体と用を太藺、留を燕子花(二花十五葉)で「二種でいける」を稽古しました。
船花器(常船)を用いて「沖往来船」の挿方を稽古しました。
沖往来船は一種で留流しの作例が多いですが
今回は伝書にそって艫花を金雀花、帆花を小菊で挿けました。
紐を見切らないようにいけるのに苦労しました。
金雀枝7本、小菊3本 ぎりぎりの数しかありませんでしたし、
季節感も感じられませんがとにかく稽古するのみ!
二管筒「和合」の置き方で挿けてみました。
さらに残りでもう一花態
曲いけ・・・なにが挿けられるか枝を見つめたまましばし時間がたちました。
留流しにしてみました。
たくさん稽古ができました。
みんな ありがとうね♪
銀葉を用いて株分け形式の『谷間』を稽古してもらいました。
ポイントは付き枝をうまく利用して挿けること!
自分自身の目でそれが見えてきはじめたらもうしめたもの!
どんどんとお生花の楽しさを感じられるようになりますよ
4月11日から3日間 京都大覚寺にて嵯峨天皇奉献華道祭が開催されます。
毎年この時期に催される嵯峨御流最大規模の華展です。
今年から私もいけこみに参加させていただくことになりました。
昨年の華道祭の様子はHPの動画で観ることができます。
会期中はお茶席も三席設けられていますし、華展もどなたでも自由にご覧いただけます。
どうかたくさんの方のお越しをお待ちしております。
嵯峨御流のHP見ていただいたでしょうか!
「4月の花」ではガーベラと利休草がぽんぽんに挿けてありましたね。
発売当時嵯峨御流らしくない花器だと感じてましたが、いつしか親しみを感じるようになりました。
出瓶の残り花をこのぽんぽんに挿けてみました。
実は第一候補にしていたのは銀葉(別名うらじろのき)でした。
花屋さんによると今年市場での銀葉の入荷が遅かったようで
ぎりぎり間に合ったもののほっそりとした華奢な枝ばかりでした。
草物には大好きな貝母も使ってみました(意外に水揚げ良好)
銀葉の優しい枝振りに春花の華やいだ雰囲気もあり
個人的にはこちらの方が好みですが
花展の花としてはさすがに銀葉の線が細すぎて物足りなく感じ却下しました。