それでも岡本太郎は縄文文化をアッピールしてくれた、当時の学者やジャーナリストはどうだったのか、なにかしたか。
彼らは、なにもしない、アトで、
「やっぱり おれの思ったとりだ」
いつも、これだ、身体を張って生きている下町の男たちの方が自分の目を持っている・自分の心を持っている。
この国の未来を担う子供たちは、何も知らされず・何も身につけずに大人になる、スマホ・シュルシュル、ゲーム・ピコピコ・・・このブログでニッポンを評価しているようだが、それは51対49の微妙な肯定で、この国の欠点を知らないわけではない、
「どうにもならないことの なんと多いことか」
フランス帰りの岡本太郎に、あの小林秀雄が、
「これが ぼくの美術コレクションだよ」
すると若い岡本が、
「みーんな ガラクタですね」
カリスマ・小林がボーゼン、ひとことも返せない、なれあいとおべℝんちゃらとマンネリのニッポンのタテ型社会は、ヒトの魂を腐らせている。