花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

初冬の薔薇

2006年11月28日 | バラ


朝露を含んだ繊細な花びら

 

 
オキナワスズメウリもようやく色づき

 

 
年を重ねるたびその姿から毒々しさが抜け楚々とした雰囲気になっていく
トリカブト

 

 
川原から採ってきたノイバラも庭の薔薇とすう~となじんで

 
Humes Blush Tea-scented China
Gilbert Nabonnand
Irene Watts
Rosa odorata(日本バラ園)

香粉連
Rock Hill Peach Tea
Princesse de Sagan

 


惜秋

2006年11月19日 | バラ

薄曇の午後、気温もぐんと下がって庭も時が止まったようにひっそり。
そんな中花びらの一枚一枚までふるえているように咲くバラたち
その翳りある表情を見ていたらなぜか鋏を入れたくなりました。
もうすでに日が翳りはじめているので
生けても写真に納めるのは難しいかもと思いつつも
一本また一本。
そして冬の気配を感じ取った野草たちの消え入る前の輝きの姿も見て欲しくて
あの花この花…
最後の添えたのは明日きっと咲いてくれるだろう…
いえ咲いてねと願いを込めて 
ムタビリス

 

 

 

そして翌朝
あ~やっぱり咲いてくれたのね
ありがとう ありがとう

 

 

そんなお花たちにおひさまが嬉しい演出を添えてくれました^^

 

 

 

 

 

カットしたバラ 左から
Gilbert Nabonnand
デア
Felicia
Humes Blush Tea-scented China
Anne-Marie de Montravel
Mutabilis
Le Vesuve
Snow Goose(ヒップ)

 

 


野生菊

2006年11月15日 | 庭の花

いつのまにか増えた野生菊
ひとつひとつは家菊のような華やかさはないけれど
こうやって集めてみたら 優しい暖かさに包まれるよう~
野で出逢った時の眼差しといっしょだね。

 

     
シマカンギク(白花)          サンインギク

     
ノジギク                斑入りヨメナ

    
ノコンギク(コンギク?)           シラヤマギク

 
リュウノウギク
この菊は終わり際花弁をよじり、ほんのりと紅さす姿がもっとも美しいと思います。

 
ヒノミサキギク
まだ花は咲いてませんが、切れ込みの深い小さな葉が魅力的!


アシズリノジギク
これも花はありませんが、こちらは切れ込みが浅く丸っこい愛らしい葉です。
そして赤く色づいた葉一枚、
これはシマカンギクの葉
こういう菊の葉の紅葉、花以上に心惹かれます。

 


ナギナタコウジュ

2006年11月13日 | 庭の花

サブガーデンに植えたナギナタコウジュ、はじめて育てたこの野草です。
(くらちゃん ありがとう♪)
春にはその草全体から香る独特な香りに驚き(紫蘇と薄荷をたしたような香り?!)
初秋に咲く花は薙刀のように反り返った花穂の片側にだけに
小さな薄紫色の花を列になったようにつけます。
そして花後、その姿を全身赤紫色の染めて終わりを迎え、
その香りは枯れてドライになった後にもそのまま印象深い余韻となって残り、
いつまでも楽しませてくれます。

自宅の庭にも植えましたが、こちらは半日陰だったせいか今頃やっと花咲きました。

 

 

 

 

 

この野草とあわせて束ねた花々
実と照葉と名残花…

 

 

 

 


キミノヒヨドリジョウゴ

2006年11月03日 | 庭の花

去年黄色のヒヨドリジョウゴを見つけた所に行ってみました。
草刈をなんとかまぬがれて色づいている実がありました。
いろんな枝葉が絡み合っていて株元がどこなのかさっぱりわからないけど
とにかくここならきっと毎年草刈の難から逃れられることでしょう。
すこしだけいただいて帰り庭の実ものを集めてグラスに。

ワイルドストロベリーも今年新たに2品種加わり
(実が白いタイプと葉が黄緑色したゴールデンアレという品種)
この甘い香りのおかげでどの実もとっても美味しそうに思えてしまいます。