花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

満作(まんさく)

2014年02月18日 | 野の花

他の花に先駆けて「先ず咲く」ことからマン サクと呼ばれるようになったとも言われる花
みごとな枝ぶりの一枝を藪椿とあわせていただきました。
この万作やや赤みが強いですね。
もしかしたらニシキマンサクという品種かも。
大好きな流派「山村御流」風にいけてみました。


2014年02月16日 | 嵯峨御流

糸柳春風にしたがう景色」を稽古しました。
   芯となる太い木(ぼく)の姿をもう少しだけためようと木の途中に切れ目を入れ
力の限り曲げたら真っ二つに割れてしまいました(とほっ)
というわけでかなり不自然な姿になってしまいました。



連翹(れんぎょう)

2014年02月14日 | 嵯峨御流

生徒さんのお稽古、生花(三才格)を予定してましたが、今回は諸事情でお休みが多いため
花屋さんに花材を指定するのは申し訳なく思い、おまかせでお願いしたところ
なんと!連翹が届きました。
連翹のお生花って私自身親先生のところでは経験ありますが
研究会等では挿けたことありません。
だってねぇ~枝の中が空になっているためとても折れやすいんです。
また枝ぶりは瓶花だと乱成体向きの花材!
面白みのある枝ぶりが多いものの、ためにくいので自然の曲がりをいかして
いけなくてはなりません。かなり上級者向きに花材だと思います。
それでもみなさんよく頑張られました。
終わってみれば、型にこだわりすぎた私の花が一番連翹らしさが感じられません。
(ただしそもそも三才格は型にはめる花でその花の花らしさを表現するのではないのですが・・・)

以前ご指導いただいた先生の
ばか正直すぎて風情に欠けるなあっていうお言葉を思い出しました。
生徒さんの作品の写真がないのが残念です。
おうちに帰ってからも素敵にいけられたかしら
生徒さんたちの成長が嬉しく感じられました。




 


2014年02月06日 | 嵯峨御流

文人華 「芝仙祝寿」を挿けました。
稽古では霊芝の代わりに干し椎茸が用意されてましたが
霊芝に似たさるのこしかけを置いてみました。
以前高知の日曜市で露店のおばあちゃんから買い求めました。





また去年四国の山に登ったおり
ものすごく巨大なサルノコシカケに出会いました。















おさるさんどころか人が座っても十分なサイズ
一番下の写真の苔で覆われているものだと両手ひとかかえほどありました。
それこそ仙人が腰掛けていそうな風格ですね^^


サルノコシカケは固いですがもちろん天然のキノコ
中に虫がいることがあり放っておくと
その虫がきのこを食ってくずれてしまうこともあるとか(ゲッ!)
殺虫剤入りの熱湯で茹でておくとよいそうです。
飾ったサルノコシカケはもう何年も経っているので大丈夫かもしれませんが
ほかにも二つほどあるのでひとつ試してみようと思います。


芽だし紫陽花

2014年02月04日 | 嵯峨御流

今年初の生徒さんのお稽古
初心に戻り盛花の右(左)盛体を挿けてもらいました。
下草に使う花材がソリダコと撫子だけだったので七宝を埋めるのに少々苦労しましたが、
その分いつもに増して丁寧な扱い方を学んでいただけたと思います。


 


後日写真に撮ったせいかチューリップが生長してしまってました。
注:相のチューリップは紫陽花の二分の一です!