この季節庭に出て小さな草花の美しい秋色を見つけると木々の紅葉以上に嬉しくなります。
赤く色づいた葉はなんだと思いますか。
ドクダミの葉です。
繁殖力旺盛で匂いもきつく一般的には嫌われ者、
でも朽ちていく前もなお精一杯自分自身を鼓舞しているようで
私はまた改めてこの花が好きになりました。
嵯峨菊と淡く黄葉したチョウジソウとあわせました。
秋のエンテルの花は花数は少ないものの初夏の花に比べ大きく
こうやって一輪生けても(蕾ももったいなくてカットできませんでした)
パテンスやフロリダ系のクレマチスに負けないだけの存在感
ダッチェス・オブ・アルバニーの果球のついた蔓をあわせて
秋ならではのクレマチスの風情を楽しみました。
あまりにも個性的な花器なので扱いが難しくなかなか出番がないままになってました。
サブガーデンに生えてきたノブドウが今年はかなりな勢いで成長し色とりどりの実もたっぷり。
茎も普通の葡萄に負けないほど(ちょっぴり誇張?!)に太り
その茎肌や巻きひげの表情がおもしろく
しまい込んでいたこの花器に生けてみることにしました。
相棒にノコンギクを添えてみたけど
一種だけのほうがよかったかも
サンザシといっしょにいただきました。
南米原産の果樹ですが、
花の頃には何度かいただいたものの(南米の花らしくエキゾチックな雰囲気)、
実付きの枝をいただいたのは初めてです。
食用になるようです。ネットで調べるとパイナップルとイチゴ、バナナをミックスしたような味だとか。
まだ硬いのでこのまま熟成させ、
しばらく生けて楽しんだ後果実酒にしてみようと思ってます。
大好きな秋の実物を並べたらなんとなくウキウキしてきます^^