瓶花乱成体の稽古でした。
立派なオリエンタルリリーが二本用意してありました。
一本で十分なボリュームでしたが石化柳にもできるだけ動きをもたせて
間留に二本つかってみました。
同じ花材を二重切に挿けてみました。
今回の錦木はあまり状態がよくなくて
いけているうちに葉がぽろぽろ落ち
いけあがった時にはすでに初冬の風情?!
いくらいけばなは季節の先取りとはいえ・・・(涙)
残った枝で瓶花を挿けてみました。
留に用いた満開の白菊、これもめいちゃんの個展でいただいたもの
良質の菊はさすがです!二週間たってもまだ葉もいきいきしてます^^
昨日は大阪へ、日本いけばな芸術展に行ってきました。
素晴らしい作品の数々に改めていけばなの偉大さを感じて帰りました。
秋のとくとく切符を使っての往復6時間の長旅でしたが大満足!
そしてとにかく私は私なりにこつこつ頑張ろうと
先日めいちゃんの個展に贈られていたアレンジメントの花材をわけてもらっていたので
それを使って荘厳華を練習してみました。
役枝には先日お稽古で使った藪山査子をばらして使いました。
行の行花態にいけたつもりですが役枝の寸法等まったくなってないですね。
でも豪華な菊がバケツの中でそのままにならずにすんでよかったです。
今年はこの花材をよく稽古しました。
どんな花態でもできるだけ短時間で美しく・・・と思うと
何度でも稽古したくなります。
「生登し」これは七曲のなかではなんとなくお稽古が後回しになる花態
一活だし、動きが少ないし・・・
でも実際にはバランスが難しく何度も長さを調整しました。
挿けてみて気づくことも多々ありよい勉強になりました。
生徒さんのお稽古は前回にひきつづき瓶花を挿けてもらいました。
藪山査子は実物好きの私にとっては嬉しい花材ですが
花屋さんからは枝取りが難しいかもと言われておりました。
でもみなさんとても頑張られました。
何度か手直ししていくうちにみるみるとお花が変わってきて
挿けたご自身も満足のいく花になったんではないでしょうか。
そのねばりが大事ですね!
両成体 間留