ケーキ皿に♪
花がメインデッシュなら葉っぱはとっておきのデザート
Rosa nitida
Rosa marretii
Rosa foliolosa
Rosa spinosissima‘double white'
Stanwell Perpetual
テリハノイバラなど
今年もまた水仙を生ける季節になりました。
一昨日お稽古ではお生花の用流しを生けました。
個人的には自然のありのままの姿が好きです。
すぅ~とのびやかに伸びた茎、簡素な花、そしてねじれのある葉はどことなく色っぽい。
お生花ではその姿をいったんばらして組みなおし形を整えます。
水仙の多くは葉が4枚、株元は白い袴があります。
その袴から葉を抜き取って葉のねじれを直し、ためなおして再び袴に戻します。
その癖を直したり姿を整える方法も様々で、
最初に習った先生、今の親先生、派遣講師の先生、司所長
それぞれそのやり方もちがっており
自分のやりやすい方法で生ければよいとおっしゃって下さるもののなかなか思うようにいきません。
今回も用の流しの葉が長すぎて象の鼻みたいになっていると注意を受け、気分もどんと凹み…
家に帰り残った葉でもう一度やり直してみましたが、
うまくいかずいじりすぎて葉がくたくたになってしまいました。
そのうちに蕾がほどけてきたのか ぷ~んと甘い香りがしてきました。
そんなにむきにならなくても…ゆっくり楽しんで生ければいいじゃない っていう
囁きが聴こえてきたようでした。
ありがとう
やっぱりこうやって花に助けられていると感じた一日でした。