花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

飾盛体

2011年09月30日 | 嵯峨御流

キウイの蔓やピンクッションなどを用いた飾盛体をお稽古していただきました。
参考花があるとそのイメージが自分のいけるお花に影響してしまいがちです。
今回は私のいけた花を見ないで個々の感性で自由にいけてもらいました。
その後でそれぞれの作品をみんなで鑑賞^^盛り上がりました^^
たまにはこんなお稽古も楽しいね。


花留

2011年09月26日 | 嵯峨御流

花留は花を留めるための道具です。
立花で込み藁を利用した「こみ留」がいけばなの歴史上最も古い花留だそうです。
ただこれは花を仕立てるために道具で、これ自身が観賞の対象ではないと思います。
生花の誕生とともにさまざまな形の花留が作られました。
蟹、亀、五徳、碇、渦、轡(くつわ)・・・
これらは花留そのものもみせてもよいよう作られました。
またのちの盛花用の花留は花材で隠してしまうことがほとんどです。
花留といってもいろいろですね。

お生花が大好きなので花留も少しづつ集めてまいりました。
これはいつの頃のものでしょうか。
菊水という花留です。




菊をいけてみました。



秋草

2011年09月22日 | 庭の花

庭の花を摘んで竹籠にいけました。

雌苅萱(めがるかや)
白萩
吾亦紅(われもこう)
女郎花(おみなえし)
藪蘭(やぶらん)
チェリーセージ
サルビア・ガラニチカ
クレオメ・ホワイトスパイダー


伽羅木

2011年09月21日 | 嵯峨御流

伽羅木(きゃらぼく)で生花・七曲のうちの一つ 「逆体」にいけました。
この花態は、体の枝が上部で反転し、日裏をむけながら生長する姿を生けあらわします。
伽羅木はねばりがありためやすく、枝の裏表がはっきりしているので
この花態向きの花材です。


薔薇剪定

2011年09月15日 | バラ

秋薔薇に備えて枝を剪定しました。 
春の花後のお礼肥なし、真夏の水やりも鉢バラでさえ二日に一度という
酷環境によくぞ耐えてくれました。
というのもこの夏はどうしても一日一回の水やりが難しい日ができるため
バラを育て始めて初めての試みでした。

頑張ったね ありがとう


 


熨斗蘭

2011年09月09日 | 嵯峨御流


大事に育てている熨斗蘭(のしらん)の花が咲いてきました。
去年初めてこの花一種で生花・三才格にいけました。
今年はこの花をメインにして秋草をとりあわせてみました。
というのも先日行った大覚寺で、大好きな竹器が特価になっており、
迷った末お持ち帰りしてしまったので、使ってみたかったのです。

草物ばかりを取り合わせましたが、竹の配置、花色の順、花態のバランス等
思っていた以上に難しく、苦戦しました。

熨斗蘭
青色藤袴(ユーパトリウム)
金水引
撫子
吾亦紅