花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

フリージア

2012年03月29日 | 嵯峨御流

瓶花に用いたフリージア、残った花と葉をを使って
嵯峨誌三月号を参考にしてお生花に挿けてみました。

開花した花は瓶花につかってしまいましたので
用いたのは脇枝の蕾ばかりものです。
葉も十分な枚数はありませんでしたが
フリージアは固い蕾からでも案外開花してくれる花なので
うまくいけばこれも綺麗な淡紫色の花が楽しるかも♪
楽しみです。


木瓜

2012年03月26日 | 嵯峨御流

木瓜をつかっての瓶花は今年二度目、
留はフリージア一種のみでした。(あらまぁ~)
となると嵯峨御流のお瓶花のお約束事!のひとつ
『花器口を丸見えにしない』 
フリージアの葉では隠すのはなかなか難しいですよね・・・
木瓜は乱成体にし、その枝の一部を花器口部分に振り出して
花器口がめだたないようにしてみました。
フリージアとしては珍しいお色
主役はもちろん木瓜だけど
このフリージアが気に入ったのでその美しさが引き立つようやや大振りにいけてみました。


 


木苺

2012年03月25日 | 嵯峨御流

生徒さんには月ニ回のペースでお稽古してもらってます。
三月二度めはお生花、木苺にチューリップをそえた二種いけです。

この時季いけばなで使う木苺は、芽出しの葉が瑞々しくてとても綺麗です。
よく見るともう小さな蕾の顔のぞかせてます^^
赤みを帯びた木肌とのコントラストも美しいのですが、ただ・・・
茎が節ごとに屈曲しているので、皆さん足元をそろえることに苦労されました。
でも最後にチューリップを添えたら、いっきに華やいで
その木苺の難点も帳消しにしてくれ、春らしさ漂う凛々しい姿になりました。

 

 

 

 

 


連翹

2012年03月23日 | 嵯峨御流

お瓶花では今まで何度もいけたことのある花材ですが
お生花にするのは初めてです。
よく分枝し、風情ある曲を持つ枝が多いですが
とにかく折れやすい・・・
そのイメージが強くお生花にいけるのは難しいと思い込んでましたが
触ってみると意外とためれます!
今回は三和の筒にいけましたが枝ぶりが面白いだけに、
機会があれば曲いけや短三管でなく三管筒でいけてみたいと思いました。




数日後、花が開いてとても華やかになりました。






猫柳

2012年03月21日 | 嵯峨御流

野生の猫柳をいただいたので水潜りを挿けてみました。
庭に咲いている寒あやめを添えました。
この花は陸物なので柳の根元近くに応合ました。
黒白砂を敷くべきですが、今回は省略…(あっ 敷板もだわ)
 

 


黒猫柳

2012年03月18日 | 嵯峨御流

猫柳の変種だそうです。花穂ほんとに黒々してます。
茎は猫柳より赤芽柳に似た赤っぽさ、赤芽柳より細身で、よく分枝しているので
お生花にするのも一本一本枝を眺めながらどの花態にするか
あれこれ思案する楽しさがありました。

また相生の竹器、古くは下口の真ん中に仕切りをしていけていたと教えていただいたので
とりあえず身近にあったかまぼこ板を使って挿けてみました。
今回は二種挿けいして下口には草物(チューリップ)を使いましたが断然挿けやすかったです。

黒とピンクでちょっと大人可愛い?!お生花になりました^^

 


2012年03月02日 | 嵯峨御流

上巳の節句にあわせて桃をいけてみました。
まっすぐな枝を丁寧にためて
女の子の節句の花らしい優しい雰囲気にいけあげなくてはなりませんが
枝どりもまずく、結局のところこんなごつごつした花になってしましました。





お雛様も飾ってはみたものの、娘も家を出てるし
ちょっと淋しい三月三日
そんな気持ちがお花にもあらわれちゃったかな・・・なんてね。