高校になり新たに運動部の部活もはじめ何かと忙しく
正座して花を生けるといった時間を持つことがなかなかできなかった娘と
日曜にひさしぶりに花を生けました。
花屋さんに行くとお店のご主人がちょうど他の流派だそうですがお稽古用の花を組んでいらして
手にしてられたのがこの縞太藺とヘリコニア
とても夏らしい取り合わせで、ひと目みるなり私もその花をくださいな。。。と。
大好きなアルケミラモリスも加えました。
(庭じゃあこんあに立派に花咲かせることできないないわ)
花態にこだわらず生けたいところですがやはり始めたばかりの稽古なので
立盛花の応用。。といったところでしょうか。
ガラスのピッチャーに挿したクレマチスとヘビイチゴ、
ヘビイチゴは枯れてしまいましたがクレマチスのほうはまだまだ元気です。
少し前に友人と行ったビーズアクセサリー展で生けたあった
グリーンのアレンジがとても素敵だったので
その雰囲気をまねてクレマチスに新たに庭の花を加えてみました。
質感のちがう毛糸玉がふたつ^^
つやつやした方はクレマチス‘アラベラ’の果球
アフロヘアー(笑)のようなのはナデシコの一種でテマリソウ
そして狐の襟巻き(わっ古~)みたいにふわふわしているのは
ペニセタム 銀狐
グリーンとホワイトそしてほんの少しだけ夏空のブルーを加えて
暑くなりそうなこの夏もすこしでもさわやかに過ごしていたいものです。
↑は数日前に生けたものですが
今日はひとりだと退屈な らっきょの皮むきを
おしゃべりしながら楽しくやりましょうと誘ってもらったので
朝サブガーデンの花を摘んで持っていきました。
薄荷やローズマリーも加えて。。。
夏の色と香りも楽しんでもらえるといいなあ
葉茎が竹に似ています。
草竹は今のところ50cmほど。
すっとまっすぐに伸び、支えがなくてもOK きりっとした立ち姿は竹の印象と重なります。
紫色の小さな花も地味ですが竹のイメージには合った花のように思います。
(竹の花は一説には六十年に一度開花するといわれるほど珍しく、
開花後はいっせいに枯れてしまうそうです)
竹は水揚げが難しい花材ですが
この唐竹蘭は水揚げもよく育てて1年になりますが栽培も簡単、竹同様丈夫な花のようです。
この花の持ち味を崩すことなく生けるには何をあわせたらよいか悩みましたが
夏らしさを感じたくて夏至が近づく頃葉の先端部分が白くハンゲショウ(半夏生)を添えてみました。
ハンゲショウはドクダミ科の植物、たしかにドクダミ同様地下茎でよく増えます。
トウチクランはどうでしょうか。竹のように増えるかしら。ユリ科の植物だそうですが。。
庭を整理しました。
グランドカバーのヘビイチゴも花の終ったクリーピングタイムとともに短くカット
クレマチスも二番花を期待し剪定
結実した果球も花と同じくらい魅力的(これはアラベラ)
スカビオサ‘ドラムスティック’も一部は種を取るため残しているものの
それ以外ドライ用に早めに収穫しました。
寄せ植えする際余分な枝をカットしたコロキア・コトネアステル
小さな枝だけど捨てるにはもったいない
そんな庭のあれこれテラスのテーブルには大抵いつもこんな花たちを飾ってます。
こんなちょっとしたものだけどいっしょに眺めながらお茶するときっと話も弾むだろうなあ。。。
そう思いながらも事情があって今はあまり庭やテラスでおしゃべりできません。
とても残念です。