花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

スカビオサ エースオブスペード

2006年07月29日 | 庭の花

背丈が高くなり、花数も少なくなったので切り戻しました。
(再び花芽がつくかどうかよくわかりませんが)
花後の実(種)を取りのぞして
数年前に
買った水差しに挿しました。
窓辺のテーブルに置くとモノトーンの世界のようでとても綺麗でした。

 

なぜ 実を取ったか
ニゲラのようなおしゃれな実を期待してましたが
なんと!こんな実です。
これじゃあ・・・ね(プッ)

 


夏の花庭の花

2006年07月27日 | 庭の花

コテージローズの2番花が咲きました。
一番花はどうしても一季咲きのバラに心寄せてしまうので
あまり気をとめてもらうことなくひっそりと散ってしまいましたが
再び美しく咲いてくれました。
イギリスの小さな田舎の夏の庭をイメージして
私の庭の花を束ねてみました。

 

 



赤いバラはマルタ・ゴンザレス、
細い枝に赤みを帯びた葉とともに小さめの花が次々と咲く愛らしいバラ、
だた名前がちょっと。。。

 

 


アフロディテ・エレガ・フミナ

2006年07月25日 | クレマチス

二番花が咲き始めました。
和にも洋にも合うクレマチスです。
花びらと同色の濃紫色のシベがとても端整な雰囲気、
小振りな花だけど一輪だけで存在感充分です。

このそば猪口ヒビがはいっていて食器としては使えませんが
このなんとなく愛らしい文様が気に入っていて
愛着があるぶん、花もすっとなじんでくれるように思います。


ブラックベリー

2006年07月23日 | 庭の花

鉢植えのブラックべりーが色づいてきました。
グリーンからレッドそしてブラックへと変化していく様は
大人っぽい雰囲気を漂わせたおしゃれなべりー。
それにあわせて花は小さいだけどエレガントな雰囲気で存在感のあるシドイデスを。
アンティークホウロウにこの2種、
これだけで充分豊かな気分にさせてくれますが
どこかほっと心和む雰囲気が欲しくて
ヤマホロシとヨメナ(庭の一番花)をそえました。

 

 


灯明台

2006年07月19日 | 庭の花

白洲正子さんの愛蔵品のひとつに鉄製の灯明台があります。
「花日記」にも灯明台に大山れんげを生けたものが表紙を飾り、
本の中でもクレマチスやアケビなど白地のそば猪口を受け皿に納めていけてあります。
これも模したものが武相荘のショップにもありますが
お値段があっと驚くほど高く、とても‘即買い’なんてできるものではありません。
でもずっと心を寄せているといつか出逢える。。。
先日ふとしたところで見つけたこれは当然古いものでもなく、作りも簡単なものですが
武相荘のショップのものから0をひとつ取ってさらに半分にしたお値段、
普段お花を生けて楽しむにはこれで充分です。

毎年夏には簾戸を2枚金具で止めた衝立をテラスの置きます。
そこにこの買った灯明台を吊り早速お花を生けてみました。

今年友人からいただいた斑入りニガイチゴ、その時には気づいていなかったのですが
なんと茎が蝋をふっかけたように白いんです。
斑入りものは夏になるとその斑が消えるものもありますが
このニガイチゴは春の斑入り葉はそのまま白く
夏になって伸びた葉はさすがに斑は少なくなったもののそれでも茎は白く伸びてます。
夏に白斑はとても涼しげです。
そして花は日陰でひっそりと咲いている紫陽花‘伊豆の華’
梅雨に終りを告げる最後の輝きです。

 

   

 


