日本農業新聞e農ネットに「過剰作付け2.5万ヘクタール 新規需要米は減少 13年産米全農推定 (2013/7/30)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
JA全農は2013年産米の作付け動向(6月15日現在)をまとめた。
主食用などの作付面積は151万9735ヘクタール。生産数量目標に対し、12年産並みの2万4705ヘクタール(1.6%)の過剰となる見通しで、需給への影響が懸念される。
転作にカウントされる米の作付けは、備蓄米が2倍以上に膨らんだ影響で、飼料用や米粉用など新規需要米が軒並み減少。
今後、用途別に過不足が出ないか注視が必要だ。
13年産米の生産数量目標は791万トンで、面積換算値が149万5030ヘクタール。
一方、全農の調査では、前年実績から微減の151万9735ヘクタールで作付けされ、前年と同水準の過剰作付けが発生しているとみられる。
10アール収を500キロとすると、収穫量が生産数量目標を12万3525トン上回る計算になる。
26日に農水省が開いた食料・農業・農村政策審議会食糧部会では、6月末時点の民間在庫が226万トンと02年以来の高水準となるなど、需給の緩みが浮き彫りとなった。
全農の調査通り過剰作付けが発生した場合、さらに需給や価格に悪影響を及ぼすとみられ、今後の国の対応が問われることになる。
JA全中の冨士重夫専務は同部会で、政府備蓄米の買い入れや売り渡しなど柔軟なオペレーションで、過度な需給変動を補正する仕組みの構築を要望。全農も米穀機構の基金を活用した買い入れの要望を検討する。
転作カウントされる米の作付けでは、農家の政府備蓄米が121.3%増の3万2692ヘクタールと急増。
政府の買い入れ予定価格が上昇し、農家が他の転作米から作付け転換した。
このあおりを受けたのが新規需要米で、飼料用が前年比25・4%減の2万5764ヘクタール、米粉用が同14.5%減の5503ヘクタールと急減。
WCS(稲発酵粗飼料)も同0.3%減の2万5596ヘクタールとなった。
12年産で不足した加工用米は、3%増の3万4092ヘクタールにとどまる見込み。
というもの。
TPPが本格化していった場合、この問題はどうなっていくのだろうか。
生産目標すら売り切れないといった事態になることは想像できる。
それでは過剰な部分は、どうなっていくのだろうか。
とにかく売れればよいという、激安米という事に成ってしまうのかな。
内容は以下の通り
JA全農は2013年産米の作付け動向(6月15日現在)をまとめた。
主食用などの作付面積は151万9735ヘクタール。生産数量目標に対し、12年産並みの2万4705ヘクタール(1.6%)の過剰となる見通しで、需給への影響が懸念される。
転作にカウントされる米の作付けは、備蓄米が2倍以上に膨らんだ影響で、飼料用や米粉用など新規需要米が軒並み減少。
今後、用途別に過不足が出ないか注視が必要だ。
13年産米の生産数量目標は791万トンで、面積換算値が149万5030ヘクタール。
一方、全農の調査では、前年実績から微減の151万9735ヘクタールで作付けされ、前年と同水準の過剰作付けが発生しているとみられる。
10アール収を500キロとすると、収穫量が生産数量目標を12万3525トン上回る計算になる。
26日に農水省が開いた食料・農業・農村政策審議会食糧部会では、6月末時点の民間在庫が226万トンと02年以来の高水準となるなど、需給の緩みが浮き彫りとなった。
全農の調査通り過剰作付けが発生した場合、さらに需給や価格に悪影響を及ぼすとみられ、今後の国の対応が問われることになる。
JA全中の冨士重夫専務は同部会で、政府備蓄米の買い入れや売り渡しなど柔軟なオペレーションで、過度な需給変動を補正する仕組みの構築を要望。全農も米穀機構の基金を活用した買い入れの要望を検討する。
転作カウントされる米の作付けでは、農家の政府備蓄米が121.3%増の3万2692ヘクタールと急増。
政府の買い入れ予定価格が上昇し、農家が他の転作米から作付け転換した。
このあおりを受けたのが新規需要米で、飼料用が前年比25・4%減の2万5764ヘクタール、米粉用が同14.5%減の5503ヘクタールと急減。
WCS(稲発酵粗飼料)も同0.3%減の2万5596ヘクタールとなった。
12年産で不足した加工用米は、3%増の3万4092ヘクタールにとどまる見込み。
というもの。
TPPが本格化していった場合、この問題はどうなっていくのだろうか。
生産目標すら売り切れないといった事態になることは想像できる。
それでは過剰な部分は、どうなっていくのだろうか。
とにかく売れればよいという、激安米という事に成ってしまうのかな。