どこ吹く風

旅のことを主に書く。

帰路

2007年07月29日 07時59分30秒 | 能登
 山間の温泉に豪華なホテル、食事も素晴らしかったし温泉を堪能した鹿児島墓参の旅も最終日となった。鹿児島市へは一本道なので道なりに行く、海も湾内ということもあろうが台風が嘘のように静かで太陽はギラギラ照り付けている。

 せっかくだからと城山に登る。ボランティアガイドから説明を受けた。櫻島に市内と見慣れた風景が目の前にある、見慣れたというのは写真とかテレビで見ているだけで実際この目で見るのは二度目、それに展望所はこんなに狭い広場だっただ。
かつて揺られて地酔いしながら船から降りた櫻島桟橋も目の下だ。国道58号線の起点があそこだとの説明もあった。二桁の国道表示は県庁所在地を結ぶことになっているので、鹿児島から島伝いに那覇まで大半を海の上を通っている。

 その後薩摩切子の工房・販売所を見て加治木町の従妹宅へ行く。近所の寿司屋で昼食をとり焼酎を飲む。自宅にも焼酎を用意してもらい昼間というのに味わった。酒を見ると意地汚くなる私は妻の冷たい視線を掻い潜って飲む。旅行好きな夫婦の話をもっと聞きたかったが飛行機の時間があるのでお暇する。

 この旅では初めてハンドルを握る妻の運転で高速を通り空港へ行く。売店でオミヤゲを買っているときもオトコはビールを飲む。飲み次いでなので文句も少ない。鹿児島のオミヤゲは薩摩揚げとカルカンが定番、定番通りの袋を持って搭乗。
たのしく充実した旅でした。

 国内旅行も悪くは無い。海外より金は掛かるが自分の腹が痛まないのがイチバン良いところだ。食事も文句なし、我がウチナー島はサカナに野菜の種類が少ない、流通が発達したので様々な食材が食卓に並ぶようになったとはいえ旅館・ホテルで並ぶ料理は滅多に口に入らないものばかりだ。
 それで美味いか不味いかの判定ができない。味が分かるほど食べ慣れていない。それで美味しさの規準は自分の口に合うかどうかになる。薄味の微妙な味はムツカシイ、濃い目のアジクーターがより美味しく感じるのは育ちの所為でしょう。

 温泉の旅を充分楽しみました。

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