くらべてみれば: modo di dire(慣用句、言い回し)イタリア語vsドイツ語&日伊学院GW特別講座のお知らせ(2014.4.29~5.6)
忘れもしない伊検準2級本番で「時間をつぶす」は多分これだ!と確信したにもかかわらず 悪魔の囁きに導かれてついふらふらと 他の答えにマルをつけてしまった私... 午前中の2級で全精力を使い果たしてしまったからか!?
家に帰って辞書引いてガックリ...(+_+) あぁ~貴重な1点をみすみす捨ててしまった~ すごいショックだったよ...この口惜しさは忘れられないです(涙)
それでもどうにか伊検は無事終わり ドイツ語も7年ぶりに再開したので 両方の言い回し・慣用句(modo di dire/Redensarten)によく似ているのがあったのを少し紹介させていただきますね:
イタリア語: dare ai nervi a qlcu.
ドイツ語: jm auf die Nerven gehen ~をいらいらさせる、気に障る
(ともに 神経という単語を使っています)
イタリア語: a quattr'occhi
ドイツ語: unter vier Augen 二人だけで
(まったく同じですね 4つの目で=二人だけで)
イタリア語: ficcare il naso in ~
ドイツ語: seine Nase in alles stecken 関係ないことに首を突っ込む
(「鼻」を使っていますが「首」をつっこむという訳です。ちなみにficcanasoは「おせっかい」)
イタリア語: prendere ~ per il naso
ドイツ語: ~ an der Nase herumführen ~を手玉に取る
(どちらも「鼻」を使った言い回しです)
イタリア語: chiudere un occhi
ドイツ語: ein Auge zudrücken 大目に見る
(直訳: 片目をつぶる)
イタリア語: dare una mano a qlcu.
ドイツ語: jm. zur Hand gehen ~に手を貸す、助ける
イタリア語は「手を与える(dare)」という言い方ですが ドイツ語は「行く(gehen)」と違う動詞を使いますね
イタリア語: trattare ~ come un cane
ドイツ語: ~ wie ein Hund behandern
~(人)をひどく扱う、じゃけんに扱う (直訳: 犬のように扱う)
イタリア語: levare le castagne dal fuoco per ~(人)
ドイツ語: für ~(人) die Kastanien aus dem Feuer holen
~(人)のために火中の栗を拾う
(日本語と同じですね!ラ・フォンテーヌの寓話に由来するとのこと)
イタリア語: ammazzare il tempo
ドイツ語: den Tag totschlagen ひまをつぶす
(これも同じですね~ これ伊検準2級に出て私が間違えたやつです~)
イタリア語: mettere in luce
ドイツ語: ~ ans Licht bringen ~を明るみに出す
(ともに「光」という単語を使っていますね)
* * *
私がイタリア語の慣用句で一番面白いなと思ったのは avere uno scheletro nell'armadio 「他人に言えない家庭の事情」で 直訳すると「タンスの中にがいこつがある」です(笑)
←modo di dire の本のイラストもそのものズバリ たんすの中のがいこつのイラストで笑っちゃいました(笑)
ドイツ語の慣用句で面白かったのは Das ist mir Wurst. (それは私にはどうでもいいことだ)です
ドイツではソーセージはごくありふれたものだからかな??
ホントに慣用句(言い回し)もそれぞれお国柄が出て面白いですよ~
7年間ドイツ語絶ちしてましたが 今は両方勉強できて嬉しいです(^^)/
* * *
modo di dire のレッスンは 日伊学院のGWに開催される「Su misura, alla carta講座」の中にもあります♪
昨年は検定で忙しくて受けられなかったのですが 伊検準2級以上ではmodo di direはだいたい出てきたようなので(1つくらいですが) 今年はぜひこの講座も受けてみようかなと思います(^_^)
「modo di dire2」は こちら(中級・上級、4/30午後)
「modo di dire 1」は こちら(上級、4/29午後) 両方取るとよいそうです!!
日伊学院のGW特別講座(4/29~5/6)は こちら なんと46講座もあります!!
私はドイツ語と合わせて4つ取りました~(^^)/
出典:
*「Italiano per modo di dire」(Gianluca Aprile/ALMA Edizioni Firenze)
modo di dire(慣用句)を楽しいパズルや問題形式で学べる一冊です
*「独検対策2級問題集」(白水社)
*「独検合格らくらく30日 2級」(郁文堂)
*「独検準1級合格講座」(独協大学独検対策講座編/三修社)
* 写真は ドイツ語の問題集と35年ぶりに買った新しいドイツ語の辞書 ← 左端の古い辞書の小さいこと(笑)
ps 今夜はイタリア語字幕の映画を見てきたのですが 2級まで取ると分からない単語があっても 早口のイタリア語のセリフの「文の流れ」がわかるのです!! 単語は類推するとして 接続法・条件法・仮定法をきちんとやれば セリフの文の流れがバーッと頭に流れ込んでくるのです 嬉しい~ イタリア映画のセリフがわかるようになるっていうのは私の7年ごしの夢でした(*^^*)
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忘れもしない伊検準2級本番で「時間をつぶす」は多分これだ!と確信したにもかかわらず 悪魔の囁きに導かれてついふらふらと 他の答えにマルをつけてしまった私... 午前中の2級で全精力を使い果たしてしまったからか!?
