ハマの愚連犬ココア。
娘夫婦のわんこ、オス、雑種、年齢不詳、約3㎏、ももちゃんの宿敵。
『愚連犬』とは私が名付けたのではない。
そのようなロゴをデザインした服を得意げに着ている。
今年のお盆も元気過ぎるココアがやってきた。
よく言えば天衣無縫、悪く言えば躾がなっていないココアに、今回も庇を貸して母屋を乗っ取られた。
今までは執拗に追いかけるココアから逃げ惑ってストレスを受けていたももちゃんだが、さすがに目も耳も足も老いた今年は、ココアには全く反応せず泰然自若と構えている。いや、死んだふりか?
メスの気配を喪失したももちゃんに、ココアもあんまり関心を払わなくなった。
はたしてももちゃんの目にココアは映っていたのだろうか?
何か得体の知れないまがまがしい風が吹き荒れているとしか感じていなかったのではないだろうか?
朝にはリビングのそちこちにコロコロした落とし物がこぼれているので、踏みつけないように気をつけて歩かなければならなかった。
苦労して躾けたトイレの習慣も、環境が変わると簡単に損なわれる。
きれい好きな人にとっては目に余るような不衛生な状況も、実は愛犬家にとってはさほど深刻な問題ではないのだが......
「これはももだべさ!」 「いや、ココアに決まってるべさ!!」
互いに責任をなすりつける飼い主の争いが後を絶たなかった。
娘夫婦がココアを置き去りにして一日中外出するので、ココアの世話は私の仕事となった。
落ち着きのない犬だから、少し疲れさせて温和しくさせようと朝夕2回の散歩に連れて行ったが、情けないことに先に息切れするのは私の方。
小さな身体の、どこにこれほどの力があるのだろう?
暴走するシベリアンハスキーに引かれる犬ぞりの馭者のような感じがした。
解放された田舎道で好き放題に動き回るココアは、いくら走っても力が衰えない。
ずるずると引っぱらなければ前に進まないももちゃんとの散歩とはえらい違いだ。
ところでココアは、ハマの路上で信号待ちをしている時に、娘の足を電信柱と勘違いしてマーキングしてしまったというお馬鹿な...いや、お茶目な犬。
娘はぷんぷんと怒っていたが
「電信柱と間違えられても仕方がない足かも!(byかげの声)」
正直な話、犬の世話をするよりは孫の世話の方が面白いのではないか?
でも、これに関しては夫婦の問題。絶対に親が口出しすべきではないと思っている。
婿殿の母上の
「いつになったら孫の顔を見せてくれるのかしら?」
との言葉にも取り合わず聞こえないふりをしていたが......
「そろそろ赤ちゃんが欲しくなった」
と、娘がついに呟いた。
そのうち朗報が舞い込むかもしれない。
>「いや、ココアに決まってるべ さ!!」
「だべさ」とは北海道弁じゃあないでしょうか。
道民だったnihaoさんがお嬢さんに受け継いだ?
それとも東北でも使われているのかな?
ココア君のお茶目ぶりが窺われますが、お散歩するのは体力を使いそう。
孫の相手も体力を使いそうですが、やはり楽しみが違うと思いますね。
でも孫の件については親が口出しするべきでないというのは私も同じ。
婿殿のお母さんが「いつになったら孫の顔を見せてくれるのかしら?」と言ったというのも同じです。
娘の母親は娘のために孫の誕生を喜ぶそうです。でも息子の母親は違うようだって聞きました。
純粋に子どものために孫の誕生を喜びたいと、息子の母親でもある私は思っているのですが。
岩手ではあまり使いません。
私は興奮するとなぜか北海道弁が出てしまい、娘も面白がって使っているうちにクセになったのではないかと思います。
北海道弁と岩手弁を融合した暮らし(笑)
私は「早く生むように」とプレッシャーをかけられた経験があるので、自分の子どもには絶対に言わないと心に誓いました。
親が介入するのは全くナンセンス(死語?)だと思います。
息子の母親が孫の誕生を期待するのは「血筋の確保」かしら?
そんな期待をされる嫁は可哀想...
