花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

『ティーカップの中のブーケ』

2007年01月28日 | 庭の花

『ティーカップの中のブーケ』
このタイトルにあ~と懐かしく思われる方も多いのでは
横山美恵子さんのお花と堀井和子さんのお菓子を
テーブルコーディネートしながらそのおしゃべりを楽しく綴られた本
初版は1989年
今も時々開いて見るとその折々に新しい感動と発見があります。

ネットをはじめて数年になりますが
おかげさまでその間にお知り合いになり種や苗などの交換をさせていただくようになった友もたくさんできました。
遠く離れていてまだ一度もお逢いしたことのない方たちだけど
いつかこんなふうに語らえる日を夢みています。
ありがとうの気持ちをこめて…
今咲いている庭をお花を集めた小さなブーケです。

 

 

ワイルドストロベリーは寒さにも負けず一年中花も実も楽しめるね。
冬知らずは名前どおり真冬でもとっても元気印な花!毎年こぼれ種から育ってるよ。
ヒメフウロの赤く色づいた葉も花に負けないだけ可愛い~

 

 

一昨年買ったワイルドブルベリー、去年は花も実もさっぱりでがっかりだったけど
どうやら今年は蕾がいっぱい!豊作になるといいなあ
ヒメオドリコソウ よぉ~くみるともうピンク色の蕾がついてるのよ。
ヒュウガミズキの蕾も心なしか膨らんできたみたい
オキザリスやヒメウズの葉もキュートでしょう^^
黄葉のフウロソウや葡萄色したルッコラの葉もおしゃれだね
バラの鉢で我が者顔で育っていたタネツケバナもたくさんに花に囲まれてちょっとびっくり
でもそこは野草の逞しさ!しっかりと存在感発揮させちゃってるわ(笑)

 



このティーカップは十年ほど前骨董市で買ったもの。
貫入が入って今では使うこともなくなり食器棚にしまわれたままだったけど
こうやってお花を挿してあげたらなんだか長い眠りから覚めたように嬉しそう^^

 




もう一冊本の紹介
「うつわや料理帖」 あらかわゆきこ
長年陶器店を営んでこられたオーナーさんがお店の常連さんから教わった料理を
その折々のエピソードを添えて綴ってあります。
どの料理も素材は身近にあるものばかり
ちょっとしたセンスと心の込めようで食卓が優しい気持ちに包まれる…
よし!私も作ってみようという気持ちにさせてくれる一冊です。
料理と器 これって花と器と同じだね
著者の紹介文にこうありました。
趣味は野山を歩くこと、草木を愛で生けること…
‘ 愛で生ける’
 このひと言にぐぐぐっときたのでした。


白万重

2007年01月18日 | 庭の花

フロリダ系のクレマチスのテッセンとその枝変わりの白万重は
夏に休んだ後晩秋から再び花をつけ、
今の時期もまだ花びらも痛むことなく咲いています。
白万重のその最後の一輪を先日カットし和室に飾りました。
生けてもう数日経ちますが時が止まっているかのように
花も葉もその姿はかわらないままです。
でもその息遣い(生命力)は静かな中にも力強く感じます。


嵯峨御流 生花 南天(姫南天)

2007年01月15日 | 嵯峨御流

南天は赤く色づいた葉や赤い実は季節感があり、
またその名から難を転じて幸福を招くといわれ
おめでたい花として正月や祝儀の花としても用いられてます。
私も何度か盛り花や瓶花で扱ったことがありますが
お生花でこの花材を生けるのは初めてです。
というのも南天の枝はとても折れやすいため
枝をためて曲りをつけながら生ける生花に向いている花材とは言い難いからです。
それだからして自然の枝ぶりを生かして生けるのが本来の生け方でしょうけど
お稽古となればそうもいってはおれません。
枝に鋏を入れ「折りだめ」をしていけました。


正月花 リビング

2007年01月01日 | バラ

寒空の下 すっかり葉を落としてしまっているものもあるなか
凛と蕾を開こうとしているバラがあります。
そういう姿は常に私を支えてくれます。
新年に迎えるにあたってやはり大好きな薔薇を飾りたい
その想いに応えてくれた紅白の2輪

Iceberg  Lady Heirloom 

寿松と葉牡丹をあわせて