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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

北京ダック風春巻き

2008-10-12 10:00:32 | グルメ
 まず前回の記事を訂正しなければならない。
シェークスピアというカタカナ表記。
これはシェイクスピアが正しい.....というか最近の主流。 
スペルはShakespeareだから、英語にするとよく分かる。

 ああ、なんというお粗末なミスを!
長年耳で聞き慣れた言葉を書き言葉にするときも、ちょっとは疑ってかかるべきという見本である。
姪から
「おばさん、坪内逍遙の時代は全部シェークスピア表記でしたよ。」
と慰められたが......
あらっ? コメント氏・風の又三郎さんは、きちんとシェイクスピアと書いていらっしゃる!



             


 気を取り直して姪を連れて中華飯店へ.....ではない。我が家の食卓。
本場中国東北部の『春巻き』を作ってみた。
中国語講師からの直伝である。

 我が家のご馳走の概念は、お金をかけることではなく時間をかけること。
直径20㎝の薄皮を一枚一枚丁寧に作り焼きあげる作業は結構大変だ。
これは油で揚げる春巻きではない。
クレープ風、もしくはジャンボ北京ダック風とでも言ったらよいだろうか。

 
     


 皮の中央に好みの具を載せ巻いてかぶりつく。
欠かせないのが卵味噌(と言っても醤油味)で、この調味料の量で各自が味加減をする。

 具材を工夫することによって、節約料理にもなるしおもてなし料理にもなるので大変調法だ。

 中国語講師・陳さんは、日本に留学する時、60㎏の小麦粉といっしょに上陸したらしいが数ヶ月で全部消費したと言う。
食文化の違いは面白い。



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (京こまめ)
2008-10-12 13:49:26
あ~私やっちゃってますねぇ。『シェークスピア・・』と考えもなしに書いてました。注意力足りませんね。(笑)べたべたの日本語でした。
日本語に翻訳したら・・ってことでお願いします。
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こまめさんへ (nihao)
2008-10-12 22:20:37
いっしょにやっちゃってましたね(笑)

姪の話では、原語の発音に出来るだけ近く表そうということで、最近はシェイクスピアと統一されているそうですよ。
私たちにはあまり関係ないことだけれどね。

>日本語に翻訳したら.....
こまめさん、うまいことおっしゃる!

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Unknown (風の又三郎)
2008-10-12 23:35:12
あ、鋭い観察力ですねでもその違いは
全然、気づきもしませんでした(^^)

さすがに中国の先生がいてくださると
直伝の本物春巻きが出来るんですね
東京に就職した年の会社の忘年会は
新宿にある北京飯店でした
そこで初めて食べた北京ダックの
細切りのきゅうりと独特の味噌の味が
今でも忘れられません
(和尚様、忘られませんは間違いでしたっけ(^^)

餃子の皮みたいなやつは小麦粉を溶いて
クレープみたいに焼き上げて作るんでしょうね
生春巻きなどは茹でるのかと思ってました

かぶりつくという表現は手巻き寿司ふうで
とてもおいしそうです
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春巻きの皮 (うらら)
2008-10-13 09:00:04
>直径20㎝の薄皮を一枚一枚丁寧に作り焼きあげる

これを一人で作るのですか?手作りの皮はとても美味しいとは思いますが作業量は大変ですね~。
生春巻き・・・いまはスーパーでも売っていますから、私は手抜きで買って済ませる方を選びます
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又三郎さんへ (nihao)
2008-10-13 16:22:55
中国語より中国料理(特に小麦粉料理)の方が上達がめざましいんです。
授業の合間に教えてくださるのが大変役に立っています。
北京ダックは美味しいですね。
家庭では作れない料理ですが、このような北京ダックもどきを作って楽しんでいます。
皮はクレープ状というよりはもっと厚めです。
この料理は、中国でも東北地方の人しか作らないみたいですよ。
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うららさんへ (nihao)
2008-10-13 16:33:36
これは一人で作るのは結構大変なんです。
でも今回は少量だったので楽でした。
私も普段は市販の皮類を利用しています。
でも時間がある時や元気な時は手作りします。
小麦粉をこねたりのばしたり丸めたりは、こどもの粘土遊びのようで面白いですよ。
やればやるほど上達していくのがはっきりと分かりますが、語学の方はそうはいかない。
不思議ですねえ。
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「ご馳走」など (燃える闘魂)
2008-10-13 21:41:59
>和尚様、忘られませんは間違いでしたっけ(^^)

「忘れられない」は口語で、「忘られぬ」は文語だと思います。ですから、「忘られません」は、間違いではありませんが、ちょっと文体が不統一という気はしますね。

「この度の料理、頗る美味にてありがたく頂戴仕ったが、惜しむらくは少々ケチャップとかあるとチョーおいしかった、ていうか」

大袈裟に言えばこんな感じか。


>馳走

そもそもは文字通り、「馳せ走りまわる」、手間ヒマをかけて調達することが「ご馳走」だったので、

>我が家のご馳走の概念は、お金をかけることではなく時間をかけること。

これはまったく語義にも適う、正しい姿勢でございます。
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燃える闘魂さんへ (nihao)
2008-10-14 08:38:12
闘魂さんの言文不一致の例文、とても面白いではないですか。
あまり不自然な感じがしないのは、きっと日本語乱調の時代に慣れてしまっているからですね。

昔の人は馳せ走りまわって食材を用意し、ご馳走を作っておもてなしをしていたんでしょうね。
そう言えば、韓流ドラマの宮廷料理人チャングムは、いつも走り回っていましたっけ。
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