どこ吹く風

旅のことを主に書く。

鹿児島

2007年07月07日 09時27分35秒 | 能登
 来週は鹿児島へ墓参ために行きます。
妻のオヤジさんが鹿児島の出でお墓は鹿児島市のちょっとハズレ(だったと思う)にある。私たちは那覇から妹夫婦は伊丹から飛び鹿児島空港で落ち合うことになっている。レンタカーで妙見温泉、指宿を廻り墓参・法要をして帰るという大まかな日程になっている。

 ルートと宿の選定は能登の旅でウデマエを発揮した義弟が立てた。ウデマエとは私に言わせれば、金に糸目をつけない、無頓着に決めることなので大いに期待できる内容となっている。彼は大手商社でそれなりの地位にあったので私から見るとニ・三ランク上の出張や旅に慣れている。その発想で計画するので常日ごろの旅では味わえないような内容になる。
観光は風景を楽しむもので宿は寝場所であるというスタンスで私は旅をしているが、彼が選んだ宿は宿自体が観光施設という宿・ホテルである。その宿に泊まる為にわざわざ足を運んでくるという場所を選ぶ。能登の加賀屋はプロが選ぶホテルで連続して一位の座を占めている。今回もそうであろう。

 ものの見方はその者がいる場所によって決まる。ゼミの先生の言葉によれば「上部構造が下部構造を規定する。」ということだろう。ゼミの先生とは「エジプトは最後に行くべき場所だ、エジプトを見た後は何にも驚かなくなる。」と話された前川先生の旦那さんです。
確かに私の上部構造は上流ではなくて下流へ落ちかかった中流の思考回路なので、モノが屈折して見えるのだろう。いやいやモノゴトを見るために飛び跳ねて一瞬だけ見た光景なのに全てを理解したツモリで喋り捲っているだけかもしれない。それでもヒラメの様に底にいるくせに上だけ見て分かっているフリをするよりマシだろう。なんて凝縮された師の言葉を曲解しているからあの成績で卒業したのだ。

 訳の分からない戯言はヨコにおいといて、連絡してきた宿に妙見温泉の石原荘がある。実は何も知らなかったが石原荘は有名な宿らしい。加賀屋で気付いたが良い宿はただ泊まるだけでは勿体無いので早めにチェックインして宿そのものを楽しんでみよう。霧島を見てから石原荘に行くので霧島の風景が素晴らしかったら・・・。
迷うようにも思えるが風景・景色を満喫するのが私の旅、この時節雨が降ってもガッカリしないで宿でも楽しめるという気持で行きましょう。

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1 コメント

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三千枝さんは鹿児島の地、血 (上釜 直樹)
2007-07-10 13:10:31
一月遅れで私たちも鹿児島空港へ下ります。8月の8日です。
三千枝さんのお父さんは鹿児島出身だったと以前聞いた事があるような無いような。

妹さん達を交え鹿児島の温泉巡りは羨ましい!

私たちも来年から出来そうですが。
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