留流しにいけ替えてみました。
昨日挿けた用流し
用流しは流しの枝が左(手前)方向に大きく流れるため
バランスをとるのが難しい花態です。
花態全体の重心が用の方に片寄らないよう
留を長めに横に張り気味にしてみましたがどうもしっくりきません。
用の流しの方向を内側に向けてみました。
それとやはり体後添えの枝が欲しいと思います。
生徒さんのお稽古でも朝鮮槇を挿けてもらいました。
今回の朝鮮槇はすべて付き枝は全くない一本もの
本数は7本でしたのでなんとか頑張って曲いけにも挑戦していただきました。
用流し
用流しの枝は用格を別枝でとったので
体後添えの枝を略した形になりました。
内用
そして三才格も
枝物のお生花をいけてもらったのは半年ぶりでした。私自身は
明けても暮れても(枝物中心の)お生花!といいたくなるほど稽古しているというのに・・・
反省
これから少し枝物のお生花を挿ける回数を増やしていくつもりです。
皆さん頑張って下さいね。
といいながらも結局今日の稽古でも私はこの三花態いけ
また一番多く稽古したことになりますね・・・
「控流し」に挿けました。
控流しの場合添うて添わずの枝が入ってない作例もありますが
あくまでも控え!ながしなので加えていけました。
今回添うて添わずの枝は体前添えの枝との付き枝です。
朝鮮槇は枝によっては分枝したものが多くそれをどのように用いるかがポイントだと思います。
用がすこし短かったです。
お盆前の稽古で荘厳華を「行の真」花態でいけてもらいました。
生徒さんたちにはじめて荘厳華をいけてもらったのがちょうど一年前
その時は「真の真」花態でしたね。
あれから一年、これが三度目の荘厳華です。
すこしは手も眼も・・・馴染んできてくれてるかしら?!私自身も
正直この花態が綺麗!いけるのが面白い!楽しい!って感じるのに時間を要しました。
何年も前の研究会で、上のクラスの大先輩の先生がおいけになられた秋草を用いた荘厳華を
廊下からドア越しにちらっと拝見した瞬間その美しさに心打たれたことが転機となり私も
こんな花がいけれるようになりたいと思い好きになったんですよ。