他の花に先駆けて「先ず咲く」ことからマン サクと呼ばれるようになったとも言われる花
みごとな枝ぶりの一枝を藪椿とあわせていただきました。
この万作やや赤みが強いですね。
もしかしたらニシキマンサクという品種かも。
大好きな流派「山村御流」風にいけてみました。
週末帰省しました。
実家のある愛媛は蜜柑の産地、年老いた父母もまだ頑張って蜜柑作りしています。
オレンジ色に色づいた蜜柑畑の脇では白い野生菊(野地菊)や石蕗の黄色い花が満開
これこそふるさとの景色だなあって眺めながら蜜柑採りを手伝いました。
そんな景色を想いながら蜜柑と野地菊、そして実家に庭に咲いていた家菊を挿けてみました。
蜜柑は五個ついているはずですが、ひとつかくれんぼしてしまいました。
水揚げどうか心配した葉も枚数を減らし
新発売?!の「ハワイヤン ミスト」を噴きかけたらばっちりでした。
先月実家から持ち帰った枝つきみかん
夏の暑さと水不足で生育があまりよくなく実が小振りなものが多く父母は不満げでしたが
いけるにはこれぐらいの大きさのほうがいいです。
あわせたのは野生菊の野路菊
実家あたりに咲く野菊はほとんどがこの野路菊です。
オレンジ色に彩られたみかん畑の石垣にこの白い野菊が満開に咲いておりました。
実家に庭の家菊も加え
晩秋の故郷の景色をいけてみました。
この花に出逢ったのは山村御流のいけばな展でした。
おもしろい実の形に魅せられて。。。
あれからもう五年は経ったと思います。
今年庭のいよかずらにはじめて実ができました。
いよかずら
よめな
ちょうじそう
藤に似ているので草藤(くさふじ)といいます。
茎葉はからすのえんどうにも似てますね。
新聞紙の包みを開けると少ししおれかけになったこの花が。。。
水切りしもう一度新聞紙にくるんで深水につけて一晩
翌朝にはいきいきとした姿になりました。
淡い藤色からだんだんと青紫色へ。。。藤にも負けない美しさです。
ありがとう
母の日の前日オットが摘んできてくれました。