花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

夏バラ2

2007年07月30日 | バラ

花径は春の花よりはるかに小さくミニバラほどの大きさのものも多いです。
その姿は儚く見えるけれどいろんな病害虫の害をくぐりぬけ咲いた強運の持ち主^^
でもその命はどの季節の花よりも短いだからこそ
心を込めてその美しさを伝えてあげたい。。。

 

 


 

 

 


Mrs.Herbert Stevens

2007年07月28日 | バラ

このバラが1910年 McGredy作出の初期のHTですが
花屋さんで並んでいるHTとは異なる印象です。
気品がありそれでいてどこか儚げな優しさがあります。
そのせいか野に咲く草花をいっしょにとりあわせても
おおらかに受け入れてくれるそんな包容力も感じます。

Mrs.Herbert Stevens
ミズヒキ
黄金シモツケ’ゴールドマウンド’
タカノハススキ


インテグリフォリア

2007年07月26日 | クレマチス

クレマチスといえばまだ大輪系のものしか見たことがなかった頃
種を取り寄せて育てたのがこの花です。
Thompson & Morgan社の袋にはIntegrifoliaとだけ記してあったように記憶してます(紛失)
これがインテグリフォリア系の原種のインテグリフォリアなのかどうかよくわかりません。
花も咲いてくれたのはここ数年間で2・3度
それもいつだったか覚えてないほど前です。
ずっと鉢だったので今年はサブガーデンに地植えしてみました。
背丈は30cmほど、まだ本来の咲き方ではないかもしれないけど
やっとやっと咲いてくれた花
他の草花に埋もれてしまいそうだったのでカットして飾りました。
夏の花の命はカットしてしまうと庭で咲いているよりも短いかもしれません。
だからこそ心を込めて飾ってあげたいですね。


スモークグラス

2007年07月25日 | その他

くらちゃんからいただきました。
このグラスとの初めて出会いは切り花として売られていた花屋さん
素敵なグラスですごく感動しました。
くらちゃん 育ててらっしゃったとは!さすがです^^

庭の葉、それも黄緑色のライトな葉色のものを集めて
ガラスのピッチャーに挿しました。
この穂は涼感を感じさせてくれますね。
夏のグラスとして人気がでることと思います。
ってもうかなり人気なのかも
嵯峨御流の生け花にはまだ一度も使ったことはないので。。。


オニユリ

2007年07月23日 | 庭の花

庭のユリです。
植えた覚えはないので、きっと何かにまじっていたムカゴから育ったのでしょう。
今年初めて咲きました。

 

カサブランカでもササユリでもなくオニユリっていうところがうちの庭らしい
もう少したてばタカサゴユリも咲いてくれるでしょう。
野趣いっぱいな庭です(笑)

野趣といえば黄色花はルドベキア・タカオ
サブガーデンに苗を植えたのはもう7・8年前になると思います。
それから数年おきに種から育ったものが咲いてくれます。
ルドベキアは花の大きなものが多い中
タカオは小花で野草に近い雰囲気です。
こうやってセンノウやタカノハススキなどとともに籠に入れてもしっくりくるように思います。

 

オニユリ
ルドベキア・タカオ
フシグロセンノウ
キタノコギリソウ
キキョウ
コスモス
カワラナデシコ
オレガノ・ローゼンクッペル
ペニセタム・銀狐
ワイルドオーツ
タカノハススキ

 


ダリア

2007年07月21日 | 嵯峨御流

↓の河骨は先週の土曜の夕方に生けましたが
この季節はやはり花が傷むのが早く週明けには はや葉が傷んできていました。
たまたま先日行ったお花屋さんにまた行ったので
なにかぐ~んと雰囲気を変えて生けたいと思い花を選びました。
目に止まったのは大きなダリア
今までこんな大きなダリアを生けたことはないのでトライしてみたくなりました。
これに合わせて3種類ほど花を選びました。
花器とのイメージもできていたつもりでしたがいざ生けてみると難しい
生け花それともアレンジメント?
なんだかどちらともいいがたい中途半端な花
動きのある腺が欲しくて庭にユキヤナギを沿えたのがいけなかったかなあ
ベアグラスだったらもっとしっくりいったかも。。。とぶつぶつ

まあとりあえずアップします

ダリア(黒鳥)
ブラックパール
ビバーナムティナス
ドラセナ
ユキヤナギ


ハニーサックル

2007年07月19日 | 庭の花

大好きなこの花が咲き始めました。
日当たりがあまり良くない場所にあるので
毎年花数はほんの少し
それだからこそ咲いてくれたときの嬉しさはひとしおです。




この花の開花に合わせたように咲いてくれた黄色のバラは
Comtes de Champagne




ハニーサックル
ツルバキア・シルバーレース
斑入りカリガネソウ
ダッチェス・オブ・アルバニー

バラは左から
Rosette Delizy(ライトグリーンの葉が素敵です)
Comtes de Champagne
千咲
The Mayflower


魚道分け(太藺 河骨)

2007年07月17日 | 嵯峨御流

縦姿に太藺 、横姿に亀の花留めに河骨を
水物二種用いて夏の池中の風情を表しました。

河骨を手にするのはひさしぶりです。
お花屋さんもここ5年ほどは全く仕入れたことがなかったそうです。
いけばな界では古くから立花や生花で度々扱われていた花材ですが
これからますます逢える機会も少なくなっていくのでしょうか。
こういうお花を手にできることに感謝しつつ
日本の伝統の花を次の世代にも受け継いで欲しいものだと思います。

 

 


エリンジューム

2007年07月13日 | 庭の花

去年にひきつづきが開花しました。
今年は嬉しいことに花茎が3本も!めでたしめでたし^^
なんとこの花 セリ科だって へぇ~ちょっと意外です。

こう雨続きだと高温多湿を嫌うこの花にとっては少し辛い天気かも
思いきって1本カット 他にも今咲いている花を集めて部屋に飾りました。
うっとうしい梅雨の季節を少しでもさわやかにしてくれたらと思います。


 
  
  

 

 

      

ふふふっ
エリンジューム一本でこんなに花いっぱいです^^


フジウツギ

2007年07月10日 | 庭の花

ブッドレアは中国原産で和名フサフジウツギ(房藤空木)といい
園芸品種を含め花色もいろいろありますが
フジウツギ(藤空木)は日本原産、
花穂もブットレアほど大きくなく清楚です。
でもこの花穂。。。摘花せず放っておくと
花後黒くなったしっぽ!みたいな
姿が30~40cmほどにも長くなり
決して美しくはありません。
こまめに摘んでやるといいのですが
ふだんあまり目に止まらないところに植えているせいか
気がつくとしっぽがぶらりんぶらりん

抜いてしまおうかと迷っていた頃
花展でこのフジウツギを用いた池坊さんの作品を観ました。
立花?!という様式でしょうか
上にすっと伸びるように立てた枝先に一輪の花穂。。。
美しく研ぎ澄まされた枝振りにホレボレ

ハイ 抜くのは中止です(笑)
といってもいざ自分が生けるとなると
ちっとも。。。イメージ通りにはいきませんね。