The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

腸内細菌と人類の進化 上

2015-03-01 05:08:55 | 世界経済
 
 渋谷の地下にFoodShowがあるのだが、その中の「成城石井」の一画に人だかり、25日の午後、前夜のテレビでアブラの特集、
 1、えごま油は認知症とうつ病にいい
 2、オリーブ油は心臓病に効き目がある

 えごま油はα‐リノレン酸を含有しており、体内で、脳を活性化するⅮHAと血液をさらさらにするEPAを生成し、認知症とうつ病の予防になる、認知症はかかってしまうと脳細胞が死滅するのでダメだが、うつ病はシナンプスが保持されているので治療効果が期待できる、α‐リノレン酸とタンパク質を一緒に摂取すると効果が大きく、約2g・オオサジ一杯、数分間で効く、それで、このコーナーに都会の人々が集まってきたようだ、さっそく、えごま油を購入する、もし、この章のできがよければ、それは、「エゴマ油」のおかげかもしれない。     

        
 ところで、人類最古の文明はシュメール文明だが、どれほどのものだったのか、鉄器はない、青銅までだ、うす暗い神殿のなかで、どの程度の知的作業ができたか、だが、あるいは、とんでもないレベルにまで達していたのかもしれない。

 22日のNHKスペシャル、テーマは腸内フローラ、「フローラ」は花園、ヒトの腸内に腸内細菌の花園があり、それが、ヒトの健康に関連している、1000兆個以上の細菌、これまでは、善玉菌・悪玉菌・乳酸菌・その他、そんな分類だったが、この5年間の進歩はすさまじく、200種以上の細菌が判明、ある腸内細菌・バクテロイアスの分泌する物質は、
 1、脂肪の取りこみを防止
 2、筋肉に働きかけ脂肪を燃焼

 願ったりかなったり、まるで神さまみたいな活躍だ、肥満は健康の大敵で、癌を誘発するハタラキがあるという研究がある。

 びっくりしたものには、腸内細菌をまるごと入れ替えるというもの、現代の最先端の医学でも治らない難病を治療するのだが、そのヒトの便を抜き出し、健康なヒトの便を水で薄めてチューニュー、すごいもんだ、これが、最新の療法だという、美的ではないね、「くそまみれ」ということになる、まあー、そんなことはいってられない、治るんだったらやる価値がある、するとするとだ、二日後にはニコニコどころか「サンコサンコ」、画面に白人のおばちゃんの笑顔、血色もいい、二日前はくすんだ茶色の、なんというか、そう「ウンコ色」。

 これは、腸内細菌の作用によるもので、腸内細菌の分泌する有効成分が作用し、さらに、1億個の腸管神経系が活性化したからだろう。


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