残った花材で瓶花をいけました。
生徒さんたちにも花器を持参してもらい
各自花態も自由に楽しく挿けてもらいました。
先日挿けた文人華「黄花朱実」に用いた野茨は日本の野山に咲いている野薔薇です。
今回いけたのはヨーロッパ原産のロサ・エグランテリアという薔薇で庭に植えています。
薔薇の実の形も品種によって様々、おもしろいですね。
若山さんの花器にこの薔薇と実家に咲いていた家菊を・・・
花材は先日の瓶文人華と同じく黄菊と赤い薔薇の実
でも花器や花の品種の違いによって随分と異なります。
玄関やリビングにいけるとしたらこんな雰囲気のふうがなじみやすいですね。
嵯峨御流ではこういった花を「想い花」と捉えていけます。
想い花文人華調「黄花朱実」
明日十月十三日は七十二候で「菊花開」菊の花が開く頃とされています。
庭の菊は開花にはもうすこしかかりそうですが、蕾は大きく膨らんできています^^
大好きな嵯峨菊をはじめ、野生菊もあれこれ・・・
薔薇とともに楽しみな季節がもうそこまでやってきてます^^
生徒さんたちに実が赤く色づいた野茨と黄菊を用いて
文人華「黄花朱実」を挿けてもらいました。
五行思想で秋の色は白!
白磁の花器を用いてみました。
アップが前後しますが
先日白・黄・赤菊で、「重陽の節句の花」を挿けてもらいました。
旧暦では今年は10月23日がそれにあたります。
前回は水盤いけでした。といっても去年は菊のお生花をいけてないので二年ぶりの稽古!
やはり季節や伝統といったことをお花を通して感じてもらうためにも毎年お稽古するべき花材です(反省)
今回は寸渡いけに挑戦してもらいました。
初挑戦の方もいましたが、私、菊のお生花好きかも!との感想
きゃあ~嬉しい♪♪♪
これからもどんどんいろんなお花を挿けてますますお花好きになって下さいね。
中秋の名月の前日 荘厳華の行の草を挿けました。
台風接近で十五夜の月は見えないかもと思い
黄色のぽんぽん菊を直心に使ってお月さまに見立ててみました。
嬉しいことに翌日は台風一過の澄みきった夜空に
十五夜の月が輝いていました。