The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

Zen and Buddhism・禅と禅宗 承

2017-04-08 02:24:38 | 世界経済

Today , I think Tendai Buddhism is so good , it has three strong points ,
1, meditation
2, doctrine
3, internationalism

It is soft , serious and essential , it looks inconspicuous .
And , I think it is an accomplished Buddhism .

 人類の文明で最も華麗なものが「大唐帝国」、その面影を、かつての高野山でうかがうことができた、どんどん変わっている、俗化しているのだ。

 学生時代に訪問して、その絢爛(けんらん)たる文明の美酒に酔ったことがある、
  花開き
  花落つ 春三月    
  一城の人 皆狂うが如し
 この花は「牡丹(ぼたん)」。

  男子 まさに 長安で死すべし
  桃花 乱れ落ちて 紅雨の如し    

 高野山、フランスの観光客に人気らしい、敬虔なカトリックの家庭で育ったエリートたちが一目置く、壮麗な密教世界・密教宇宙、彼らは、本能的に分かるようだ、そこには、カネまみれのProtestantの俗物根性はない、
 「おまえたちは 軍需産業で もうけていればいいんだ」
 「文化の文明の 醍醐味(だいごみ)なぞ 分からないだろう」

 彼らは、魂(たましい)の痺(しび)れるような法悦(ほうえつ)の片鱗(へんりん)を味わう、
 「なんて すばらしいんだろう」
 「神韻飄々(しんいんひょうひょう)としている」
 「そして 千数百年もの歳月 受け継がれてきたのだ」
 「これが これが レビ・ストロースの言いたかったニッポンなんだ」

 そんな彼らのお目当てのひとつが「密教食」、カメラで「パチリ」、フランスに帰って、
 「これが おいしかったのよ」
 「ほのかに甘いの 神秘的なの」
 「なんてすがすがしい味なんでしょう こんな世界があったのね」

 禅宗のビンボーくさい一汁一菜ではなく綿密で繊細な味の奥行き、透徹した味覚と栄養の宇宙が広がっている。

 確かめていないが、禅宗の僧侶よりも真言密教の出家の方が長生きだったのではなかろうか。

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