>純粋に子どものために孫の誕生を喜びたい
うららさんの仰る通りだと思います。
不衛生な状況も、実は愛犬家にとっては
さほど深刻な問題ではないのだが......」
前置き:愛犬家にはごめんなさい
子供の頃から、犬は外にいて犬小屋に住み、泥棒が来たらワンワン吼えて飼い主に
知らせるし、猫のようにズカズカと家の中には上がりこんで来ない分別のある賢い
動物と思っていただけに
家の中で犬を飼うというのは経験もなくかかる状況は想像しただけでまさにウワ~と
「ドン引き」状態ですね。すみません
一度、娘の上司が海外旅行の間だけお願いと子犬預かったときに、あちこちにオシッコ
するし、かわいいけれどだんだん、家の中が汚染されていく気がして、これは耐えられ
ないと思いました。愛犬家にしてみれば、わが子の粗相程度のことなのでしょうね
会社では犬と一緒に寝てるひとまでいると聞いて驚きました。以前、仕事で設計事務所
のアトリエを訪ねたときにでっかい犬が部屋のなかをうろうろと歩き回って、しつこ
くベロベロと手を嘗め回されるのに焦った記憶があります。引きつった笑いで、
「この子なんとかしてください」とお願いしましたが、喜んでいると勘違いしたのか
笑って取り合ってもらえず(><)、毎回、お構いなしなので
丁重にお願いして、それ以降は外で会ってもらうようお願いしたほどでした
nihao家の訪問客を観察してると、このひと苦手なんだなあと解るお客様がいるんでは・・・
でも「私、苦手なんです」とはっきり言われて「じゃあ来なくていいよ」とも言えないし
困っちゃうのかなあなんて。
まさか又三郎さんだったとは!(笑)
>「ドン引き」状態ですね。すみません
あはっ、このような正直なご意見、ご感想は大歓迎です。ありがとうございます。
私も犬を飼うまでは又三郎さんと同じ考えをしていました。
家の中が不潔になるのではという心配も確かにありました。
でも家の中で、家族同様にしてペットと暮らす喜びに勝るものは、なかなかみつかりません。
ももちゃんに関して言えばトイレの躾は万全です。
今後どうなるかは不明ですが、それは仕方がありません。人間の介護と同じです。
我が家は畳の部屋はなく、絨毯なども一切敷かず、余計なモノは置かず部屋を広く使い、一望で汚れが分かるようにして掃除をしやすくしています。
犬にとっても人にとっても、良い環境作りを目指しています(と一応弁解)
普通のお宅よりは清潔にしているという自負はありますが、でも夫が散らかすのは許せないけれど、ももちゃんが汚すのは全然平気(^_^)
ここらへんのアンバランスが理解されないところかもしれませんね。
愚連犬ココアは雑種と書いてますがこの系統はヨークシャですよね。
以前我が家にいたヨークシャと同じようですよ、久し振りに思い出しました。
先住者なのに追いやられてしまうような立場はネコの我が家でもよくありますが帰った後のホッとしたあのまったりした様子に気を使っていたのかい?思いますでしょう^^
>「そろそろ赤ちゃんが欲しくなった」
次回の里帰りにはとびきりの朗報が付いて来るかな^^
たぶんココアは、ヨークシャと何かの種類の雑種だと思います。
足が細くて長く、小さいのにすごくパワフル。
そしてとてもコミカルで、そこはかとなく滑稽な犬です。
>先住者なのに追いやられてしまうような立場
家主の方が遠慮してストレスを受けるなんて、なんでこんなに気弱なのかと全くがっかりです。
ももちゃんもumi家のニャンコも、その奥ゆかしい性格は飼い主にそっくりと言うこと?
いまごろほっこりお休みしているのかな。
>「そろそろ赤ちゃんが欲しくなった」
娘の母親としたら内心ひとまずほっとしますね。
自然にまかせてその時期が来るまで見守って来られたnihaoさんは偉いと思います。
ご存じの通りうちは娘二人なので近い将来どんな風になるのか楽しみであり、
私の方がプレッシャーを受けやすく、考えるだけでもしんどい。
虫の音なども聞こえ始め、ももちゃんだけではなく私まで「ほっこりお休み」していますよ。
子どもというものは、いくつになっても危なっかしくて心配なもので......
子どもを生んでもはたして育てていけるのか?とか
栄養を考えた食生活をしているのか?とか
家族の健康に配慮した暮らしをしているのか?とか
我が子なのに全く信用出来ない...と言うか、安心して見ていられることがひとつもない(笑)
婿殿や婚家のご両親のことを考えると、私も結構プレッシャーを感じます。
時間を戻して、もう一度子育て、躾からやり直してみたいと思うこと度々ですワ。
みんなが先住犬より若い上にかわいがる(遠慮?)のでちょっとムクれてましたね。
さて、nihao様もついにおばぁちゃ~んと言われる心の準備をなさるんですね?
兄夫婦に訊きますと、孫って、ほんっとに可愛いそうですよ!
元気で体力がある内なら育児協力も出来ますから、お早めに!
千客万来のお盆は、一家の主婦と先住犬にとっては受難の日々でございます。
>ついにおばぁちゃ~ん
...となれればよいのですが、まだ話だけ。
孫が可愛いとはよく聞かされることです。
私の兄たちも「孫が成人するまでは...」とか「孫が結婚するまでは...元気でいたい」とか、自分の老後の設計を孫を基準にして考えていますが、私にはそれが実に不可解。
孫の方は、成長するにつけ爺・婆のことには全く無関心になるのにね。
私はそのような婆さんにならないことを誓います!!