花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

伽羅木

2015年09月25日 | 嵯峨御流

生徒さんのお稽古で花屋さんから届いた花材は伽羅木
特注じゃないとなかなかお稽古できない花材です。
もちろん生徒さんは初めて、ラッキー♪
ただし本数が・・・五本!

伽羅木といえば逆体
体と体受け、体前添え この三本は必ず必要
残り二本で用、用添え、体、奥行きの四本を・・・うむっ 厳しいなあ~
でもめったに稽古できない花材ですもの

迷った末、初めての逆体!
お稽古してもらいました。




 


 





 


ゼミナール

2015年09月23日 | 嵯峨御流

盛花と瓶花のゼミナールを受講しました。
実技は両日とも基本と応用の二花態挿けました。







どちらも家ではちがう形にいけてみました。
これまであまり稽古する機会がなかった応用作品ですが
楽しいです♪

生徒さんのお稽古にも取り入れたいと思います。


 


猿猴杉

2015年09月13日 | 嵯峨御流


生徒さんのお稽古花、今回の花材は花屋さんまかせでした。
包みを開いてみると猿猴杉とトルコ桔梗のみ
地味だったので

花態で華やかさを補うことにしました。






乱成体乱れ留を稽古してもらいました。

 


花縮紗

2015年09月09日 | 嵯峨御流

ハナシュクシャ ハナミョウガ ヤブミョウガ・・・
ややっこしい名の花たち

お伝書の軸附葉物十二種挿方の心得にある「縮砂」って
ずっとこの花だと勘違いしてました。



花縮紗



だってね、伝書解説にある花図ってこれに似てるでしょう?!
でも内容を読むと春に開花、秋に実がつくとあるます。
この写真の花は初秋に咲きますし
実はつかないと思います。
別名ジンジャーリリー、こちらの方が一般的かも。

じゃあ伝書にある「縮砂」って?
花茗荷(ハナミョウガ)のことだそうです。
ハナシュクシャでもヤブミョウガでもハナショウガでもありません。


以前この花を挿けたことがあります。
このときはまだこれが「縮砂」とは知らず伝書にある「熊鷹蘭」に似た花との位置づけでした。



「縮砂」(花茗荷)

 



「縮砂」だと思い、親戚宅で見つけ分けて貰って勇んで植えて数年
花縮紗の方は伝書の花じゃなかったとわかると正直魅力半減しました。
咲いた花を眺めるだけでした。
朝晩涼しくなったなあって感じる頃咲き始めます。 
とてもいい香りがします。
夕方から咲きはじめそのころ香りも一層強く香ります。

秋は白!
そう!秋の到来を告げてくれる素敵なお花です。
魅力半減だなんて思ってごめんなさい。

 


 

花縮紗


庭の花

2015年09月08日 | 庭の花

秋の開花に向け薔薇を剪定しました。
今年は涼しくなるのが早く、元気をとりもどしたのか
この時季にしては蕾や花がいっぱい
かわいそうだなあもったいないなあという気持ちをぐっとこらえてカットしました。