「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



例の秋月DCコネクタDIPキット。正解を発表。

左が正解。

これならシルクにプラス/マイナスがちゃんと
見えるんだけど、やっぱオフセットして取り付た
方が、ブレッドボードアクセサリとしては便利
な気がするんだけどな…


あまりに寒いので、暖房器具についてここんところ
色々と調査。

確か、音、光、熱源(加熱/冷却)、動力源、演算…
これをエネルギーが少ない順に並べるとたしか
演算、音、光、動力、熱源となるんじゃないかと。

電気に限った話じゃないけど、熱源はとにかく
すげぇエネルギー食うんだから、寒がりのオイラ的
には熱源確保できないと困るわけ。

石油にしても天然ガスにしても化石燃料は永遠に
使えるもんじゃないし、今後は値段が上がる一方
のはずだし、ウラン/プルトニウムが燃料の原発は
あんな調子だし、トリウム炉はまだ実用にはならない
だろうし、原発の燃料だってせいぜい100年はもたない。

風力は安定供給とコストがアレだし、地熱発電は
建設地の問題があるし、水力もモロモロあるし、
太陽光発電もコストと安定供給がナニだし…で良い
もの無いなぁと思ってたところ。バイオエタノール
も、でんぷんの類しか使わない前提だと、セルロース
が持つ化学エネルギーが超モッタイナイ。


で、ふと、思い出す。

太陽光を炭水化物という化学エネルギー源に置き換える
高効率大規模プラントは日本中の山の中にあるじゃん。
それを熱源に…。で、木材を燃料としたストーブに
ついて調査。

http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-1267.html?page=2
http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-1267.html?page=3
ロケットストーブって言うのがあるらしい。これまで
の薪ストーブは木から発する木ガスを有効に燃やせ
なかったんだけど、これは有効に燃やすことができて、
従来と同じ燃料の量でも3~5倍の熱量を発することが
できるらしい。おぉ!科学の進歩!

しかもこのページの写真の様に、既存の時計型
ストーブにちょっと手を加えるだけでも作れるっぽい。

肝になるのは、燃焼室から上に向かって伸びる
ヒートライザーという部分を設けることで、ここを
外と断熱することによって高温を保ち、上昇気流を
起こすことで外から新鮮な酸素を取り込み続け、
木ガスを高効率に燃やすみたい。一酸化炭素も
殆ど出ない。出ても強制的に煙突から排出。
なるほど。

で、そもそも木が燃えるってどんな感じなのよ?
で、調べてみる。
http://a-msr.com/e0508-sinnkai.y.htm
もともとの木が持つ化学エネルギーのうち、木ガス
として燃える分が83%?って言うと炭として燃えて
熱を発するのは2割以下ってことだなぁ。炭火って、
熱源としてはイマイチだったのねぇ。

さらに突っ込んでみる。
http://www.eonet.ne.jp/~forest-energy/GREEN%20ENERGY%20FILE/burnsciencenote.pdf
http://www.eonet.ne.jp/~forest-energy/GREEN%20ENERGY%20FILE/woodburnnote.pdf
これらのPDFを眺めると…灯油に比べて木材は炭素の
量が少ないんだな。そもそも石油の硫黄の量は結構
酷いね…。
なにより、木材はカーボンオフセットになるから炭素
の排出量はゼロとみなすことができるはず。3回燃やす
っていうのもなんかすげぇ感じ。欠点は灰とか色々
後始末が要ることってことかな?

薪をくべれば下から燃えて灰になっていく仕組み
だから、長い薪を縦に入れても大丈夫らしい
んだけど、さっきの
http://a-msr.com/e0508-sinnkai.y.htm
これみたいにペレットはないの?って思ったら
http://www.youtube.com/watch?v=UG0acWsivG0
あるなぁ。
ロケットストーブでペレットを燃やしたら
いいんじゃね?と思ってさらに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E8%B3%AA%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88
熱量あたりの単価で見ると、灯油と重油の間くらい
になってるみたい。ほぉ。いいね。


あれだな。ペレットを燃料にして自動で燃料をくべたり
タイマーで消したりすることが出来て、木ガスまで
完全燃焼させられて、灰が普通に捨てられるなら申し分
なしってことかな。
ロケットストーブの肝は新鮮な酸素を送り続ける
ことだったはずだから、それをモータで回す手も
あるのかなぁと思って、廃熱から発電する手を
妄想してみる。

http://slashdot.jp/story/09/02/06/0448255/%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%84%E3%80%81%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%9C%80%E9%AB%98%E5%8A%B9%E7%8E%87%E3%81%AE%E7%86%B1%E9%9B%BB%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%83%A2%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%92%E9%96%8B%E7%99%BA
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2005/pr20050531/pr20050531.html
http://www.tbsradio.jp/stand-by/2011/05/post_3540.html
どうやら、熱量的にも大きさ的にも、ファンを回す
程度の電力は取り出せるっぽい。ってことは、
ロケットストーブの形状にしなくても、ファンで
強制的に酸素を送り込むって言う手もアリな気が
するし、その方が酸素量をセンサー制御で正確に
操れそう。っていうか、ちょっとした電力だって
タービン回さずに取り出せるのかもしれん。

ただ、一酸化炭素漏れのことを考えると、できれば
正圧よりは負圧を保てる方が良いんだけどな。まぁ、
ゼーベック効果で発電させるなら、一酸化炭素
のセンサーもつけておけば良し。


国内の需要すべてを木材から取り出すってなると
日本中の山が禿山になっちゃうだろうから限度は
あるんだろうけど、化石燃料に頼るっていう生活
からは一歩抜けられるような気がするし、国産の
燃料って言うのはなんか良いな。冬だけじゃなくて
夏にもいろいろ使えるようだといいなぁ。発電とか
セントラル給湯とか。
…火をつけてから熱や電気が出るまでの時間に
ラグがあるのか…うーーーん。

まぁ、都市部の家庭用燃料、電源などなどの色んな
ニーズを満たすにはまだまだ時間が要りそうだな。
寒さはしのげそう。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120116-00000007-jij-soci
不確定性原理に例外?どんな例外なんだろう?
神がさいころを振らないことがあるってこと
だよなぁ…


http://www.nicovideo.jp/watch/sm1534163?top_flog
この一番最後の「読み人知らず」の話はドキッとする
なぁ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120116-00000679-yom-soci
食べログだのヤフー知恵袋だの、この手の「集合知」
には意図的/意図的でないに関わらずかならず
ノイズが乗るっていうことは誰もが知ってること
なんじゃなかったのかな?いまさらナニを騒いで
いるのやら?と思うんだけど。
それを踏まえて行間を読むメディアリテラシーを
持つ人と持たない人が居る、という事実の方が
問題だったんじゃなかったのかなぁ?





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