家に帰って辞書引いてガックリ...(+_+) あぁ~貴重な1点をみすみす捨ててしまった~ すごいショックだったよ...この口惜しさは忘れられないです(涙)
それでもどうにか伊検は無事終わり ドイツ語も7年ぶりに再開したので 両方の言い回し・慣用句(modo di dire/Redensarten)によく似ているのがあったのを少し紹介させていただきますね:
イタリア語: dare ai nervi a qlcu.
ドイツ語: jm auf die Nerven gehen ~をいらいらさせる、気に障る
(ともに 神経という単語を使っています)
イタリア語: a quattr'occhi
ドイツ語: unter vier Augen 二人だけで
(まったく同じですね 4つの目で=二人だけで)
イタリア語: ficcare il naso in ~
ドイツ語: seine Nase in alles stecken 関係ないことに首を突っ込む
(「鼻」を使っていますが「首」をつっこむという訳です。ちなみにficcanasoは「おせっかい」)
イタリア語: prendere ~ per il naso
ドイツ語: ~ an der Nase herumführen ~を手玉に取る
(どちらも「鼻」を使った言い回しです)
イタリア語: chiudere un occhi
ドイツ語: ein Auge zudrücken 大目に見る
(直訳: 片目をつぶる)
イタリア語: dare una mano a qlcu.
ドイツ語: jm. zur Hand gehen ~に手を貸す、助ける
イタリア語は「手を与える(dare)」という言い方ですが ドイツ語は「行く(gehen)」と違う動詞を使いますね
イタリア語: trattare ~ come un cane
ドイツ語: ~ wie ein Hund behandern
~(人)をひどく扱う、じゃけんに扱う (直訳: 犬のように扱う)
イタリア語: levare le castagne dal fuoco per ~(人)
ドイツ語: für ~(人) die Kastanien aus dem Feuer holen
~(人)のために火中の栗を拾う
(日本語と同じですね!ラ・フォンテーヌの寓話に由来するとのこと)
イタリア語: ammazzare il tempo
ドイツ語: den Tag totschlagen ひまをつぶす
(これも同じですね~ これ伊検準2級に出て私が間違えたやつです~)
イタリア語: mettere in luce
ドイツ語: ~ ans Licht bringen ~を明るみに出す
(ともに「光」という単語を使っていますね)
* * *
私がイタリア語の慣用句で一番面白いなと思ったのは avere uno scheletro nell'armadio 「他人に言えない家庭の事情」で 直訳すると「タンスの中にがいこつがある」です(笑)
←modo di dire の本のイラストもそのものズバリ たんすの中のがいこつのイラストで笑っちゃいました(笑)
ドイツ語の慣用句で面白かったのは Das ist mir Wurst. (それは私にはどうでもいいことだ)です
ドイツではソーセージはごくありふれたものだからかな??
ホントに慣用句(言い回し)もそれぞれお国柄が出て面白いですよ~
7年間ドイツ語絶ちしてましたが 今は両方勉強できて嬉しいです(^^)/
* * *
modo di dire のレッスンは 日伊学院のGWに開催される「Su misura, alla carta講座」の中にもあります♪
昨年は検定で忙しくて受けられなかったのですが 伊検準2級以上ではmodo di direはだいたい出てきたようなので(1つくらいですが) 今年はぜひこの講座も受けてみようかなと思います(^_^)
「modo di dire2」は こちら(中級・上級、4/30午後)
「modo di dire 1」は こちら(上級、4/29午後) 両方取るとよいそうです!!
日伊学院のGW特別講座(4/29~5/6)は こちら なんと46講座もあります!!
私はドイツ語と合わせて4つ取りました~(^^)/
出典:
*「Italiano per modo di dire」(Gianluca Aprile/ALMA Edizioni Firenze)
modo di dire(慣用句)を楽しいパズルや問題形式で学べる一冊です
*「独検対策2級問題集」(白水社)
*「独検合格らくらく30日 2級」(郁文堂)
*「独検準1級合格講座」(独協大学独検対策講座編/三修社)
* 写真は ドイツ語の問題集と35年ぶりに買った新しいドイツ語の辞書 ← 左端の古い辞書の小さいこと(笑)
ps 今夜はイタリア語字幕の映画を見てきたのですが 2級まで取ると分からない単語があっても 早口のイタリア語のセリフの「文の流れ」がわかるのです!! 単語は類推するとして 接続法・条件法・仮定法をきちんとやれば セリフの文の流れがバーッと頭に流れ込んでくるのです 嬉しい~ イタリア映画のセリフがわかるようになるっていうのは私の7年ごしの夢でした(*^^*)
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