盛花の原点にかえって
右・左盛体、もしくはその変化(Ⅱ)いずれかを挿ける稽古でした。私は
変化(Ⅱ)をいけました。
河骨を稽古しました。
お稽古する機会の少ない花材です。
水揚げ難しいですね。
翌朝にはだめになってしまいました。
水揚げ、ポンプの扱い等 疑問点も多々できました。
来月の研修は河骨の奉書いけなのでその際にお尋ねしてみたいと思います。
前もってお稽古できてよかったです。
花・巻葉は二本しかありませんでしたの三才格だけの稽古でしたが
横姿も葉だけで陰陽にいけてみました。
生徒さんのお稽古では燕子花の「魚道分け」をいけてもらいました。
ちょうど嵯峨誌五月号は客位の三才格でしたので、これを参考にして
縦姿二花十三葉客位、横姿一花十一葉の主位
庭の燕子花も二番花が咲き始めたので中花の扱いとしました。
この日は私も生徒さんの前で花は生徒さんのほうをむけていけたのですが
ひさしぶりの縦姿客位、しかも逆いけ・・・途中あれっ?と思い始めたら
生徒さんの前なので動揺してさらに頭が混乱・・・散々でした(涙)
水切葉を挿すことも忘れてました。
生徒さんの言われてあっそうそう・・・と。
真ん中に突っ立ったでっかい水切葉!写真をみてまたため息・・・
それでも後日、親先生のところでも燕子花お稽古させていただきましたが
この話をすると、随分と励ましていただきました。
そしてなるほど!って思うことを新たに教わり
もっともっと精進せねばという気持ちになりました。
庭の隅っこでひっそりと咲いている地味な花です。
でもこうやっていけてあげると結構存在感発揮してくれます。
お伝書にある軸付葉物のひとつ 「縮砂」の仲間だと思います。
だから・・・
庭の隅にあるとはいえ大事に育てている花のひとつです。
若山さんのこの花器
矢車菊との相性がぴったりみたい
ついヤグルマソウって言ってしまいますが
正しくは草ではなく菊です。
ヤグルマソウは別物
こちらもずっと以前栽培にトライしたことがありますが自然消滅・・・
矢車菊は毎年こぼれ種です。