The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

若者と野辺の花 上

2020-06-11 09:20:21 | 世界経済

 
 世界のかたすみに、まずしい若者がおりました、
  ♬ やまで木をきりゃあー よー 
    かわでながすよ よー
    きみはちいさな のべの花
    きみはかわいい のべの花 
         そうれよ やー 
         やあれよ やー 

 行く手に 一輪の花、
 「アオよ ふんではいけないよ」
 「わかってまさあー でも どうして あっしを アオっていうんですか」
 「シロじゃあ おかしいだろう」
 「ちげえねえー じゃあアカは」
 「リベラリストだよ」
 「ヘー ものわかりのいいリベちゃんですか」
 「チュウゴクさまを あんなにゾウチョウさせてしまった」
 「じゃあ ピンクは どーすっか」
 「シンジュク2チョウメで コロナ・ウイルスにかかるだろうが」 
 「ダンナは かしこいんですね」
 「おまえほどじゃあないよ」
 「ヒヒヒーン」

 その夜、若者の家を、
 「トン・トン」
 美しいむすめが立っていました、いいにおいがします、
 「わかいおなごというものは いいにおいがするものですよ」
 それから、ここに住むようになりました。

Bannon の戦略 10

2020-06-11 08:41:58 | 世界経済

 ラフカデオ・ハーン( Lafcadio Hearn 1850-1904 小泉八雲 ) はいい仕事をしてくれた。

 両親を亡くした幼い兄弟を、冷血な大家が追い出してしまった、残されたモノはちいさなフトン一枚、冬の夜、戸外で夜を過ごす、
   あにさん さむかろ 
   おまえも さむかろ・・・ 
 寒い夜でした
   あにさん さむかろ 
   おまえも さむかろ 
 やがて、かみさまは、
  「真っ白なフトンを かけてくれました」
 ところが、このフトンは、  
  「あにさん さむかろ
   おまえも さむかろ」 
 ささやきつづけたのです。

 ハーンの作品は英訳され世界中に広まる、だからキリスト教の神に痛めつけられた小さな神々がよみがえる、
 「ああ 東海礼儀の国 われらの先祖の一派が たしかに渡っていたのだ」 

 ハーンは、この言い伝えに Celtのこころを見出したのかもしれない、明治の欧米化の風潮の中に、 
 「万物が交信する あの黄金の世界を記録したかったのです」