「イタリアの歴史を知るための50章」(明石書店)を読みました
ようやく読むことができました 「イタリアの歴史を知るための50章」📕
実は イタリア文化会館のレッスンに通っていた頃からずっと気になっており 読みたかったのです😊
今はイタリア文化会館の図書室に通っていますが この本は 2022年の大みそかの夜に読み終わりました💕
古代 中世~ルネサンス 近代 現代に分かれており 様々な執筆者(存じ上げている方もちらほら)が執筆されています:
第1部 古代(ローマの成立と発展―都市国家から地中海世界の覇者へ;ローマの「内乱の一世紀」―カエサルの権力掌握と暗殺 ほか)
ローマの成立 ロムルスとレムスの神話 アッピア街道 内乱の1世紀 カエサル 3世紀の危機 ゲルマン民族の侵入 西ローマ帝国の滅亡...と ローマの歴史セミナーをみっちり受けてきたのでよくわかりました😊
第2部 中世~ルネサンス(紀元1000年ごろのイタリア半島―6~11世紀ごろの北部・中部・南部イタリア;コムーネの誕生と展開―11~13世紀ごろの様相 ほか)
教皇領と小ランゴバルド ベネヴェント公国 コムーネの誕生 シチリア王国
フリードリヒ2世(Federico Ⅱ)←南イタリアの世界遺産入門講座で取り上げました😊 ローマ教皇庁 十字軍とイタリア 領域国家 修道会等...
第3部 近代(16世紀のイタリア―近世の始まり;17世紀のイタリア―動乱のなかで ほか)
イタリア王国の産業 リソルジメント 1861年のイタリア王国成立 イッレデンティズモ(失地回復主義)とトリエステ イタリア経済学 サヴォィア家 領域国家の形成 ヴェリズモ 未来派 植民地政策 リビア戦争 社会主義運動 国家と教会の断絶 等...
第4部 現代(20世紀の幕開け―ジョリッティ時代から第一次世界大戦へ;ヴェルサイユ体制と戦後危機―両極化するイタリア社会 ほか)
ふたつの大戦について ファシズムについて クローチェの思想 思想や哲学など
共和国憲法と改正問題 鉛の時代について 移民問題等 バザーリア法 妊娠中絶法のいきさつ 南北問題
エチオピアから略奪したオベリスクのこと 空飛ぶ教皇のコラムでは 教皇は以前は旅を禁じられていたことを知りました
「映画で学ぶイタリア」のコラムでは 「1900」「あんなに愛し合ったのに」「輝ける青春」の3本が イタリアの20世紀の歴史を知ることができる作品とのこと ← 2つは見ました🎥
イタリアの歴史を一気に俯瞰できる貴重な一冊です!
色々な歴史の断片を今まで学んできたので 部分的にはよくわかりますが
なかなかすっと頭に入らない分野もけっこうありましたが 興味深く読み進むことができました!
「イタリアの歴史を知るための50章」の本は こちら
「イタリアの歴史(現代史)」 イタリア高校歴史教科書(世界の教科書シリーズ14)も興味深いですね!
次はもう1冊 「近代イタリアの歴史」(北村暁夫/伊藤武 編著 ミネルヴァ書房)を読んでいます📖