国民投票で脱原発を決めたイタリア(6/12、13)
「原子力発電」という単語を日伊の辞書で引いてみると 「イタリアでは廃止」と但し書きがしてあります
そう 1986年4月のチェルノブイリ原発事故の翌年の1987年に イタリアは国民投票で原発廃止を決めたのです (そのためイタリアの電気料金はとても高い)
その再開の是非を問う国民投票がこの6月12、13日に行われ 投票率は54・79%、原発再開への反対票は94・05%に達し 国民投票は成立しました
イタリアは 脱原発を決めたことになります
投票率が50%を超えないと無効となるため ベルルスコーニ首相が国民投票のボイコットを呼びかけましたが 彼自身に対する不信任投票の意味もあったのではないでしょうか
今までにも様々な問題で国民投票が行われてきたイタリアが また大きな決断を下しました ドイツやスイスも脱原発に動きました (フランス イギリスは原発推進)
各報道は以下の通り:
毎日新聞(6/13)
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110614k0000m030085000c.html
朝日新聞(6/15)
http://www.asahi.com/international/update/0614/TKY201106140106.html
日テレ(6/14)
http://www.news24.jp/articles/2011/06/14/10184468.html
ウォール・ストリート・ジャーナル(6/14)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000001-wsj-int
読売新聞(6/14)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000531-yom-int
*あの地震から3カ月めの6月11日(土) イタリア語レッスンのあと 重いテキストを抱えたまま代々木公園のエネルギーシフトパレードに参加しました
千人は超えていたでしょうか 渋谷の沿道では外国人も多く 目と目で頷き合いました 飛び入り参加の方もいてビックリ!
幼稚園の放射線を測っているというシニアの方 震災のチャリティ公演中の専門学校の若い生徒さんたち 皆が道路の向こうから声援を送ってくれました
ちょうど今 イタリア語のレッスンでは「条件法過去」を習っています 「~だったらよかったのに、でも今となっては...」という「実現できなかった過去」を表す表現方法です(;^_^A
自作の文例:
・「福島第一の方があの日 定期点検中だったらよかったのに… (でもより新しい福島第二の方が たまたま定期点検中で止まっていた)」
・「100億も費やしたというSPEEDIのデータを もっと早く開示していればよかったのに…」
・「危険なもんじゅに金をつぎ込むのをやめて 代替エネルギー開発に もっと前から金をかけていればよかったのに…」
・「1986年のチェルノブイリ原発事故は 実は地震によるものだったという報道もあるらしい もしこれがもっと早くに究明されていれば こんなことにはならなかったのに…」
・「福島第一のECCS(緊急炉心冷却装置)の 安全装置(蒸発系の冷却システム)を8年前にはずしていなければ ここまでひどいことにはならなかったのに… (ECCSがあるから絶対安全!と20年前から聞かされてきた)」
でもこれからは 未来形「~であろう」や 先立未来(英語でいう未来完了) 「~の時には ~しておくよ」で行きたいですね!!
*公益財団法人 日独協会では 6月23日(木)に「ドイツの選択 ~脱原子力を推し進める力~」(川口マーン恵美)という文化セミナーが開催されます 残念ながらもう満席でキャンセル待ちです(;^_^A
http://www.jdg.or.jp/event/03seminar/seminar_44/20110623j.html
写真: 6月11日(土)の渋谷のエネルギーシフトパレード
「原子力発電」という単語を日伊の辞書で引いてみると 「イタリアでは廃止」と但し書きがしてあります
そう 1986年4月のチェルノブイリ原発事故の翌年の1987年に イタリアは国民投票で原発廃止を決めたのです (そのためイタリアの電気料金はとても高い)
その再開の是非を問う国民投票がこの6月12、13日に行われ 投票率は54・79%、原発再開への反対票は94・05%に達し 国民投票は成立しました
イタリアは 脱原発を決めたことになります
投票率が50%を超えないと無効となるため ベルルスコーニ首相が国民投票のボイコットを呼びかけましたが 彼自身に対する不信任投票の意味もあったのではないでしょうか
今までにも様々な問題で国民投票が行われてきたイタリアが また大きな決断を下しました ドイツやスイスも脱原発に動きました (フランス イギリスは原発推進)
各報道は以下の通り:
毎日新聞(6/13)
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110614k0000m030085000c.html
朝日新聞(6/15)
http://www.asahi.com/international/update/0614/TKY201106140106.html
日テレ(6/14)
http://www.news24.jp/articles/2011/06/14/10184468.html
ウォール・ストリート・ジャーナル(6/14)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000001-wsj-int
読売新聞(6/14)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000531-yom-int
*あの地震から3カ月めの6月11日(土) イタリア語レッスンのあと 重いテキストを抱えたまま代々木公園のエネルギーシフトパレードに参加しました
千人は超えていたでしょうか 渋谷の沿道では外国人も多く 目と目で頷き合いました 飛び入り参加の方もいてビックリ!
幼稚園の放射線を測っているというシニアの方 震災のチャリティ公演中の専門学校の若い生徒さんたち 皆が道路の向こうから声援を送ってくれました
ちょうど今 イタリア語のレッスンでは「条件法過去」を習っています 「~だったらよかったのに、でも今となっては...」という「実現できなかった過去」を表す表現方法です(;^_^A
自作の文例:
・「福島第一の方があの日 定期点検中だったらよかったのに… (でもより新しい福島第二の方が たまたま定期点検中で止まっていた)」
・「100億も費やしたというSPEEDIのデータを もっと早く開示していればよかったのに…」
・「危険なもんじゅに金をつぎ込むのをやめて 代替エネルギー開発に もっと前から金をかけていればよかったのに…」
・「1986年のチェルノブイリ原発事故は 実は地震によるものだったという報道もあるらしい もしこれがもっと早くに究明されていれば こんなことにはならなかったのに…」
・「福島第一のECCS(緊急炉心冷却装置)の 安全装置(蒸発系の冷却システム)を8年前にはずしていなければ ここまでひどいことにはならなかったのに… (ECCSがあるから絶対安全!と20年前から聞かされてきた)」
でもこれからは 未来形「~であろう」や 先立未来(英語でいう未来完了) 「~の時には ~しておくよ」で行きたいですね!!
*公益財団法人 日独協会では 6月23日(木)に「ドイツの選択 ~脱原子力を推し進める力~」(川口マーン恵美)という文化セミナーが開催されます 残念ながらもう満席でキャンセル待ちです(;^_^A
http://www.jdg.or.jp/event/03seminar/seminar_44/20110623j.html
写真: 6月11日(土)の渋谷のエネルギーシフトパレード
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