花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

御題花

2012年12月28日 | 嵯峨御流

昨日は今年最後お正月花のお稽古でした。
各自希望で御題花と万年青の七五三の伝を挿けてもらいました。

クリスマス花の時お休みされて今回はじめて御題花器をご覧になられた方もいらっしゃいましたが
写真よりも華やかな色目で素敵♪と花器も好評でした。
花材は少し変更しました。






梅と裏白

2012年12月25日 | 嵯峨御流

寒い日が続いてますね。
また実家に帰省していましたが、あちらも寒かったです。
その上天気も悪くみかん採りの手伝いも思うようにはできないまま帰宅。

それでもこちらに帰った翌々日なんとか取り終えたと電話があり私もほっとしました。
愛媛の道の駅で買いもとめた梅と山で採った裏白・・・
裏白はお正月用に持ち帰ったのですが
これでなんとか正月が迎えられるわという母の言葉におもいつき
「事始めの花」を挿けてみることにしました。
梅の丈が短く寸渡は無理でしたので、水盤に挿けてみました。





本来は12月13日が事始め、この日から正月の準備を始める日とされてますが
我が家の事始めはもちろんこれからです。


ちょっぴりクリスマス・・・♪(2)

2012年12月16日 | 嵯峨御流

 



お生花の葉蘭の要領でドラセナの葉の表情をつけると
ぐっと雰囲気がエレガントになりました。
アンスリウムの動きもおもしろいですね。



 


出産でお休みされてましたが、一年ぶりにお稽古再開
もうすぐ一歳になる娘さんといっしょに来られました。
すぐに慣れて私も抱っこさせてもらいました。
赤ちゃんを抱くなって何年ぶりだろう・・・ひさしぶりにお母さん気分 えっじゃなくておば・・・だって?!
今年の御題花器を使われました。
完成したばかりの新居にはじめて飾るお華だそうです。
ロマンチック雰囲気、華やかさもプラスされてます
お部屋にぴったりあってくれることでしょう♪




一足はやく来年の御題花器にいけてもらいました。
花器の優しいお色とラスター釉薬の輝きがアンスリウムの花色ととてもよくあってます。
そのアンスリウムの美しさを強調した作品に仕上げられました。
優しい雰囲気のお花です。









それぞれの花材をリズミカルに使ってモダンな感じに挿けられました。
紅蔓もあえて少なくしたことでそのラインの美しさが引き立ちましたね。
敷板もこの雰囲気にあわせてシルバーとブラックを重ねてみました。

 



家でガラスの瓶花器にいけたいということでしたので私の手持ちの花器に挿けてもらいました。
ドラセナの葉模様もいろいろでしたが綺麗な葉を上手に使われました。
写真では平面的に写ってしまいましたが紅蔓の腺の動きがとても素敵でした。


ちょっぴりクリスマス・・・♪

2012年12月15日 | 嵯峨御流

水仙のお生花の稽古を11月にしたので
今回ひさしぶりに12月1回目生徒さんたちに楽しいお花を挿けてもらうことができるとあって
ちょっとだけクリスマスを意識した花材を取り合わせました。

紅蔓
アンスリウム
ドラセナ

生徒さんたちは今年また来年用に購入された御題花器に挿けてもらうので私は
お花のイメージがかぶらないよう瓶花器に挿けることにしました。
クリスマスカラーっぽく「ぽんぽん」の長筒の白に赤の短筒をあわせる予定でしたが
短筒は黒に変更





このモノトーンの「ぽんぽん」
発売当初はこの配色の花器にどんな花を挿けたらよいかイメージが浮かばず
購入する気にはなれませんでしたが





講師のお挿けになられたこのスタイリッシュな花をみて感動!
またこの配色のぽんぽんが生産中止で在庫限りということを知りあわてて購入しました。


早々に活用できてよかった♪
敷板は昨年御題花器にあせせて購入したゴールドとシルバーのカラープレートを重ねてみました。
このプレートも金銀どちらにしようか迷いに迷って結局ふたつとも買ってしまったのですが
結構使用頻度も多く買ってよかったと思う品のひとつです。


後で生徒さんの作品も紹介させていただきます。


南天

2012年12月13日 | 嵯峨御流

南天を用いた盛花


一瓶は姫南天を使い基本花態の立盛体に挿けました。




姫南天
水仙
黄色の小菊
著莪(しゃが)
立蔓





もう一瓶は実付きの南天を用いた文人華「天仙清香」





水仙、黄色の小菊、立蔓は同じ花材です。
与えられた南天の枝は一本のみ
そこから雅味ある箇所を見つけ
いかに文人華らしい趣きにいけるか・・・
楽しいひとときです♪

(用の位置にも南天の葉挿しているように見えてますが、
この枝は低く挿した見付きの南天の木(ぼく)から出ています)