The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

コーヒーの話し 下

2015-09-25 04:32:10 | 世界経済
       
 感覚は分からない、特に、味覚は、あのトアルコ・トラジャはうまかったのか、今出ているのは、見るもアワレ、
 「 ♪ むかしの名前で 出ています」

 吉原の名花が尾羽を打ち枯らし、ボロをまとった卒塔婆小町(そとばこま)、 
 「こんなことなら いっそのこと・・・」

 KEYコーヒーは、一体、何をしたんだろう、トラジャの豆は、現在、100gで1080円ぐらい、その味は、このぐらいのものならいくらでもある、だから、あれは思い過ごしか、ところが渋谷のコーヒー店の店員が、
 「いいえ あの頃は ホントーにすばらしかったんですよ」
 「・・・」
 「わたしが この道に入ったのは あのコーヒーに出会ったからなんです」

 私の味覚はマチガイではなかった、貴婦人がすっと立っているようなイメージがある、おろそかには飲めなかった、
 「今のトラジャ どうなったんですか」
 すると、
 「たしかに 今のトラジャ 変わってしまいました」
 「・・・」
 「しかし わたしたちも変わったのかもしれませんよ」

 久しぶりにときめいた、これが、都会生活の醍醐味かもしれない。