![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/6f/ac3f1379700a86937973175ec621c784.jpg)
近所の分譲地に買い手がつき、何やら病院が建つらしいという話...
散歩の途中、顔見知りの奥様たちとの立ち話では
「眼科が出来るといいわね」
「いや、耳鼻科が出来ると助かるわよ」
と、それぞれ勝手な希望的観測を述べあっていたが
完成した建物は、おおかたの期待を裏切って動物病院だった。
私も長期的に見れば「人間のお医者さん」の方がよいのだが
短期的に見れば、我が家でいまいま必要なのは「動物のお医者さん」だ。
もしある日突然、ももちゃんがぐったりして動かなくなったり...
一日中苦痛を我慢して、悲しげな目で私を見上げるようなことになったら...
哀れすぎて切なすぎて、おそらく度を失ってしまうに違いない。
ももちゃんの最期を看取ってくれる優しく腕の良いドクターが、ご近所にいてくれるのならこんなに力強いことはない。
昨日動物のお医者さんが、開院と引っ越しの挨拶で我が家を訪れた。
若い!(30代ではなかろうか?)大きい!(頼りになりそう)
「我が家にも老犬がいるので、こちらこそよろしくお願いします」
と言ったら
「夜間でも休日でも診察いたしますから遠慮なくお出でください」
とのありがたいお言葉をいただき嬉しくなった。
体調不安定の老犬ともなると、ペットホテルや美容院を選ぶのも難儀する。
ペットホテルなどは10歳以上の犬は断られるので、緊急時には為すすべもない。
「お預かりも可能でしょうか?」と尋ねたら
「対応いたします」とのことで安心した。
若い頃のももちゃんは、もう大変な病院嫌いだった。
大暴れして逃げ回り鳴きわめき歯を剥きだし、注射1本するのにも病院のスタッフ総がかり。
その度に過敏な犬とか躾がなっていないとか叱られ
挙げ句の果ては「こんな我が儘な犬は見たことがない!」と匙を投げられる始末。
日常生活で特に困らされてはいなかったので深刻に受け止めなかったが
そこまで厳しく言われると同じ病院に続けて通う訳にも行かず
私とももちゃんは、まるであちこちの病院を渡り歩く動物病院難民のようだった。
年に一度の狂犬病予防接種の時も、指定された公園の中の並み居るワンワン軍団の間で
最後の一匹となるまで徹底抗戦で空騒ぎする目立ちすぎる犬だった。
しかし月日は流れ、ももちゃんは視力・聴力・嗅覚が衰え、いまや鳴き声にも全く迫力がない。
痛い注射を打たれても
「あらっ?ねぇ今、私のからだに何かした?」
といったとぼけた感じの反応で不思議そうに私を見上げるだけだ。
敏感すぎる犬もついに鈍感すぎる犬になってしまった。
きっと私たちは、新しい動物のお医者さんと良好な関係を結ぶことが出来るだろう。
先生も良さそうでよかったですね。
ももちゃんも若い頃とは違って落ち着いていらっしゃるご様子、
もう動物病院難民にならなくてよさそうですものね。
いやいや、病院のお世話になっちゃいけませんよね。元気でなくっちゃ!
それでも年に数回は、予防接種などで病院に行かなければなりませんでした。
普段はおとなしくておっとりしているのですが
病院に行くと豹変して困らせられました。
子どもも動物も病院は苦手なのよね。
病院での態度だけで我が儘と否定されてしまうのは悲しかったです
でも今は全然平気。
何が何だかよく理解できていないから(笑)
その通りですね。
ここ最近動物病院はすごく増えています。
空前のペットブームと言われていますが
家族関係や人間関係がうまく紡げない現代人はいまやペットからしか癒しを与えてもらえないのかも...などと考えるとちょっと寂しいわね。
動物愛護の精神は大切だと思いますが
その関係はあくまでも人間が主でペットは従。
これを間違えると大変よね。
。
ももちゃんも、若い頃は血気盛んでしたね。
家のブーさんも同じで大騒ぎです。
今でも連れて行くときは口輪してゆきますから・・・
普段は携帯で撮って、「先生~こんな感じです~~」と見せて判断してもらったりしてます。
切っても切れない状況です。
ももちゃんの為に出来たような病院ですね
ところで、最近、日本語世直し和尚が登場しないので代理ですが
①「日常生活で特に困らされてはいなかったので」
②「病院に行くと豹変して困らせられました」
は②のほうが合ってるのかな
「食べれない」と「食べられない」の「ら」抜きと同様でしょうか
本文とレスで使い分けてらっしゃるので
どちらがいいのか、どっちでもいいのか解らなくなりました(^^)
詰まらない事ですみません。代理です(^^)
>連れて行くときは口輪してゆきます
やはりすずめさんも苦労していましたね。
予防接種に出かけて観察していると
いろいろな性質の犬がいて実に面白いです。
また飼い主さんのリアクションもとても愉快。
聞き分けのよい犬の飼い主さんは誇らしげだし
徹底抗戦する犬の飼い主さんは、申し訳なさそうな顔で汗だく(笑)
いくら躾がなってないと言われても
ではどのようにしたら注射好きにさせられるのか?
そんなの絶対無理ですよね。
☆困らされてはいなかった
☆困らせられました
確かに二種類の使い方をしていますね。
さて、どちらも違和感も疑問もなく使いましたが....
又三郎さんのご意見では、下が正しく、上の方を「困らせられてはいなかった」とすべきではないかということですね?
う~ん、なるほど。そうかも。いや、わからない...
「困らされる」という言い方はないのかしら?
又三郎さんが違和感を感じたとしたら、もしかしたらこれは北海道弁かしら?(...って、都合悪くなると方言のせいに)
和尚さまが読んでいて教えてくださるとよいのですが。
うちにもネコが居るのでなにかと動物病院にはお世話になってます。
その度にかかる費用に驚きながら・・
具合のおかしな時って人間と違って話しも通じず困るばかりだからどうしても病院に行きますよね。
近くに出来たならなにかと気強くて良かったね、ももちゃんのために^^
これでももちゃんの寿命ももっと長くなりますね。
さて、私は①の「困らされた」が正しいと思います。
「困る」これは自分。「困らせる(困らす)」これをするのがももちゃん。ここまでは良いですね!
これを受け身にするとどうなるか、です。
なんとなくどちら(で)も良いような気もしてしまいますが、わかりやすくこの「困らせる」を「やらせる」に置き換えてみましょう。
お母さんが子どもに勉強や片づけを「やらせる」(誰ですか、下品な想像をした人は!)。
これを子どもの立場から言えば「やらせられる」ではなくて「やらされる」です。
「やらせられる」の意味は、子どもがお母さんに、「お友達の○○ちゃんにお片づけをさせなさい」と言われて、しかたなく○○ちゃんに「やらせる」というそういう強制行為を「させられる」という、こういう状況でしょうか。
こんなもんでいかがでしょ?