夏のバラ

2006年07月15日 | バラ

ものすごい暑さです。
そんな中ぽろぽろと咲いているバラたちを見ていたら
バラへの接し方って子育てと似ているように思えてきました。
うちは兄妹ふたりだけど、バラは離れてできた3人目みたいなものだから
とりあえず3きょうだい
春バラは第一子、(待ちに待っいた開花、その一瞬たりとも見逃さまいと)母も一生懸命、
夏バラは第二子、(おおらかに、けど逞しく、でもどこか気まぐれな咲き方)
母も(あらっ咲いていたのねと)気合入りまくりの第一子に比べかなり肩の力が抜けてます。
そして第三子は秋バラ、(ゆっくりでいいのよ、いつまでもそのままでいてちょうだい)
ゆったりのんびりそして溺愛?!
そんな母の想いを知ってか知らぬか 夏バラたち。。。
なかなか綺麗です^^

 

左から
Laura Ashley
Mistress Quickly
千咲
デア
Louise d'Arzens
Baby Faurax


ヒオウギ

2006年07月13日 | 嵯峨御流

真夏の代表花のひとつです。
研究会でこの花のお生花を生けました。
ヒオウギはためが効かない花なので
それぞれの自然の姿を生かしながら枝(茎)の曲がりなどを利用して役枝を選ぶようにします。
生けあがった花を先生に見てもらいましたが
ほんのちょっと傾きを直していただいただけで
まるで別人(別花)のように美しくなりました。
姿勢って大事ですね

先日娘とランチに行ったときのこと
隣のテーブルについたふたり組の若い女性
そのひとりはお洋服のセンスもよくなかなか好感がもてる感じの人
もうひとりは。。。
でもいったんその二人が食事を始めたら一変
片ひじをついて前かがみにパクパクとカレーを食べる姿に
さっきの印象は吹っ飛んでしまいました。
それこそもうひとりの女性のほうが断然綺麗!
(そうじろじろと見ていたわけではないですよ)
なんだか話が脱線
花の美しい姿を見極める眼!もっともっと養っていけたらいいな  


ダッチェス・オブ・アルバニー

2006年07月10日 | クレマチス

バラに絡んで今もぽろぽろと咲いているクレマチス
カットするタイミングを迷ってましたが、昨日さっぱりと切ってしまいました。
中でもまだ蕾がいっぱいだったのがこのダッチェス・オブ・アルバニー
花が付くまでの長く伸びる太い茶色い茎が気になってしょうがないクレマチスですが
(時には抜いてしまおうかと思ったことも。。。)
花が咲き始めるとその欠点も不思議と消えてしまいます。
そんなアリバニーを去年クレマチスを生けたくて買った花器に
ブルーエンジェルとあわせて生けました。


メダカスゲ

2006年07月07日 | 庭の花

昨年いただいたメダカスゲが今年も泳ぎはじめました。
ほんとにメダカほどの大きさだから
生けても曇った日のカーテン越しの自然光だと私のカメラの腕ではこれが精一杯。

 

夕、夜空の小川を泳いでいるイメージで。。。(ちぃ~と苦しい言い訳)
庭ではこんな感じでスイスイと^^

 


ハンゲショウ(半夏生)

2006年07月06日 | 庭の花

半夏生とは夏至から11日目を意味する暦の日のことですが、
この時期に花が咲き、花に近い葉の半分ほどを‘半化粧’させることからこの名がついたそうです。
初めてこの花を見たのは息子をママチャリの前に乗せて田んぼのあぜ道を走っていた頃のこと、
田んぼ脇の畑に葉とも花ともわからなかったけど
風に揺れている姿がとても涼しげだったことが印象深く思い出されます。

あの時から10年以上経ってこの花がうちの庭にもやってきました。
茶花にもなる品のある花ですが
地下茎でどんどん増えるタフな花です。
それもそのはずドクダミ科の植物でした。

 この黒竹の垂撥型の花入れは義父が趣味で作ったもの、
数年前にもらったもののひとつです。
今は事故で足を痛めてしまい、もう竹細工は無理だそうです。
大事に使いたいと思っています。


ハンゲショウに同じく風のそよぐ姿が美しいワイルドオーツをを添えて